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エリトリア
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● 滞在時の留意事項
1 国境の治安状況
エチオピアと国境を接する南部国境付近では、埋設された地雷や不発弾が多く残存しているとされています。
また、国境を接するエチオピア・ティグライ州の情勢がエリトリアに波及する可能性も排除できません。
2 各種サービスの制限
(1)エリトリアにおいてクレジットカードを使用することはできません。各種支払いには、米ドルやユーロを現地通貨のナクファに換金して使用する必要があります(ナクファを外貨に換金することはできません。)。
(2)携帯電話の国際ローミングサービスは利用することはできません。また、エリトリアの居住者以外がエリトリアの携帯電話のSIMカードを購入することもできませんので、注意してください。
(3)高級ホテル等ではWi-Fiが使える場所があり、また、市内にインターネットカフェなどもあります。高級ホテルのインターネット回線であっても通信速度は遅く、時折使用不能になる上、閲覧できないサイトも存在します。SNS等へのアクセスも制限されています。
3 旅行制限
エリトリア当局は、主要都市の入口や主要幹線道路上に検問所を設けて、国内での人の移動を監視しています。アスマラ市から25km以上離れる場合には、エリトリア関係省庁から旅行許可証の交付を受ける必要があります。旅行許可証の取得方法については在日エリトリア大使館に確認することをおすすめします(ホームページ:http://www.eritreaembassy-japan.org/index.html )。滞在にあたっては、外務省が別途発出している危険情報等も十分踏まえて対応するようにしてください。
4 写真撮影の制限
政府関連施設、軍事施設及び港・空港の写真撮影は禁止されています(撮影する場合は、情報省に許可申請をする必要があります。)。これら以外の場所で写真を撮る場合でも、あらかじめ付近にいる警察官などに撮影の可否を確認するなどして、無用なトラブルを避けるようにしてください。
5 各種取締法規
(1)政治活動は厳しい取り締まりの対象となり、事実上政権与党以外の政党の結成が禁止される等、政治的自由が厳しく制限されています。身体を拘束されるおそれもあるので、反政府的な言動には注意が必要です。
(2)銃器の所持には、当局の許可が必要です。
6 交通事情
アスマラ〜マッサワ間(輸入物資の輸送を担う重要路線)は道幅が狭く、街灯もほとんどなく、急カーブが連続している山岳部を通過するため、交通事故発生の危険性があります。特に夜間及び悪天候下(紅海沿岸地域の雨期の1月から2月頃にかけて霧がよく発生します。)の移動には、十分気を付けてください。
7 在留届
エリトリアに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在エリトリア日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
8 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、エリトリアで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在エリトリア日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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