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レソト

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● 滞在時の留意事項

1 防犯
 防犯のため、単独での行動や夜間の外出は極力避けてください。特に女性の一人歩きはしないようにしてください。現地在留の日本人でも、白昼に人通りの多い場所で強盗被害に遭うケースが発生しています。また、レストランでの強盗被害もありますので、貴重品や多額の現金を外出時に携行することは避けてください。

2 交通事情
 車が唯一の交通手段であり、朝夕の出勤・帰宅時間には道路が混雑します。首都マセルの道路及び主要幹線道路は徐々に整備されていますが、首都を離れると未舗装の道路が多く、また、動物が道路上に出没することがあります。都市部以外の道路を夜間走行することは極めて危険ですので避けてください。

3 運転時の注意事項
(1)車は日本と同じ右ハンドル、左側通行です。外国人は、国際運転免許証、または外国大使館が発行した英文翻訳証明書を付した外国の運転免許証で運転できます(英語で記載されている外国の運転免許証(米、英、豪等)には翻訳証明書は不要です)。レソトには日本国大使館がありませんので、日本の運転免許証で運転する場合には、在南アフリカ共和国日本国大使館など最寄りの日本国大使館等で英文翻訳証明書(自動車運転免許証抜粋証明)を取得する必要があります。日本の運転免許証(翻訳証明書付)を所持する場合、レソト入国から最長6か月間まで運転を許可されますが、レソト政府は、1か月以上レソト国内に滞在する場合は、運転免許証の切り替えを推奨しています。運転免許証の切り替えは、レソト交通・運輸省にて可能であり、その際には日本の運転免許証(翻訳証明書付)、旅券のコピー及び滞在許可証(もしくは、労働許可証かレソトID)が必要となります。
(2)自動車運転中はドアを必ずロックし、助手席など外から見えるところに貴重品を置かないようにしてください。また、見知らぬヒッチハイカー等は乗せないでください。

4 宿泊先の注意点
 マセルでは、安全面等において日本人の宿泊に適するホテルや施設の数は限られており、また、地方ではほとんど見あたりませんので、宿泊先は慎重に選定・確保することをお勧めします。

5 在留届
 レソトに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在南アフリカ共和国日本国大使館(レソトを兼轄)に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送によっても行うことができますので、在南アフリカ共和国日本国大使館宛てに送付してください。

6 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )への登録をお願いします。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、レソトで事件や事故、自然災害等が発生し、在南アフリカ共和国日本国大使館(レソトを兼轄)が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

7 ハーグ条約
 レソトは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が元の常居所地国に返還されることとなります。詳しくは、ハーグ条約についての詳細(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html )をご参照ください。


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