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マリ

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● 滞在時の留意事項

 真にやむを得ない事情でバマコに滞在する場合、「在留届」または「たびレジ」の登録を必ず行ってください。また、事前に民間警備会社等の安全対策の専門家に相談を行う等、必要な安全対策を講じるとともに、滞在中はテロ・誘拐など不測の事態に巻き込まれることのないよう常に最新の関連情報の入手に努めるなど、自らの安全確保に十分注意してください。

1 身分証明書の所持
 外出時には必ず身分証明書を携行するようにしてください(旅券が最も有効です)。警察による検問を受けた際、身分証明書を所持していない場合には身柄を拘束されるおそれがあります。

2 立入制限等
 軍事施設や政府機関の敷地に無断で立入ることはもとより、不用意に近づかないようにしてください。また、同施設や警察による検問の状況等は絶対に撮影しないようにしてください。職務質問を受けることや、場合によっては連行されることがあります。

3 交通事情
 車両は右側通行です。信号や道路標識、横断歩道といった交通安全対策が十分に整備されておらず、歩行者や荷車を引く人の飛び出しが多いため、車を運転する際は注意してください。また、全体として整備不良車が多く、無謀な運転をする運転手が多いので、歩行する際も注意が必要です。なお、雨季においては、各所で道路が冠水し、深みにはまった車輌が立ち往生するなど、道路整備は不十分な状況です。

4 交通事故発生時の対応
 交通事故を起こした場合は、警察へ連絡し警察官の到着を現場で待ってください。その際、警察官の到着前に車輌を移動させないでください(警察官による現場検証が実施できなくなります)。また、事故現場には野次馬が集まり、事故に便乗した暴行や盗難等の二次被害を受けるおそれがあります。警察官到着待ちの待機中も自身の安全対策に努め、身の危険を感じた場合はただちにその場を離れて最寄りの警察署へ移動してください。

5 在留届
 マリに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく、在マリ日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の提出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送によっても行うことができますので、在マリ日本国大使館宛てに送付してください。

6 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、マリで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在マリ日本国大使館が行う安否確認にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。


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