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マラウイ

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● 滞在時の留意事項

1 写真撮影
 軍事施設、大統領官邸、空港内立入制限区域、マラウイ政府関係および外交使節等の建物に対する写真・動画の撮影は禁止されています。

2 違法薬物・銃剣類
 麻薬は所持しているだけで処罰されます。絶対に関わらないでください。また、銃剣類の所持には許可が必要です。

3 電力事情
 慢性的な電力不足により停電が頻繁に発生します。地域によっては半日以上停電することがありますので、懐中電灯やモバイルバッテリーのご準備をおすすめします。

4 交通事情
(1)一般事情
 マラウイでは、近年急激に一般車両が増加し、都市部では交通渋滞も発生しています。整備不良の車両や、交通規則を守らない運転者が多く見受けられるため、交通事故に巻き込まれないよう十分な注意が必要です。
 車は左側通行です。道路標識は日本とほぼ同じですが十分に掲示されていません。信号機や横断歩道も少ない上に、歩行者の飛び出しが多いため、車を運転する際は注意が必要です。
 また、道路環境も劣悪で、リロングウェの幹線道路でさえも至る所に穴が空いている状況です。加えて、車両の整備不良、速度超過、飲酒運転、逆走、乗合タクシーの強引な割込みなどによる交通事故が発生しています。
 なお、車両保有者の大半が自動車保険(任意)に加入していないため、被害に遭っても補償を受けられない場合がほとんどですので、自身で十分な補償を受けられる海外旅行保険に加入することを強くおすすめします。

(2)レンタカーの利用
 前述のようにマラウイの交通事情は劣悪であることから、レンタカーを利用する際は運転手付きで手配することをおすすめします。また、整備不良の車を貸し出す業者もいるため、必ず車両点検を実施し、不良箇所が無いことを確認してから借りてください(点検を怠ると返却時にトラブルになる場合があります)。なお、レンタカーを自分で運転する場合は、自動車保険への加入をおすすめします。

(3)交通事故発生時の対応
 事故が発生した場合は、必ず警察へ通報し、警察官が到着するまで車は移動しない等(他車の交通の妨げにならない場合)警察の指示に従ってください。他方、車両の移動が必要となった場合は、可能な限り移動前の状況を写真に撮ったり、両者が合意した上で行ってください。ただし、野次馬が集まり暴力を受けるなどの危険を感じた場合は、ただちにその場を離れて警察署へ向かってください。なお、負傷者がいる場合には、救護活動の放棄とみなされないためにも、同乗させた上でともに行動してください。

(4)ミニバス(マラウイの主要交通機関)
 過度な定員オーバーや整備不良、乱暴な運転等によりミニバスの交通事故が頻発しています。夜間の利用を極力避けるとともに、過度な乗客数や異常な音・車体の傾きのある車両の利用は避けるようにし、乗車後も乱暴な運転をしている時は、別のミニバスに乗り換える等の注意が必要です。遠距離移動にはミニバスを利用せず、遠距離専用大型バス(AXA、SOSOSO)を利用することをおすすめします。

5 在留届
 マラウイに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在マラウイ日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送、Eメールによっても行うことができますので、在マラウイ日本国大使館宛てに送付してください。

6 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、マラウイで事件や事故、自然災害等が発生し、在マラウイ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。


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