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ベナン
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● 滞在時の留意事項
1 身分証明書の携帯義務
日本人を含む外国人は、旅券(または滞在許可証)の常時携帯が義務付けられており、不携帯の場合には警察等による取調べを受けることとなります。短時間の外出でも、身分証明書の携帯を忘れないでください。
2 写真撮影
空港、政府および軍の関係施設では写真撮影が禁止されています。また、それ以外の施設でも、許可を受けずに撮影しようとする場合には、トラブルになる可能性があります。市民を写真撮影する際には、必ず本人の許可を得た上で行い、拒否された場合には無理に要求することや隠し撮りをすることのないようにしてください。
3 違法薬物
ベナンの治安当局は、薬物事犯の取締りに重点を置いており、陸海空のいずれの経路においても厳重な取締りが行われています。違法薬物の所持等については重罰に処せられます。保持、使用、または入手を試みることは絶対にしないでください。
4 交通事情等
(1)犯罪被害や交通事故のリスクを回避するため、夜間の移動はできるだけ車両(自家用車、政府の認可を受けているベナンタクシー、信頼できる友人や同僚の送迎等)を利用してください。
(2)ベナン全土において交通事故が多発しています。一般的に車両整備状況および運転マナーが劣悪であるほか、無免許運転も横行しています。一時不停止や一方通行の逆走等、自動車やバイクが定められた以外の方向から飛び出してくることは日常茶飯事です。過去には自転車や徒歩で移動中の日本人が事故に巻き込まれたケースもありますので、車両乗車時以外にも周囲に注意して、事故に巻き込まれないよう心掛けてください。
(3)電車や地下鉄の公共交通機関はなく、ゼミジャン(バイクタクシー)のように、主にバイクが市民の足となっていますが、ゼミジャンによる事故が多発しており、転倒時に負傷する可能性が高いことから、利用はおすすめできません。
5 その他留意事項
ベナン警察は、犯罪検挙のために発砲するケースが多くみられます。警察官は自動小銃を所持しており、使用時には、周囲の人も流れ弾に当たる危険性が十分に考えられるので注意が必要です。
6 在留届
ベナンに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在ベナン日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
7 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ベナンで事件や事故、自然災害等が発生し、在ベナン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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