=-=-=-=-=-=-=-=

コンゴ民主共和国

=-=-=-=-=-=-=-=
● 滞在時の留意事項

1 一般的留意事項
(1)コンゴ民主共和国は国土が広大(日本の6.2倍)で、内陸部の交通手段、通信、宿泊施設等は整備されていません。このため、万一、病気・事故等のトラブルが生じた場合でも、迅速な対応ができない等、種々の困難が予想されます。したがって、入国前に「たびレジ」に登録し、、短期の滞在であっても、現地で通信可能な携帯電話を確保しておく等の十分な準備が必要です。
(2)大統領府周辺の官公庁では、朝夕(午前7時30分頃と午後6時頃)の国旗掲揚および降納の際には、歩行者はその場に立ち止まり(直立不動)、走行車両は停車して終了を待つ必要があります(これを守らない場合は警察から尋問を受け、謝罪させられることがあります。)。
(3)大統領の移動時には、警護用白バイを先頭に長蛇の車列が街中を通過します。車列を確認した際は、歩行者は歩みを止め、走行車両は道路脇に停車しなければなりません。また、首相等要人の移動時も、護衛車両を伴い、高速で無理な走行・追い越しをすることがあります。こうした車列に遭遇した場合は、無理な運転による接触事故に巻き込まれないよう注意が必要です。

2 取材活動
 報道関係者等が取材を行う場合は、事前に政府の許可を得る必要があります。ただし、取材許可を得ていても現場の警察官から制止される場合がありますので、無用なトラブルを避けるため、その指示に従うことをおすすめします(金銭を要求される等の不当な扱いを受けた場合は在コンゴ民主共和国日本国大使館までご連絡ください。)。

3 写真撮影
 携帯電話での撮影を含む写真撮影には十分な注意が必要です。空港を含む軍関連施設や大統領官邸等の公共施設、国境地域(コンゴ川を含む)の撮影は政府の許可が必要です。それ以外の場所であっても、軍人や警察官に公共の場所で撮影しているところを目撃された場合、記憶媒体やカメラの没収、機材の破壊、身柄を拘束される等の可能性があります。

4 在留届
 コンゴ民主共和国に3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第、遅滞なく在コンゴ民主共和国日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送によっても行うことができますので、在コンゴ民主共和国大使館宛に送付してください。

5 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、コンゴ民主共和国で事件や事故、自然災害等が発生し、在コンゴ民主共和国日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。


−−−−−−−−−−
トップページ
−−−−−−−−−−