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カメルーン

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● 滞在時の留意事項

1 身分証明書の携行
 警察や軍当局による検問にあたり提示を求められますので、外出時は必ずパスポート等の身分証明書を携行してください。ただし、原本の紛失を避けるためコピーを携行することをおすすめします。なお、長期滞在する場合は、現地の警察でパスポート等身分証明書の原本証明を受けたうえで、そのコピーを携行してください。

2 滞在許可
 短期滞在者で滞在を延長する合理的な理由のある場合は、カメルーン入国後1度だけ査証の更新申請をすることができます。延長できる滞在期間は最長で3か月です。それ以上の長期滞在を希望する場合は入国後に移民局で別途滞在許可証を取得する必要があります。

3 写真撮影の制限
 空港、港湾、軍・警察施設、大統領府付近での写真撮影は固く禁止されており、違反した場合は、警察などに身柄を拘束され、記録媒体等を没収されます。

4 違法薬物
 麻薬等、違法薬物犯罪に対する罰則は厳しく、禁固刑もしくは罰金刑、またはその両方が科されます。絶対に関わらないでください。

5 不法就労
 不法就労者およびその雇用者双方に罰則があります。就労する場合は労働許可、外国人を雇用する場合は外国人雇用許可等の取得が必要です。

6 集会の制限
 公共の秩序を乱すような集会は禁止されています。

7 銃器所持の禁止
 銃器の所持は禁止されています。

8 交通事故
 交通事故が多発しています。信号や歩道等の交通インフラが不足していることに加え、車両の整備不良に起因する交通事故が多発しています。また、長距離バスのスピード超過により一度に多数の方が死傷する事故が目立つほか、交通規則を無視した乱暴な運転による交通事故が多発しており、社会問題となっていますので十分注意してください。

9 近隣国の治安等
 カメルーンと国境を接するナイジェリア、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、ガボンおよび赤道ギニアのテロ・治安等の情勢にも注意してください。

10 在留届
 カメルーンに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在カメルーン日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。

11 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、カメルーンで事件や事故、自然災害等が発生し、在カメルーン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

12 その他留意事項
 イスラム教では金曜日が集団礼拝の日ですが、その機会を利用して、政治的スピーチやデモが行われ、それが大規模化、暴徒化する場合がありますので、特に金曜日には不用意に宗教施設等に近づかないようにしてください。


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