=-=-=-=-=-=-=-=
エチオピア
=-=-=-=-=-=-=-=
● 滞在時の留意事項
1 写真撮影
警察署等の政府施設、軍事施設、橋の写真を無断で撮影することは法律で禁じられており、発見された場合、エチオピア警察により逮捕されます。
2 違法薬物等
違法薬物の所持、使用、輸入等は禁止されており、違反者は厳しく罰せられます。
なお、エチオピアには、チャット(カート)という植物を咬む風習があります。特に祭事などで人が集まったときに嗜好品のように使用を薦められることがありますが、この植物には麻薬成分が含まれており、エチオピアを含む一部の国を除いて、違法あるいは危険薬物に指定されています。薦められた物が何かよく判らないときは、不用意に使用しないようご注意ください。
3 銃器
アディスアベバを含む国内には、自衛の目的や家畜を守るためにライフル銃が出回っています。銃の使用による被害を避けるため、夜間の外出は控え、軽微なトラブルや些細な口論も避けることが肝要です。
4 交通事情
(1)近年の交通量の増加に伴い、交通事故発生件数も増加傾向にあります。エチオピア国内は、未舗装の道路が多く、路上の随所に穴が空いていたり、信号機が稼働していなかったりと、交通インフラが整備されていないこともあり、至るところで交通事故が発生しています。また、急発進、急ブレーキ、急な割込みをするドライバーが多く、人や家畜(牛、ロバ、ヤギ、羊等)の飛出しは日常茶飯事です。加えて、道路に大きな石が置いてあることもあるので、車を運転する際は注意してください。
(2)地方へ陸路で移動する場合は、大型バスやツアー会社から車をチャーターすることをおすすめします。乗合タクシー(ミニバス)は頻繁に事故を起こしており、幹線道路において大型トラックとの衝突事故による死亡事案も多く発生しています。
(3)交通事故が発生した場合、近くのエチオピア人が車の周りを取り囲み、加害者を集団暴行する場合があるので、交通事故は起こさないようにすることはもとより、万一起こしてしまい、身の危険を感じた時には、車内に入り内側から鍵を掛け、身の安全を確保してください。
5 クレジットカードの使用及び現金の携行
エチオピア国内では、主要なクレジットカード以外は利用できないことがあります。また、回線の状況により利用できないこともあります。日本国内の銀行やクレジットカード会社と提携しているキャッシュカードやクレジットカードを持っていても、ATMで現金を引き出せないことがありますので、入国の際は米ドルやユーロの現金を持参することをおすすめします。また、エチオピア国内のATMは当地通貨であるエチオピアブルのみ引き出すことが可能です。
6 盗難証明書の取得
滞在中、盗難等により携行品を失った場合には、24時間以内に最寄りのエチオピア警察署へ犯罪被害の届出を行い、エチオピア警察から盗難証明書(保険請求時に必要)の発行を受けることをおすすめします。24時間を超えると届出が受け付けられない場合があります。
7 在留届
エチオピアに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在エチオピア日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
8 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、エチオピアで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在エチオピア日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
−−−−−−−−−−
トップページ
−−−−−−−−−−