=-=-=-=-=-=-=-=

エジプト

=-=-=-=-=-=-=-=
● 滞在時の留意事項

1 在留届
 エジプトに3か月以上滞在する方は、到着後住所または居所が決まり次第、遅滞なく在エジプト日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際にも、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )のご利用をお願いしておりますが、オンライン環境をお持ちでない等、同システムのご利用ができない方は郵送等により届出を行って頂く事も可能ですので、在エジプト日本国大使館領事部にお問い合わせください。

2 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報等を日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、エジプトで事件や事故、自然災害等が発生し、在エジプト日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますし、具体的な渡航予定がなくても周辺国等、他国の安全情報の配信を受けることも可能ですので、併せてご活用ください。

3 写真撮影禁止場所
 エジプトでは、軍関連施設・装備の写真撮影が禁止されているほか、警察施設や政府施設の警備状況も撮影の規制、取締りの対象になります。以上の施設・装備は市街地、観光地にも多数あるので注意が必要です。街頭の軍の装甲車の写真を撮影し、当局に拘束、強制退去させられた例もあります。
 空港、港湾、橋や博物館・美術館及び遺跡の内部が撮影禁止になっている場合もあるので注意してください。
 撮影が許可されている観光地でも、人物を被写体として撮影する場合は、対象者の事前了承を得ることがトラブル防止になります。

4 交通事情
 車、歩行者ともに交通ルールやマナーに対する意識が低いため、通行や運転の際は十分注意してください。また、歩道、車道ともに、大きな陥没や隆起など、整備不良な場所が多いので注意してください。
 オート三輪タクシー(いわゆる「トゥクトゥク」)は車両登録、運転免許の制度が未徹底であることから、10代前半位の若年者が運転していることも珍しくなく、様々な意味で安全上のリスクがある事を認識の上、利用の是非を慎重に検討してください。
 中長距離の移動は、個人経営のマイクロバスの利用は避け、実績のあるバス会社を利用するようにしてください。また、夜間や降雨時の移動は、事故が多いので極力避けてください。
 詳細は、在エジプト日本国大使館作成の「安全の手引き」(https://www.eg.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_safety_handbook_index.html )をご参照ください。

5 海外旅行保険
 エジプトでの外国人向け医療費は安価ではありません。また、状況によっては先進国などへの移送が必要な場合もあり得ます。クレジットカード付帯保険では補償内容が不足する場合もあります。十分な補償内容の海外旅行保険への加入をおすすめします。補償内容が十分でない場合は、他の保険への追加加入も検討してください(国外への緊急移送は1千万円以上を要することがあります)。

6 予防接種
可能な限り、推奨されている予防接種を受けるようにしてください。
 参考:世界の医療事情(エジプト)
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/egypt.html

7 アウトドアスポーツ
(1)マリンスポーツ
海水浴やダイビング中の事故が報告されています。遊泳は、決められた区域で、かつ監視員がいる場所で行ってください。ダイビングは、信頼できるガイド、インストラクターの下で行うなど、安全に十分注意してください。
(2)その他
エジプトでは、その他にも各種のアウトドアスポーツなどを体験することができますが、実施にあたっては、信頼できるオペレーターかどうか、また、事故に関する補償条件等の有無をしっかり確認した上で判断してください。


−−−−−−−−−−
トップページ
−−−−−−−−−−