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タヒチ
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● 滞在時の留意事項
1 パスポートの管理等
(1)タヒチには日本の在外公館(大使館、総領事館など)はなく、タヒチにおいてパスポートを発給することはできません。タヒチへの渡航に際しては、パスポートの有効期間が十分残っているかを渡航前に確認するとともに(入国審査にあたり少なくとも3か月以上の残存有効期間が必要)、滞在中は紛失したり盗まれたりしないよう管理を徹底してください。
(2)パスポートを紛失した場合には、パペーテ市では警察署(Police)およびファアア国際空港の国境警察署、パペーテ市以外の地域では憲兵隊(Gendarmerie)から「盗難・紛失証明書」を入手し、帰国の際、ファアア国際空港の国境警察署に同証明書を提出の上、出国申請してください。日本へ直行便で帰国する場合のみ、パスポートがない状態でも日本への出国が許可されています(第三国への出国は認められません)。
なお、国境警察への出国申請などについてお困りの場合には、在ヌメア領事事務所及び在パペーテ日本国名誉領事(以下「緊急時の連絡先」ご参照)に相談することができます。
2 交通事情
車両の通行は、日本とは異なり右側通行です。観光などの短期滞在の場合、日本の国際運転免許証を所持していれば運転できますが、慣れない交通事情や操作上の違いもあり、交通事故には十分注意してください。自動車保険に加入することをおすすめします。
3 マリンレジャー、海水浴
(1)タヒチには多数のサーフィンやスキューバダイビングスポットが存在しますが、サーフィンやダイビング中の事故が発生していますので、注意してください。
(2)海水浴中に海で溺れる事故が発生していますので、注意してください。
(3)珊瑚で足を切る、海底にいるエイに刺されるなど、海水浴中の怪我が発生していますので、十分注意してください。
4 自然災害
(1)大雨・洪水等
主に1月から2月頃、熱帯性低気圧の影響により大雨が降りやすくなります。その際、川の氾濫などによる洪水が発生する可能性があります。この時期に渡航される方は、天候に関する情報を随時確認してください。特に山の天候は変わりやすく、ハイキング中に急な大雨による鉄砲水が発生する危険性があります。ハイキングをする際には、経験豊富なガイドとともに行動するなど、天候の変化に注意してください。
(2)地震・津波
太平洋地域で地震が発生した場合、仏領ポリネシアへの津波到達の危険性があります。津波警報が発動された際には、速やかに海岸沿いから離れ、高い場所に避難してください。5 ハーグ条約
フランスは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組みなどを定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り、または留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html
6 在留届
タヒチに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在ヌメア領事事務所に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。
この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
7 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報等を日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、タヒチで事件や事故、自然災害等が発生し、在ヌメア領事事務所が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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