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ソロモン諸島
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● 滞在時の留意事項
1 写真撮影
ソロモン国内では、ほとんどの場所で撮影制限はありませんが、現在も伝統的スタイル(全裸または半裸)で生活している村で写真撮影する場合は、その村の出身者に案内を依頼し、村長に写真撮影の許可を求める必要があります。村へ入る場合には、無用なトラブルを避けるため、写真撮影が可能であるか、あらかじめしっかりと確認することが肝要です。
2 各種取締り
(1)違法薬物
すべての種類の違法薬物について、持込み、栽培および売買は一切禁じられています。外国人が違法薬物を所持していた場合は、1,000ソロモン・ドル以上の罰金、もしくは6か月以内の懲役が科され、その後国外退去を命じられます。麻薬犯罪に巻き込まれないためには、不審な人物には近づかない、安易に中身の分からない他人の荷物を預からないようにする等の注意が必要です。
(2)不法就労
不法就労を行った場合、2,000ソロモン・ドル以上の罰金、もしくは6か月の拘留、またはその両方を科されます。
(3)売買春等
売買春およびポルノ雑誌等の所持は禁止されています。
(4)公共の場でのアルコール摂取
ホテル、レストラン、バーを除く公共の場(路上、公園等)で、ビール等のアルコールを飲むことは法律で禁じられています。
3 交通事情
(1)公共交通機関
ホニアラ市内の交通手段は、自家用車、タクシー、バスがあります。タクシーやバスなどを利用する場合、料金を乗車前に交渉すること、運転手が飲酒をしていないことなどを確認することが重要です(夜間や早朝、週末は飲酒運転が多いので特に注意してください)。
空港までの送迎や市内移動は、ホテルなどで手配することをおすすめします。
(2)自動車の運転
運転する場合は、まず、ホニアラ市内の道路の多くが凹凸の激しい悪路であることに注意が必要です。また、極端に遅く走行する車、スピードを出しながら無理な追い越しや蛇行をする車が混在します。加えて、道路を横断する歩行者が後を絶たないため、急停車する車が多く、また、夜間や雨天時には、特に歩行者の道路横断が見えにくく、一瞬の脇見運転が大きな事故に繋がることがありますので、十分注意してください。
(3)他島への旅行
ホニアラ市(ガダルカナル島)から他島への旅行は、航空機、船外機付きボート、小型フェリーを利用します。この中で一番危険が伴うのは、船外機付きボートで、悪天候下に無理な航行をすることがあるので、天候が不順な時の乗船は控えてください。
2020年4月、サイクロン・ハロルドがソロモンを横断した際には、天候不順かつ警報が発出されている中、無理な航行を行った船舶が座礁し、波にさらわれたソロモン人の死亡事故が発生しています。
航空機は、フライトのキャンセルや時間変更が頻繁にあります。フライト情報を事前に入手するとともに、余裕のある日程にするように留意してください。急な日程変更に備え、最低限の食料や飲料水を携行することをおすすめします。
4 在留届
ソロモンに、3か月以上滞在する方は緊急時の連絡などに必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在ソロモン日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。
この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。
5 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外の在留地から第三国への短期渡航も含む。)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ソロモンで事件や事故、自然災害が発生し、在ソロモン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。
- ○外務省 領事サービスセンター(海外安全担当)
電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902
- ○外務省海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/
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