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バーレーン

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● 滞在時の留意事項

1 身分証の携行等
 バーレーンでは、身分証明書の携行が義務付けられており、違反した場合、300BD以下の罰則があります。外出する際は、パスポートまたはバーレーン政府発行の身分証明書(CPRスマートカード)を携行してください。
 また、車両を運転する際は、運転免許証、車両所有証明書および車両保険証の携行が義務付けられていますのでご留意ください。

2 労働許可の取得
 就労等で滞在する場合は、あらかじめ現地に在住する保証人(日本人の場合、通常は所属する企業が法人として保証人になる)を通じて、バーレーン労働市場規制局(LMRA)のホームページ(http://www.lmra.bh/ )等から、NOC(Non Objection Certificate)および居住許可を含む労働許可(2年ごとに更新)を取得しておく必要があります。またバーレーン到着後は、CPR(Central Population Registry)を取得する必要があるほか、入国後、健康診断書の提出を求められる場合もあります。
 なお、バーレーン国内に保証人がいない場合については、駐日バーレーン大使館(http://www.bahrain-embassy.or.jp/ )にお問い合わせください。

3 写真、動画撮影
 空港、港湾施設、軍事および王族・政府関係施設の撮影は原則禁止となっています。また、女性に対してカメラを向けることはトラブルの原因になりますのでご注意ください。

4 警察官等への不敬行為
 バーレーンは官憲の権限が強く、官憲側に対して不敬な態度をとると身柄を拘束される可能性があります。警察官や入国管理官等に対する不敬な態度や言動をとることは慎んでください。

5 違法薬物
 違法薬物の所持および売買等は違法であり、違反者に対しては死刑や禁錮刑等重い処分が科される場合もあります。

6 デモ・集会
 国民の多数を占めるシーア派住民の居住区内(※古い建物が多い、落書きがある、黒い旗が掲げられている等の特徴がある)においては、デモや集会が週末を中心に実施されており、時折、火炎瓶の投擲やタイヤ放火、道路封鎖等の過激な行動も見られます。つきましては、昼夜を問わず、こうした地区に立ち入ることは避け、デモ隊や群衆に遭遇した場合、爆発音を聞いた場合または不審者や不審物、不審車両を発見した場合などは、直ぐにその場を離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう自身の身を守る安全対策をとってください。

7 交通事情
(1)車両は右側通行です(日本と反対)。速度制限は通常60km、標識があればそれに従った速度(40km〜120km)となっています。日本には少ないラウンドアバウト(環状交差点)が多くあります。ラウンドアバウトでは内側にいる車両が優先です。

(2)運転マナーは悪く、車線を守らない、ウィンカーを出さずに曲がる、無理な割り込みや追い越し、後方からの「あおり」運転、速度超過等が多く見られます。運転時には、制限速度を守る、車間距離を十分取るなど、安全運転に心がけてください。また、飲酒運転は禁錮刑となる厳しい罰則があります。

(3)交通事故に遭遇した場合は、199(交通警察)に連絡して警察官の指示にしたがってください。けが人がいる場合は、999(救急)にも連絡してください。

(4)市内の主な交通手段としては、タクシーとバスがありますが、バスは外国人労働者が多く利用しておりスリ等の被害が多発しています。タクシーの中には、料金メーターを使用せず不当に高額な運賃を請求する運転手がいるので注意が必要です。 なお、アプリから予約可能なウーバー(Uber Taxi)が普及しています。
 
8 在留届
 バーレーンに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡等に必要ですので、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )を通じて、在バーレーン日本国大使館に「在留届」を提出してください。日本から転居する場合には、住所が決まっていなくても、日本出発の3か月前からオンライン提出が可能です。この他、住所その他届出事項に変更が生じたときは「変更届」を、日本への帰国や他国に転居する際には「帰国・転出届」を、在留届電子届出システムを通じて必ず提出してください。

9 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報等を日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、バーレーンで事件や事故、自然災害等が発生し、在バーレーン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。


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