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カンボジア

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● 滞在時の留意事項

1 カンボジアの法令遵守
 当然のことですが、カンボジアの法律を犯した場合、カンボジアの法律に則り処罰されます。カンボジア滞在中はカンボジアの法律を遵守してください。
(1)麻薬などの違法薬物
 麻薬等違法薬物の所持、使用、取引は禁止されており、違反した場合は、終身刑に処されることもあります。麻薬や違法薬物には絶対に手を出さないでください。

(2)売買春、ポルノ写真撮影
 カンボジアでは売買春は禁止されており、18歳未満の者に対する売買春やわいせつ行為はより厳しく罰せられます。また、ポルノ写真の撮影も禁止されています。

(3)代理出産
 代理出産は、「いわゆる代理母による子の出産(代理出産)」を禁ずる保健省令により、禁止されています。

2 旅行制限
 外国人に対する旅行制限は特にありません。

3 写真撮影の制限
 軍・治安機関施設や空港周辺の「撮影禁止」の表示がある区域では、写真の撮影は控えるようにしてください。
 なお、プノンペン及びシェムリアップのアンコールワットの敷地内でのドローンの使用は禁止されています。ドローンによる撮影を行う場合には、事前に許可を取得してください。

4 地雷埋設地域
 バッタンバン州、バンテイミアンチェイ州、オッドーミアンチェイ州などのカンボジア北西部では、毎年、内戦時代に敷設された地雷による死傷者が出ています。他にも地雷が残っている地域がありますので、農地や森林などには決して立ち入らないでください。
 地方の都市や州を訪問する場合は、以下の「危険情報:カンボジア」にも目を通すようにしてください。
 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2018T059.html#ad-image-0 

5 交通事情
(1)道路交通事情と注意点
 カンボジアでは、車両数の増加に法規制や交通教育が追いついておらず、全般的に交通ルールの遵守意識が著しく低く、また運転手の技術も未熟であることが多く交通事故が多発しています。反対車線の走行、車線のはみ出し、飲酒運転、信号無視(歩行者及び自動車)、バイクによる歩道走行、違法駐車などは常時発生していますので、歩行時や運転時にはこうしたことを念頭に、基本的に相手が交通法規を守っていない前提で細心の注意を払う必要があります。
 また、夜間は市街地を出ると照明が少なく見通しが悪いため、道路の陥没や人や動物の飛び出しなどに対応できず思わぬ事故に巻き込まれることがありますので、運転を伴う夜間の移動は極力控えるようにしてください。

(2)長距離交通路線
 カンボジア国内では、観光客が公共交通手段を使ってスムーズに移動できるルートは、首都プノンペンからシェムリアップ、シアヌークビルを結ぶ空路やバス路線などに限られ、他の地域への移動手段はまだ発達していません。シェムリアップなど地方を結ぶ交通手段の多くは、古いバスやワゴン車が多く、整備不良車も少なくありません。事故や故障の可能性がありますので、ご利用される場合には、バス会社の選択に十分注意が必要です。また、場合によっては、旅行会社などを通じた運転手付きの車両を利用することもご検討ください。 都市や周辺国との間を結ぶ水上ボートもありますが、予約する前に救命胴衣などの装備が完備されているかを必ず確認してから利用してください。

(3)都市内
 料金トラブルを避けるためにも、流しのタクシーの利用はできるだけ避けるようにしてください。プノンペンにおいては公共のバスなども運行されています。その他の州では、公共バスなどの交通機関がないため、トゥクトゥクなどが主な移動手段となります(タクシーやトゥクトゥクを予約できるスマートフォンのアプリがあります。)。

(4)交通事故
 カンボジアでは、日本人の交通事故被害が発生しており、その多くが長距離バスや船舶におけるものです。これらの乗り物は、定員を超過して搭乗させていたり、整備不良であったり、救命胴衣の設置数など安全基準を守っていないことがありますので、事前に確認した上で乗るようにしてください。

【 交通事故に巻き込まれた際の対応手順 】
ア 警察を車内で待ち、警察の指示に従うようにしてください(二次被害の恐れがあり移動が可能な場合は車外に出て安全な場所まで避難してください)。
イ 怪我をした場合には、まずは治療を最優先としてください。警察(場合により、警察の指示を受けたバス会社や旅行会社など)が救急車を呼んでいる場合、その救急車で病院に赴き、治療を受けてください。
ウ 保険会社や旅行会社に連絡し、治療や支払いについて報告及び相談をしてください。
エ 保険会社の案内などに基づき、事故証明書などの書類を警察または関係機関から取得してください。
オ 病院や警察の連絡先が分からない場合や手続きにおいて困ったことなどがあれば、大使館・領事事務所にご連絡ください。

6 火災等への備え
 カンボジアでは急速な経済発展に法整備が追いついていないうえ、日本と比べ防災意識も低いこともあり、商業施設や公共機関であっても建物の維持管理が杜撰なことが多く、こうしたことを原因とした漏電による火災や事故などが頻発しています。
 2022年12月には、地方都市にある大型カジノ施設で漏電を原因とする火災により外国人多数を含む数十名の死傷者が生じた事故も発生していますので、屋内施設(レストランやショッピングモール含む)に外出の際はまず避難口を確認するなど、異常を感知した際の避難が速やかにできるよう注意を怠らないようにしてください。

7 在留届
 カンボジアに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等の際に必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく、カンボジア国内の滞在先を管轄する大使館または領事事務所に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。
なお、在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めします。

8 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、カンボジアで事件や事故、自然災害等が発生し、カンボジアにある日本国大使館・領事事務所が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。


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