モナコ | Monaco > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1 モナコの治安は比較的良好であり,強盗や殺人等の凶悪犯罪は多くはありません。しかしながら,盗難等の被害に遭う可能性があります。具体的には,手荷物の管理に注意する(特に,公共交通機関関連施設,ディスコ,カジノなどの遊技場),宿泊施設の施錠を確認する等の一般的な注意を怠らないようにしてください。

2 これまでに,モナコにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


1 フランスとモナコの間では基本的に出入国審査はありません。

2 観光目的での90日以内の滞在については,査証は不要ですが,モナコに入国する外国人は,滞在期間の長短にかかわらず,滞在期間中,有効なパスポート(入国時に有効残存期間3か月以上必要)を所持している必要があります。また,90日以上の滞在の場合は,事前に最寄りのフランス大使館においてモナコ長期滞在査証を取得してから入国してください。なお,この査証を取得して入国した場合は、公安当局の長期滞在者担当局において滞在許可証の申請を行う必要があります。

3 モナコでは,モナコ政府の発行する労働許可証を取得していない外国人が就労することはできません。不法就労者に対しては,6日~1か月の禁固刑及び罰金刑が科せられます。

4 モナコはシェンゲン協定に加入していませんが,シェンゲン協定加入国から入国することが殆どですので,次の事項もご一読の上,あらかじめご注意ください。

(1)シェンゲン協定域外から域内に入る場合,最初に入域する国において入国審査が行われ,その後のシェンゲン協定域内の移動においては原則として入国審査が行われません。
 しかし最近,ドイツ以外のシェンゲン協定域内国に長期滞在を目的として渡航した邦人が,経由地であるドイツで入国審査を受ける際に,ドイツの入国管理当局から(ア)最終滞在予定国の有効な滞在許可証,(イ)ドイツ滞在法第4条のカテゴリーD査証(ナショナル・ビザ)(注),又は(ウ)同D査証に相当する滞在予定国の長期滞在査証の提示を求められ,これを所持していないために入国を拒否される事例が発生しております。
 このため,現地に到着してから滞在許可証を取得するということを予定している場合には,注意が必要です。
 ドイツ以外の国では同様の事例は発生しておりませんが,シェンゲン協定域内国での長期滞在を目的に渡航する場合には,滞在国及び経由国の入国審査,滞在許可制度の詳細につき,各国の政府観光局,我が国に存在する各国の大使館等に問い合わせるなどし,事前に確認するようにしてください。
(注)ドイツ滞在法第4条カテゴリーD査証:ナショナル・ビザ
 ドイツに3ヶ月以上長期滞在する場合のビザ。同ビザ保有により,(1)ビザの発給目的によってドイツでの永久ないし一時滞在,(2)シェンゲン協定域内国のトランジット又はドイツへの入国許可を取得。

○シェンゲン協定域内国:26カ国
 アイスランド,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,ルクセンブルク,リヒテンシュタイン

(2)シェンゲン協定加盟国間の国境(陸路)における出入国管理及び税関は原則廃止され,自由に移動ができます。また,空港における審査も一般的には簡素化されています。
 但し,治安対策等のため,特にルクセンブルクから列車を利用して隣国との国境を越える場合,車内で警察による旅券(パスポート)検査や所持品検査が行われることがあります。

(3)シェンゲン領域内の移動に際しては,入国審査の有無にかかわらず,日本国旅券を常に携行する必要があります。シェンゲン領域内において,旅券を紛失(盗難を含む)した場合には,速やかに旅券を紛失した場所(国)において,現地警察などへの届出及び最寄りの在外公館にて旅券(または帰国のための渡航書)の発給手続きをするように留意してください。

● 滞在時の留意事項


1 モナコには日本の在外公館(大使館,総領事館等)がなく,在フランス日本国大使館(電話:(33-1)-4888-6200)が兼轄しています。

2 モナコでは,車両は右側通行(ハンドルは左側),市内では制限速度が時速50キロメートルとなっています。また,夏季は二輪車の割合が多くなりますので,運転の際には注意が必要です。なお,日本人が同国で自動車を運転する場合には,国際運転免許証を所持している必要があります。

3 軍事施設,宮殿,モンテカルロのカジノでは一部立ち入りが禁止されている区域があります。また,制限区域内では,写真撮影が禁止されています(事前に許可を取得している場合を除く)。

4 モナコは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

5 在留届,たびレジ
(1)長期滞在者
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在フランス日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在フランス日本国大使館まで送付してください。

(2)短期渡航者
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

● 風俗、習慣、健康等


1 衛生事情も良く,医療レベルも高水準ですが,フランス同様病院での診察料・入院費は日本と比較するとかなり高額ですので,万一に備え,必ず海外旅行保険に加入することをお勧めします。

2 ビーチやプールを除いて,水着や上半身を露出した恰好,裸足で歩行することは禁止されています。

● 緊急時の連絡先


◎消防署 18 又は 9315-6008
◎警察  17 又は 112
◎救急車 18
◎病院 Centre Hospitalier Princesse Grace 9798-9900
◎モナコ政府観光局 9216-6116
(モナコ国外からは,国際電話番号+377+国内電話番号)
◎在フランス日本国大使館 +33-1-4888-6200

(問い合わせ先)


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(外務省代表)03-2580-3311(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地日本国大使館)
○在フランス日本国大使館
  住所:7 Avenue Hoche 75008 Paris France
  電話:(市外局番01)-4888-6200(代表)
   国外からは(国番号33)1-4888-6200
  FAX:(市外局番01)-4227-1420(領事部直通)
   国外からは(国番号33)1-4227-1420(領事部直通)
  ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/
 ※モナコは在フランス日本国大使館が兼轄しています。