サントメ・プリンシペ | Sao Tome and Principe > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1 サントメ・プリンシペの政治情勢は比較的安定していますが,2009年2月にはクーデター未遂事件が発生しています。また,同国は最貧国の1つであり,失業率は高水準にあります。さらに,生活必需品や食料の不足も生じていることから,これらを要因とするデモ等が発生する可能性も排除されません。
 このほか,首都サントメのホテルや中央市場周辺では,強盗,スリ,自動車盗難等の犯罪が増加しており注意が必要です。なお,同国を訪れる日本人は少ないこともあり,日本人に対する犯罪被害は報告されていません。

2 日本とは異なる治安状況を認識し,自覚ある行動を心掛けることによって,犯罪に遭遇するリスクを最小限にする努力が極めて重要となります。主な防犯対策は以下のとおりです。

(1)外出の際には身の回りの安全に十分に気をつけ,昼間であっても裏通りを通行することは避けてください。また,夜間の外出は必要な場合を除き,極力避け,徒歩での移動も避けて下さい。酒場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りも控えてください。
(2)多額の現金や貴重品は持ち歩かず,スマートフォン,タブレットを手に持ったままの歩行や,目立つ装飾品を身につけての外出は控えてください。また,バッグ類を持ち歩く場合は,道路の反対側にバック類を持つなど,ひったくりに十分注意してください。
(3)自動車に乗車中はドアを必ずロックし,窓は開けないようにしてください。
(4)万一犯罪に遭遇した場合には,生命の安全を第一に考え,犯人が凶器や銃器を所持しているような場合,抵抗しないことが非常に重要です。
(5)政治情勢によっては,デモ隊が暴徒化したり,デモ隊と治安機関との衝突に巻き込まれるおそれがあり,大変危険ですので,デモや集会などにはむやみに近寄らないようにしてください。また,万が一,デモ等に遭遇した場合には,速やかにその場から離れてください。

3 これまでに,サントメ・プリンシペにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でもテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロも発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。




● 査証、出入国審査等


(手続きや規則に関する最新の情報については,サントメ・プリンシペ政府当局にもお問い合わせください。)

1 サントメ・プリンシペへの入国時には,旅券,査証,黄熱予防接種証明書(イエローカード),出国用航空券が必要となります。

2 査証は渡航目的にかかわらず必要ですので,事前に渡航目的に応じた査証を取得しておくことが必要です。日本にはサントメ・プリンシペの大使館がないことから,同国大使館が設置されているポルトガル,ベルギー,フランス,アンゴラ,ガボン,台湾等において査証を取得するか,インターネットサイト(http://www.smf.st/virtualvisa )において手続きを行ってください。
なお,査証申請には,次の書類等を提出する必要があります。
(1)旅券
(2)証明写真1葉
(3)旅券のコピー(見開きから3ページ)
(4)査証発給手数料
(5)予防接種証明書のコピー
(6)宿泊先の予約確認書類又は招聘状
(7)航空券のコピー

3 上記1にも記載していますが,入国の際,黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が必要です。必ず入国する10日以上前に黄熱予防接種を受け,イエローカードを取得の上,携行してください。

4 出国時には,旅券,搭乗券,出国カード及び空港税が必要です。空港において空港税を徴収される際,係官によっては不当に高い金額を要求される場合があるので,事前に税額を確認してから空港に赴く等,注意してください。




● 滞在時の留意事項


1 空港,軍事施設,大統領府,大統領私邸等の周辺での写真撮影は禁止されています。これらの場所では,カメラやビデオを所持しているだけで,トラブルになるおそれがありますので注意が必要です。現地の人々を撮影する場合でも,相手の同意を得るよう心掛け,不特定多数の人々が集まる市場等での撮影は,避けることをお勧めします。

2 滞在中は,旅券や滞在許可証等を常時携行する義務があり,所持していないと検問時にトラブルになるおそれがありますので,気をつけてください。

3 在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡等で必要ですので,到着後遅滞なく在ガボン日本国大使館(サントメ・プリンシペを管轄)に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項の変更が生じたとき又はサントメ・プリンシペを去る(一時的な旅行を除く)ときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在ガボン日本国大使館まで送付してください。

4 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg)。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けとることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。




● 風俗、習慣、健康等


1 サントメ・プリンシペは,蚊の媒介するマラリア(主に熱帯熱マラリア)及び黄熱に感染するおそれのある地域です。特に熱帯熱マラリアは発症すると進行が早いことが多く,適切な治療が遅くなれば死亡する場合もあるので注意が必要です。肌の露出を避け,防蚊剤を使用する等,防蚊対策を十分に行いましょう。2週間以上流行地に滞在し,野外作業に従事する場合は,抗マラリア薬の予防内服が望ましいとされますが,必ず事前に専門医にご相談ください。また,急な発熱や頭痛などの症状が現れたらマラリアを疑い,早急に血液検査を受けるなど適切に対処してください。

2 予防接種としては,黄熱の他,滞在期間が長期となる場合には,肝炎,破傷風,腸チフス,狂犬病等の予防接種をお勧めします。そのほか,必要な予防接種については,以下の厚生労働省検疫ホームページを参考にしてください。
○厚生労働省検疫所(http://www.forth.go.jp

3 医療水準は低く衛生面の問題があることから,重症の場合はヨーロッパ等で治療を受けることを考えなくてはなりません。この際の費用は高額となりますので,渡航前に,移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入を強くお勧めします。




● 緊急時の連絡先


◎警察:2222222
◎消防:112
◎在ガボン日本国大使館(サントメ・プリンシペを兼轄)
  電話:(国番号241)01-73-22-97
閉館時緊急電話:(国番号241)07-38-73-38
  FAX:(国番号241)01-73-60-60

(問い合わせ先)


○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ガボン日本国大使館(サントメ・プリンシペを兼轄)
  住所:Boulevard du Bord de Mer, B.P.2259, Libreville, Gabon
  電話:(国番号241)01-73-22-97
  閉館時緊急電話:(国番号241)07-38-73-38
  FAX:(国番号241)01-73-60-60
  ホームページ:http://www.ga.emb-japan.go.jp/