トリニダード・トバゴ | Trinidad and Tobago > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.犯罪発生状況
 トリニダ-ド・トバゴ経済はエネルギー輸出に主に依拠しており,近年の石油価格の下落による打撃を受け,失業者が増加していることなどから,同国では治安の悪化や凶悪事件の増加が懸念されます。殺人事件発生件数は増加傾向にあり,2016年には462件の殺人事件が発生しており,殺人未遂事件は更に多く発生しています。これは,人口約136万人の国としては非常に高い数値であり,殺人発生率を比較すると日本の約48倍の高さです。また,2016年2月には日本人が被害者となる殺人事件も発生しています。アジア系住民を狙った殺人,強盗等の凶悪事件が急増しており,警察は緊急対策に取り組んでいます。
 誘拐事件は,2016年に75件発生し,また統計に反映されない失踪などの行方不明事案も相当数発生しているとされており,その殆どがギャング間の抗争や麻薬犯罪に関する事件と見られています。2017年7月には,比較的治安が良いとされている首都ポート・オブ・スペインの日本国大使館周辺を歩いていた外国人(中国大使館職員)が誘拐される事件も発生しています。
 侵入窃盗,強盗については,2016年には年間4,500件以上報告されており,依然として高い水準で推移しています。比較的平穏とされてきた高級住宅地,人口閑散地域などでも犯罪の発生数が増加しており,より多くの頻度で,押し込み・路上強盗,カージャック及び誘拐などの凶悪犯罪が発生しています。
 トリニダード・トバゴは地理的位置から,南米から北米,欧州への麻薬運搬の中継地点の一つと考えられており,また,同時に違法銃器も比較的容易に持ち込まれているとされています。さらに,山中ではマリファナ(大麻)の不法栽培も行われており,過去には事情を知らない旅行者が山中に迷い込んで銃撃される事件も発生しています。
 これまでトリニダード島と比べて治安が良いとされてきたトバゴ島でも,近年殺人や性犯罪をはじめとする凶悪犯罪が急増しています。

2.日本人の被害例
 日本人が被害に遭うことが多い犯罪は,路上強盗やひったくり,人混みでの恐喝やスリなどで,その多くは外国人観光客が増える2月又は3月のカーニバルシーズンに発生しています。最近の日本人の被害の事例は次のようなものがあります。
○2016年2月,カーニバル最終日の翌日に短期滞在中の日本人女性が遺体で発見された。殺人事件として現在も捜査中。
○深夜,3人の日本人女性が徒歩で宿泊先に帰る途中,現地人男性約10人に取り囲まれて所持品を強奪された。
○白昼,携帯電話を手に持ち音楽を聴きながら道路を歩いていたところ,対向して歩いてきた若者グループに携帯電話をひったくられた。
○朝の交通渋滞中,男が近づいて何かを尋ねようと車の窓をノックしたため助手席の窓を開けたところ,車内のバッグを盗まれた。
○カーニバル見物から宿泊先のゲストハウスに戻ったところ,部屋に残していた所持品のほとんどが盗まれていた。
○日中,路上駐車中のレンタカーに戻ろうとした際,二人組の男から車のキーを渡すように言われたが,従わないでいたところパスポート在中のバッグをひったくられた。近くにいた知人と追いかけようとしたが,拳銃を向けられたので追跡を断念した。

3.犯罪被害危険地域
(1)最近の犯罪傾向から,けん銃を使用する事件が広範囲で発生しており,国内のどの地区においても,昼夜を問わず注意が必要です。ポート・オブ・スペインのダウンタウン地区(中心街)では,薬物密売や,日中においても発砲や強盗が発生していることから,立ち入らないようにしてください。
 
(2)特に危険な地域として,ポート・オブ・スペイン市ダウンタウン地区東端にあるドライリバーを隔てて東側に広がるイーストドライリバー,ラバンティル,モーバー及びベルモントの各地区が挙げられます。同地域は大小のギャング組織が支配する危険地域であり,殺人,強盗及びけん銃発砲事件などが発生しています。現地の人でさえ立ち入りを敬遠する場所ですので,絶対に近づかないでください。

(3)近年ではトリニダード・トバゴ全域において殺人事件をはじめとする凶悪犯罪が発生しており,外国人に対する強盗などの凶悪犯罪も頻発しています。また,警備員が常駐する集合住宅やスーパーの駐車場などでも空き巣や車上ねらい,自動車盗などの犯罪が頻発しており,どこにおいても注意が必要です。

(4)トバゴ島はトリニダード島に比べて犯罪が少ないとされてきましたが,近年は凶悪犯罪の発生が目立ってきています。特に侵入窃盗(ホテルの客室荒らし),強盗の被害が増えていますので,十分に用心する必要があります。警察の発表によれば,トリニダード島の犯罪者でトバゴ島を隠れ家としている者が多数おり,同島で強盗等の犯罪を行っているとのことです。

4.防犯対策
(1)夜間の外出は極力避け,やむを得ず外出する際には,単独での移動は避け,必ず車で移動するようにしてください。昼間であっても常に周囲に目を配るとともに,複数での行動をお勧めします。単独や,女性だけのグループの場合は,車を利用する場合であっても,人通りの少ない場所への立入りを避けてください。また,信頼できる現地の人達と行動を共にすることも一案です。

(2)外出や帰宅の際や車の乗降時には,付近に不審者がいないか確認した上で出入りするよう注意してください。ホテルに宿泊する場合も,部屋の出入りの際は,周辺に不審者がいないか確認するとともに,在室中も必ず施錠の上,補助錠(チェーン錠)を掛け,訪問者を確認するまではドアを開けないことが大切です。観光客の増えるカーニバルの期間中はホテルなどの宿泊料が通常より大きく跳ね上がりますが,盗難などの被害を避けるためにも,料金よりもセキュリティーを重視して選択してください。

(3)外国人犯罪被害のほとんどが,現金や貴重品(スマートフォン等)の強盗や盗難被害です。外出時には持ち歩く貴重品を減らし,また,車内であっても助手席等に荷物等を置かないなど,貴重品を人に見せない意識が必要です。装飾品や高価な腕時計などは,身に着けず,カメラ等も目立たない持ち方をするようにしてください。店での支払いで財布を出したり,ATMで現金を引き出したりする際には,周囲に十分注意してください。ポケットに現金を入れて財布を見せない等,目立たない工夫により被害を防ぐこともできます。また,歩きながらのスマートフォンの操作は,犯罪者に狙われる危険性が高くなりますので控えてください。

(4)強盗は,けん銃や刃物などの凶器を携帯して犯行に及ぶので,万一このような被害に遭遇した場合は,抵抗はせず,生命の安全を第一に考え,落ち着いて対応してください。慌ててポケットやかばんに手を入れたりすると誤解により犯人を刺激し,生命に関わる重大な危害が及ぶこともあります。

(5)また、上記以外にも,詐欺,カードスキミングなどの犯罪も発生しています。常に周囲を警戒し,何か違和感または不安を感じた時は,落ち着いてその状況を判断し,相手の申し出を断る,その場から離れる等といった冷静な対処で被害を未然に防いで行動してください。

5.テロ対策
(1)人工の約6%がイスラム教徒であり,一部のトリニダード・トバゴ国籍者が,シリア等の中東の紛争地域に渡航し,その内の何名かは過激派の戦闘員になるためだったと言われています。2016年には,同国出身のISIL(イラク・レバントのイスラム国)戦闘員がISILの広報誌上で,同国のイスラム教徒に対して,同国内での欧米諸国の権益や政府関連施設への攻撃を呼びかけました。こうした情報はただちに具体的な脅威につながるものではありませんが,テロ事件が起きる可能性も否定できないことから注意が必要です。

(2)これまでに,トリニダード・トバゴにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


1.査証
 日本人については,出国の航空券及び滞在費を所持し,滞在先が確保され,かつ90日以内の滞在であれば査証取得は免除されています。長期滞在の場合を含む滞在期間を延長するためには,滞在期間が終了する前に入国管理局に延長申請する必要があります(申請は,時間に余裕を持って行って下さい)。また,入国時に旅券の残存有効期間が6か月以上あることが必要です。

2.出入国審査
(1)入国審査は厳格に行われます。また,業務目的で長期間滞在する場合は,就労許可(Work Permit)の審査を行うため,かなりの期間がかかることがあります。他方,30日未満の就労で入国する場合には,年間1回の入国であれば就労許可は取得する必要がありません。

(2)出国する際に,1人あたり100TTドル(トリニダード・トバゴ・ドル)の出国税を支払う必要があります。通常,出国税は航空券に含まれていますが,含まれていない場合は出国時に空港で支払うことになります。

3.外貨申告
 入国に際する外貨の持ち込みは,5,000米ドル以上の場合は申告(入国カードの所定欄の「YES」にチェックを入れて,その下にある記入欄に金額を記入)が必要です。申告漏れ,虚偽の申告の場合は,最高125,000米ドルまでの罰金を科せられることがあります(2016年6月,5,000米ドル以上の現金を所持していたにもかかわらず,入国カードの所定欄の「NO」にチェックを入れていたことがわかり,1,000米ドルの罰金を科せられた例があります)。
米ドル等の外貨から現地通貨TTドルへの両替は,空港の両替所,市中の銀行又はホテルで行えます。日本円は流通しておらず両替もできませんので,予め米ドル等の外貨を準備しておくことをお勧めします。

4.通関
 通関申告は書面で行う必要があり,検査は厳格に行われます。特に段ボール箱の場合には一層厳しく検査されます。時期や航空会社によっては段ボール詰めの荷物を受け付けないこともあるので事前の確認が必要です。申告漏れの場合は,荷物や旅券を一時的に没収され罰金を科される恐れもあります。

● 滞在時の留意事項


1.滞在時の各種届出
 トリニダード・トバゴ政府への滞在届制度はありません。長期商用(商社,合弁企業等の駐在員等)を目的として滞在する場合には,就労許可(Work Permit)が必要です。なお,就労許可証は常時携帯することが必要です。

2.旅行制限
 旅行制限は特にありません。

3.写真撮影の制限
 ピアルコ国際空港内の一部及び軍事施設は撮影が禁止されています。

4.各種取締法規
(1)麻薬関連
 トリニダード・トバゴは,地理的な観点から南米から北米や欧州に流れる麻薬の中継地のひとつとされています。最近は麻薬の乱用が年少者にまで広がっていることが,大きな社会問題となっています。政府は麻薬事犯に厳しい態度で臨んでおり,違反者には厳しい刑罰が科せられます。出入国に際して,知らぬ間に「運び屋」に仕立てられることのないよう,知らない人から鞄や荷物等を預かることは避けてください。

(2)不法就労
 石油や天然ガスを産出し,カリブ海諸国の中では比較的豊かな国ですが,貧困層も多く,南米のベネズエラやその他のカリブ海諸国から流入する労働者,不法就労者や不法滞在者が多いと言われています。許可を取得せずに就労した場合には強制退去(国外追放)となり得ます。就労許可の取得は,技術者は比較的容易のようですが,事務系や一般労務に就く場合は難しいと言われています。

5.交通事情
(1)交通事情
 トリニダード・トバゴでは,道路交通の方法は日本と同じく車は左側通行で,国際運転免許証で自動車の運転ができます(入国日から3か月間の限定)。しかし,道路の整備状態は悪く,自動車も増えていることから路上駐車や慢性的な交通渋滞があるなど,道路交通環境は劣悪です。渋滞時や横断歩行者に対しては積極的に道を譲る風土が残っているものの,一般的に運転者のマナーは悪く交通法規が遵守されておらず,当たり前のように優先車に割り込んでくる車両も多いので,十分な注意が必要です。
 ランプ類が点灯していないなど整備の行き届いていない車両が多く,追突しないように十分注意し,周囲の動きや流れにも注意してください。手信号がよく使われており,例えば,前方を走行する運転手が右腕を窓から出しその腕を上下に揺り動かした場合には,徐行もしくは停止する合図ですので,すぐに停止できるよう減速してください。手信号は乗合タクシー(一般車と見分けが付かない)が多用しますが,幅寄せすることなく車線上でも頻繁に停止,乗降します。
 なお,飲酒運転による交通死亡事故が頻繁に発生しており,特に夜間はハイウェイ及び幹線道路を高速で暴走する車が多いので注意してください。信号が青に変わっても,左右を確認するよう心掛けてください。

(2)交通手段
 トリニダード・トバゴに鉄道はなく,交通手段は自家用車,レンタカー,公共バス(路線バス),マキシーと呼ばれるミニバス,タクシー等です。
ア 公共バス
 大型の公共バスは安価ですが,事前に切符を購入する必要があり,かつ運行頻度が低くスケジュールも不明確なので不便です。また,概して車内が不衛生で,外国人にとっては決して安全な乗物とは言えませんので,利用はお勧めできません。
イ マキシー及びタクシー
 マキシー及びタクシーは,都市部や幹線道路では数多く走っており,どこでも手を挙げれば乗車できます。しかし,いずれも乗合で,特に,マキシーは決まった路線を走るので,必ずしも目的地で止まってくれるとは限りません。支払いは現金のみなので,現金目当ての強盗に遭遇する危険性が高いので,利用はお勧めできません。
 ナンバーが「H」で始まる正規のタクシーの他,「P」ナンバーのいわゆる白タクも多く存在しますが,同国では白タクは違法とされており,また,運転手や運転手と手を組んだ仲間による強盗,短時間誘拐及び性犯罪などの被害に遭うケースも多く報告されているので絶対に利用しないでください。
 タクシーを利用する際は,多少料金が高くても,ホテルや信頼できるタクシー会社に事前に予約して利用することをお勧めします。

6 在留届
現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在トリニダード・トバゴ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在トリニダード・トバゴ日本国大使館まで送付してください。

7 たびレジ
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

8 子どもの連れ出し
 トリニダード・トバゴにおいては,親権を持つ親であっても,他の親権者の同意を得ずに子の居所を移動させること(親が日本へ帰国する際に子を同行する場合を含む。)は,子どもの違法連れ出しとして訴訟の対象となる可能性があります。
 他の国では,実際に,結婚生活を営んでいた当該国への再入国や,当該国と刑事司法上の共助関係を有する第三国への入国の際に,子を誘拐した犯罪被疑者として日本人が逮捕される事案も生じていますので注意してください。

9 ハーグ条約
 トリニダード・トバゴは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

● 風俗、習慣、健康等


1.風俗等
 民族構成は,アフリカ系とインド系とで人口の約70%を占め,ほかはヨーロッパ系,中国系,その他混血等となっています。民族間に対立がないとは言えませんが,全体として協調が保たれ,トリニダード・トバゴ国民であることを誇りにしています。
 信仰の自由は保証されており,宗教は,カトリック,英国国教会,ヒンドゥー教,イスラム教など多種にわたっています。
 トリニダード・トバゴはイギリス領であった歴史的背景もあり,高い教育と生活水準を維持し,誇り高い国民であるため,相手を侮辱するような言動は控えてください。

2.気候
 トリニダード・トバゴは,年間を通して気温が高く,特に雨季(5月~12月)は湿度も高いことから体調を崩しやすいので,規則正しい生活と十分な休養を心掛けることが必要です。

3.衛生事情
(1)水
 水道水は硬度が高く濁りが頻発するなど不衛生なことが多いので,飲用には市販のミネラルウォーター等の飲料水をお勧めします。

(2)食べ物
 高温多湿な風土のため,食べ物は冷蔵保存を心がけ,生ものの摂取はできるだけ避けてください。街頭で売られている青果やファーストフードは特に問題はありませんが,切り身など包丁が入り,人が触れたものには衛生上疑問があるので注意が必要です。

4.病気
(1)蚊の媒介する感染症(黄熱,デング熱,チクングニア熱,ジカウイルス感染症)
 トリニダード・トバゴは,世界保健機関(WHO)によって黄熱のリスク国に指定されています。ヒトへの感染例は報告されていませんが,トリニダード島南部及び南東部の森林地域で野生動物への感染が報告されており,トリニダード島に渡航する生後9か月以上のすべての渡航者に黄熱予防接種が推奨されています。また,同国では,入国時に,黄熱リスク国から来る(経由の場合も含む)生後6か月以上のすべての渡航者に黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が求められますので,該当する方はイエローカードを忘れず携行してください。
 デング熱については毎年多くの感染者が報告されており,近年はチクングニア熱及びジカウイルス感染症の感染者も報告されています。黄熱と同様に,これらはいずれも蚊に刺されることによって感染する感染症ですので,外出する際には虫よけスプレーを使用する,長袖・長ズボンを着用するなど,蚊に刺されないための対策を心がけるようにしてください。
 ◎黄熱について(厚生労働省検疫所ホームページ)
https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html
 ◎感染症広域情報(外務省海外安全ホームページ)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/search/pcinfectioninfo.html#widearea

(2)エイズ
カリブ地域一帯は,アフリカ地域に次いでエイズの感染率が高いと言われています。

5.医療事情
(1)医薬品は市中のドラッグストア(ファーマシー)で購入できます。ポート・オブ・スペイン市とサンフェルナンド市には国立総合病院がありますが,特に国立病院は医師,看護師が不足している上,いつも混雑していて診療が行き届かないという事情があり,外国人の多くは私立総合病院や開業医を利用しています。

(2)医師の診断能力や医療水準にバラつきが見られ,入院を要するような重い症状の場合には,早めに米国や日本への転院を考える必要があります。万一に備えて,緊急移送サービスの付いた海外旅行傷害保険に加入しておくことをお勧めします。また,外国人や富裕層を対象とした過剰請求の事例も多く報告されているため,注意が必要です。

(3)世界の医療事情
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/trinidad.html )において,トリニダード・トバゴ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報( http://www.forth.go.jp/

● 緊急時の連絡先


◎ 警察:999
◎ 消防・救急:990(救急専用811)
◎ 在トリニダード・トバゴ大使館
 電話:(国番号1-868)628-5991

※在留邦人向け安全の手引き
現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」も御参照ください。

(問い合わせ先)


 ○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ:
 http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
   http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
   http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
 ○在トリニダード・トバゴ日本国大使館
 住所:5 Hayes Street,St. Clair, Port of Spain, Trinidad and Tobago, W. I. (P.O.Box1039)
 電話:628-5991
   国外からは(国番号1-868)628-5991
 FAX:622-0858
   国外からは(国番号1-868)622-0858
  ホームページ:http://www.tt.emb-japan.go.jp/houjin-page.htm
  メールアドレス:embassyofjapan@po.mofa.go.jp