ジャマイカ | Jamaica > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.犯罪発生状況
 2010年に約2か月間にわたり発令された国家非常事態宣言以降,継続的に展開されているギャング組織掃討作戦によって,国内治安は改善傾向にあります。しかしながら,2015年中の殺人事件発生件数は1,207件であり,前年比20%増と増加傾向にあります。
 また,殺人や強盗等の凶悪事件発生率は高い水準で推移しており,人口10万人当たりで換算し日本と比較すると,殺人事件は約52倍,強盗事件は約28倍,強姦事件は約21倍,けん銃発砲事件については1274倍近くに及んでおり,ジャマイカの深刻な治安状況は続いています。
 こうした状況の背景のひとつに,ギャング組織への不法銃器のまん延が挙げられます。特に殺人や強盗事件の約7割がけん銃等の銃器を使用した犯行であり,不法銃器のまん延が犯罪の温床になっています。
ジャマイカでは,大麻( ガンジャ)が氾濫しており,ダウンタウン地区や観光地において現地人から観光客等に対して密売を持ちかけるケースが多く見受けられます。しかし,警察当局は引き続き大麻の違法な使用や所持に対する取締りを行っており,一定量以上の大麻を所持し,検挙されれば,日本国内と同様に身柄を拘束されて刑事裁判を受けることになります。
 また,密売人の多くはギャング組織のメンバーであることから,これらの者と一緒にいた場合,ギャング組織間の抗争や警察当局の集中的な取締り(多くは銃撃戦を伴うもの)に巻き込まれたり,強盗・強姦等の重大な犯罪の被害者となる危険性が非常に高くなります。
 なお,2015年4月15日付けで危険薬物法(Dangerous Drugs Act)が改定されましたが,大麻は合法化されておらず,引き続き法定除外事由なく大麻を取引・吸引することは違法です。違反した場合には,逮捕・拘留等され,刑事裁判に於いて有罪とされれば懲役刑となる可能性があります。

2. 犯罪多発地域
(1)キングストン首都圏,スパニッシュタウン
 例年キングストン首都圏(以下キングストン)及び近隣のスパニッシュタウン,ポートモアで,全主要犯罪の6割以上が発生しています。
 特に,キングストンのダウンタウン地区(ボブ・マーリーに関係の深いトレンチタウン等を含む)や,マウンテンビュー・アベニュー地区,オーガスト・タウン地区,レッドヒル・ロード地区,スパニッシュタウンの一部地区では,ギャング同士,或いはギャングと治安部隊とによる銃撃戦や殺人,強盗事件が多発するなど大変危険な地域です。
 これら危険地区以外の地域にも,治安が劣悪なため現地の人ですら立入りを避けているゲットーと呼ばれるスラム街が市内に点在していますので,絶対に立ち入らないでください。
 
(2)モンテゴベイ,ネグリル
 モンテゴベイ,ネグリルは,ジャマイカでも外国人観光客が多数訪れるリゾート地ですが,これら観光地域における殺人事件や銃撃戦は少なくありません。同地域においても夜間外出禁止令が発出されるなど治安の悪化が懸念されています。2011年にはけん銃を所持した強盗団がリゾートホテルのロビーに白昼堂々と侵入し,その場に居合わせた外国人観光客が射殺されるという惨事も発生しています。

3.日本人等の被害例
 短期旅行者などが強盗や傷害,恐喝,所持品の盗難事件などの被害に遭うケースが多く報告されています。特に,最近では日本人観光客を狙った強盗や恐喝事件が増えています。また,2012年にはジャマイカに在住する日本人の自宅に強盗団が押し入り,不幸にも日本人1人が殺害される事件が発生しました。警察の捜査によれば,殊更日本人を狙った犯行ではないとしていますが,日本人を被害者とするこうした強盗殺人事件の発生も踏まえ,十分注意が必要です。
 その他日本人が被害にあった最近の事例は次のとおりです。
* 短期滞在中の男性3人が,夕刻,キングストンの宿泊先に戻り,玄関の鍵を開けて室内に入ろうとした際,マシンガンとけん銃を所持した3人組の男に室内に押し込められ,銃を突き付けられた上,所持していた現金や旅券,パソコン,携帯電話等を強奪された。
* 観光中の男女が,夕刻,モンテゴベイの街中を歩いていたところ,いきなり男1人からナイフを突き付けられて脅かされ,所持していた現金やクレジットカード等が入った財布を強奪された。
* 観光中の男性2人が,夜間,キングストンのケンコット地区を歩いていたところ,後方から近づいてきた2人組の男から「日本人か,ガンジャ(大麻)はいらないか」などと声をかけられた際,その場から走り去ろうとしたが,1人が抵抗したため揉み合いになり,ナイフで胸部を刺され,重傷を負った。
* 出張中の女性1人が,モンテゴベイのホテルに宿泊中,深夜,2人組の男にハンマーで入口ドアを叩き壊されて部屋に侵入され,けん銃を突きつけられたあげく,手足を縛られ所持品を強奪された。
* 観光中の女性1人が,深夜,キングストンでレゲエダンスに興じていたところ,数人の男に囲まれ,無理やり車に連れ込まれ拉致された。
* 観光中の男性2人が,日本語を話す現地人男の誘いでタクシーに乗車したところ,警官と称する男にいわれなき麻薬所持で逮捕され,見逃す代わりとして,多額の現金を脅し取られた。

4.防犯対策
(1)目立たない
 目立つ服装や華美な装飾品は,犯罪を誘発することにもなりかねませんので,極力避けるようにしてください。また,多額の現金や貴重品を持ち歩くことも避け,安全な場所に保管してください。

(2)危険地域への立ち入り禁止及び夜間の外出の自粛
 キングストンのダウンタウン地区等危険地域には,昼夜を問わず絶対に立ち入らないようにするとともに,迷い込まないよう気をつけてください。迷い込んでしまったら直ちにその地域から脱出するようにしてください。(キングストンについては,別途危険情報 (http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_249.html )が発出されていますので,併せて確認してください。)

(3)夜間,少人数での外出の自粛
 日本人が被害に遭った強盗や恐喝,ひったくり事件の例を見ると,単独での行動,あるいは女性の小グループが人通りの少ない場所で狙われたケースが目立ちます。夜間は危険地域以外でも急激に治安が悪化するので,極力外出は控えるとともに,人通りの少ない場所での単独行動,や小グループでの行動は控えてください。

(4)日本語を話すジャマイカ人には要注意
 観光地では,片言の日本語を話す人が声を掛けてくることがよくあります。当初は友好的な態度で接してくるため,気軽に案内等を頼んだ結果,強盗や恐喝被害に遭うケースが発生しています。また,知り合いになった後,土産物として渡された物の中に麻薬が入っていたため,日本人が逮捕されたケースもあります。日本語を話す現地の人が声を掛けてきたときには,安易に誘いに乗ることのないようにし,少しでも不審に思ったらきっぱりと断ることが重要です。また,中身が不明な荷物は預からないようにしてください。

(5)強盗に遭った場合はむやみに抵抗しない
 万一不幸にして強盗に遭ってしまった場合は,無理な抵抗をしないことが重要です。犯人がけん銃を所持しているケースもありますので,犯人を刺激するような言動を控えるようにしてください。なお,財布を取り出そうとして慌ててポケットに手を入れると,武器を取り出そうとしていると誤解され,撃たれる可能性もありますので「ゆっくりした動作」を心掛けてください。

5.テロ対策
 近年,シリアやチュニジアにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人,日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識し,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


(手続きや規則に関する最新の情報については,駐日ジャマイカ大使館(電話:03-3435-1861)に問い合わせてください。)
1.査証(ビザ)
 観光及び商用を目的とした滞在で,且つ予め出国時の航空券を所持していれば,事前に査証を取得する必要はなく,入国時に最大で30日間の上陸許可が与えられます。パスポートの残存期間は6ヶ月以上が必要です。滞在期間の延長を希望する場合は,許可期間内に入国管理・旅券事務所(Passport Citizenship & Immigration Office)に出頭し,延長理由に沿った滞在許可を得る必要がありますが,必ず延長を許可されるものではないので,注意が必要です。
 また,観光・商用以外(就労や留学等)の目的での滞在は,事前に駐日ジャマイカ大使館で入国査証を取得する必要があります。

2.出入国審査
 入国審査の際には,パスポートと出入国カード(兼税関申告書)を提示し,滞在の目的や期間等の審査官の質問に答えなければなりません。査証無しで入国する場合,居住国までの復路航空券を提示出来ない場合は入国出来ません。出入国カードはジャマイカ入国時に利用する航空機・船舶の中で入手可能です。

3.所持金申告
 1万米ドル相当以上の現金(現地通貨・外貨)を持ち込む場合は,税関への申告が必要です。

4.通関
 以下の物の持ち込みは通常禁止されています。持ち込む場合は,税関への申告及び事前の許可が必要です。
(1)果物,植物,花,野菜,土,食肉,生きた動物・鳥類や生物,蜂蜜,植物の種子,食べ物,動物の加工品,生きた鳥類
(2)医薬品,化学製品,麻薬や違法な薬物
(3)武器,弾薬,爆薬,花火,模造の銃砲刀剣類,その他の兵器

5.予防接種
 黄熱に感染する危険のある国から来る,1歳以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が要求されています。乗り継ぎのため,黄熱に感染する危険のある国の空港を経由した渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されています。
 黄熱予防接種証明書は生涯有効とみなされています。
 黄熱に感染する危険のある国ではないので,黄熱の予防接種は推奨されていません。

● 滞在時の留意事項


1.パスポートの携帯義務
 パスポートの常時携行義務はありません。パスポートは宿泊施設内の安全な場所に保管しておき,念のためにコピーを所持することをお勧めします。

2. 就労
 ジャマイカで働くには就労許可(ワーキング・ビザ)が必要です。不法就労は,罰金,懲役,強制送還の対象になります。

3.旅行制限
 国内における旅行制限は特になく,自由に行動できますが,外出禁止令が発出されることがありますので,常に最新の情報を収集するよう心掛けてください。

4. 写真撮影
 キングストンにあるボブ・マーリー博物館では,商業目的の利用を防止するため撮影が禁止されています。軍事施設などの撮影は,逐次許可を求めるのが無難です。また,本人の承諾なしで人物を撮影すると,金銭を要求されるなどトラブルのもととなりますので十分な注意が必要です。
 またカメラを持っていると,強盗やひったくりに遭う可能性が高くなるので,極力持ち歩かないか,隠すようにしてください。

5.麻薬事情
 ジャマイカでは薬物,特にマリファナ(大麻)が氾濫しています。ジャマイカのマリファナは「ガンジャ」と呼ばれ,山間部で密造された後,欧米諸国や中南米地域に密輸され,外貨や銃器を手に入れるためのギャングの資金源となっています。一般的に若者やミュージシャン等に横行し,観光地では白昼堂々と路上で販売されていることもあります。また,レゲエのコンサート会場やダンス会場には麻薬の売人や常用者が多数来ており,それら売人は買い手を求めて,観光客に接触してきます。
 過去日本人が売人に接触された手口は次のようなものがあります。
* 知り合った日本人に対して,麻薬は合法であると偽って売り付ける。
* ホテルに泊まっている日本人旅行者をホテルは高いからと自宅に誘い,1対1(グループ旅行者も一人ずつ別々の家に案内される)になると,高い値段で麻薬を買うように脅迫する。
* 不法滞在にならないように手続きをしてあげるとパスポートを預かり,麻薬の売買に応じなければ返却しないと脅したりする。

 モンテゴベイやキングストンには日本人を「ガンジャの運び屋」に仕立てようとするグループが確認されています。これらのグループは市内観光や食事などに誘って親しくして信用させた後,小包等を装ったガンジャなどを預けてよこし,人に渡すよう依頼してきます。
 自らガンジャの所持,使用等しないことは勿論ですが,こうした誘いに安易に乗らないようにして下さい。また,中身が不明な荷物は預からないようにしてください。

6. 違法行為
 不正両替,売買春,賭博行為(カジノ等許可されたものを除く)は,ジャマイカの法律で禁止されており,違反者には罰金刑,懲役刑などが科されます。

7.交通事情
(1)道路事情
 ジャマイカはジュネーブ条約加盟国のため,国際運転免許証での運転が可能です。車は日本と同様左側通行ですが,道路事情が非常に悪く,道路に大きな穴があり,パンクやハンドル誤操作の原因となっています。
 また,一般的に交通マナーは悪く,速度超過や強引な割り込みや追い越しが常態化しており,歩行者は信号や横断歩道に関係なく,道路を横断しています。レンタカーを借りることも可能ですが,このような交通事情を考えると,旅行者自身が車の運転をすることはお勧めできません。

(2)交通違反
 日本のルールと同じように運転すれば,交通違反になることはありません。飲酒運転違反にも一定の基準があり,逮捕されたり罰金を支払うことになります。
 交通違反をした際,警察官からその場で現金を要求されることがありますが,日本と同様ジャマイカでも後刻罰金を支払う制度になっているので,そのような請求はきっぱりと断ってください。

(3)公共機関
 ジャマイカには鉄道はなく,移動はバスかタクシーとなります。バスは街中を巡回するバスとモンテゴベイ等北部海岸の観光地とキングストンを結ぶ長距離バスがあります。移動手段としてバスは安価ですが,車内で強盗やスリが発生しているのでお勧めできません。

(4)タクシー
 ジャマイカ国内で営業許可を取得しているタクシーは,赤色のナンバーを付けており,料金メーターはなく値段は運転手との交渉になります。空港に到着すると多数の客引きから声を掛けられ,中には白タク(白ナンバー)もいるので乗車する前に確認してください。乗り合いタクシーもありますが,同乗者が共犯の場合もあり,過去日本人が法外な料金を請求された事案や白タクに乗った日本人観光客が強盗被害に遭った事件も発生していますので,乗車の際は気を付けてください。

8.在留届の提出
 海外に住所又は居所を定めて3か月以上滞在される方は,旅券法第16条により「在留届」の提出義務があり,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ジャマイカ日本大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はジャマイカから帰国又は転出するときは,必ずその旨を届け出てください。
 在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,ファックスによっても届出を行うことができますので,大使館まで送付してください。

9.「たびレジ」への登録
 在留届の提出義務のない3ヶ月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)を対象に,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録(「たびレジ」)の運用を開始しています(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。
 登録された方は,滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の安否照会連絡などの受け取りが可能ですので,ぜひご活用ください。

● 風俗、習慣、健康等


1.公用語
 公用語は英語ですが,日常会話では英語を母体としながらもスペイン語,アフリカ系言語などの複数の言語が混在して生まれた「パトワ語」が使われており,アメリカ人やイギリス人でさえ聞き取りが困難と言われています。

2.チップ執行
 チップは料金の1割程度が相場ですが,ポーターには荷物1個につき50ジャマイカ・ドルを払うのが一般的です。

3.注意が必要な感染症
 ジャマイカ入国の際に必要な予防接種はありませんが,次の感染病への注意が必要です。
(1)デング熱
 デング熱は,病原ウイルスを持っているネッタイシマカ又はヒトスジシマカに刺されることによって感染します。予防薬や特効薬はありませんので,蚊に刺されないように注意することが大切です。感染すると突然の発熱,激しい頭痛,眼球深部の痛み,関節や筋肉痛,発疹が現れ,回復期に疲労感とうつ状態が続きます。予防薬は特になく,蚊にさされないようにすることが一番の予防法となります。2012年はジャマイカで多くのデング熱感染者が発生しました。政府は感染防止対策を展開していますが,ジャマイカではデング熱の流行が続く傾向にありますので,特に幼児や高齢者は注意が必要です。デング熱による成人の死亡率は高くありませんが,まれに重症化してデング出血熱を発症した場合には,治療しないと死亡率が40~50%と高くなります。いずれにしても,軽視せず発熱などの症状が現れた場合には,最寄りの医療機関を受診してください。

(2)マラリア
 マラリアは,ハマダラカに刺されることで感染する病気で,人から人への感染はありません。ハマダラカは夕方から夜間に活発に活動する習性があります。また,人が感染するマラリアは4種類あり,潜伏期間は2~4週間で,主な症状は発熱です。死亡率は高くありませんが,合併症や脳マラリアにより死亡することもあります。ジャマイカでは,2006年~2007年に大規模な流行が発生しましたが,その後は数例の輸入感染症例と思われる発症報告があります。ジャマイカの気候はマラリア原虫の成長に適しており,媒介であるハマダラカも生息しているため今後もマラリアが発生する可能性があります。キングストンのダウンタウンなど衛生状態が良くない地域では,蚊の駆除に努めるなど,滞在の際は注意が必要です。一般的な予防策は蚊に刺されないようにすることです。殺虫剤や虫除けスプレーを効果的に使用したり,外出時には蚊に刺されにくい服を着用する等,防蚊対策を心掛けてください。

(3)ジカウイルス感染症
 ジカウイルスをもったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。ジカウイルスに感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は2~12日であり,主に2~7日でおよそ2割の人に発症すると言われ,軽度の発熱,頭痛,関節痛,筋肉痛,斑丘疹,疲労感,倦怠感などを呈します。一般的にデング熱やチクングニア熱より軽症と言われています。
 しかしながら,妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関係が示唆されており,妊娠中又は妊娠を予定している方は,流行国・地域への渡航・滞在を可能な限りお控えください。予防ワクチンや特異的な治療法はなく,蚊に刺されないように予防することが大切です。発熱が続く,または発疹が出るなど,ジカウイルス感染症を疑う症状が現れた場合には,医療機関への受診をお勧めします。
(参考)外務省海外安全情報:感染症危険情報(中南米等におけるジカウイルス感染症の流行)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfolist.asp?pageno=1

4.熱射病対策
 ジャマイカは常夏の国であり,年間を通じて日中の最高気温は30度を超えます。そのため海水浴,ゴルフなどにより長時間炎天下にいると熱射病にかかる可能性があるので,幼児は特に留意する必要があります。

5.医療,設備が整った病院もありますが,そのような病院では高価な治療費が必要となります。また高度な技術を要求される緊急手術などの際は,アメリカ(マイアミ)等に緊急移送することが必要となりますので,緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
 また近年,HIV感染者の増加は深刻な問題となっているので,節度ある行動を心掛けてください。

6.在外公館医務官情報( http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/cs_ame/jamaica.html )において,ジャマイカ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報( http://www.forth.go.jp/

● 緊急時の連絡先


◎ 警察:TEL 119
◎ 救急:TEL 110
◎ 在ジャマイカ日本国大使館:TEL (1-876)929-3338 / 9
 ※ジャマイカ国外から電話をかける際は,先に国番号1及び地域番号876を押す必要があります。

(問い合わせ先)


(問い合わせ窓口)
○ 外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関係課室連絡先)
○ 外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○ 外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
               http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
(現地大使館連絡先) 
○ 在ジャマイカ日本国大使館
住所:NCB Towers, North 6F, 2 Oxford Road, Kingston 5, Jamaica
電話: (市外局番0876) 929-3338/9
   国外からは(国番号1)-876-929-3338/9
FAX:(市外局番0876)968-1373
  国外からは(国番号1)-876-968-1373
ホームページ: http://www.jamaica.emb-japan.go.jp/jp/