ブルキナファソ | Burkina Faso > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.ブルキナファソは、コートジボワール、ガーナ、トーゴ、ベナン、マリ、ニジェールの6か国と国境を接しています。これらの国々のなかには、マリ、ニジェールといった政情不安定な国々も含まれていますが、ブルキナファソの国境における警備体制は万全とはいえず、これまでも、周辺国に存在する反政府勢力やテロ組織が当国の国境を自由に往き来し、第三国への移動、密輸の経由地として利用していると言われています。また、ブルキナファソ北東部は、当国治安機関の慢性的な資金難により、警察署、憲兵隊事務所等、治安維持のための施設の数が少なく、配置されている治安要員の数も十分とはいえません。このため、同地域の治安は悪化しており、路上封鎖強盗等の凶悪犯罪が頻繁に発生しています。さらに、同地域においては、「アル・ムラービトゥーン」や「MNLA:アザワド解放国民運動」等の過激派組織が活動を行っている可能性も指摘されており、誘拐、テロに関しても十分な注意が必要となる、大変危険な地域となっています。

2.首都ワガドゥグ等の都市部においては、富裕層、外国人、旅行者等の金銭を狙った犯罪が頻繁に発生し、昨今は、昼夜を問わずバイクを使用したひったくりが多発しています。また、夜間には、銃器を使用する強盗等の凶悪犯罪も多く発生しています。このため、ブルキナファソに滞在される方は、犯罪や事件事故に巻き込まれないためにも、特に夜間の不要不急な外出は控え、移動する場合は、短距離であっても車を使うといったような予防措置を常に心掛け、周囲への警戒を怠らないよう平素より安全対策に努めてください。

3.ブルキナファソにおいて発生した主な事案
(1)2011年3月から4月にかけて、軍関係者による威嚇発砲・破壊活動が各地で連続して発生したほか、民衆による略奪・放火事件、学生や商人による軍・政府へのデモ活動が行われました。同年4月中旬に新内閣が発足し、事態解決に向けた緊急対策等を実施した結果、全国的な混乱状態は収束し、政府機関の公務、銀行業務、商業活動も通常どおり再開され、市民生活は落ち着きを取り戻しました。
(2)2014年10月、政府が憲法の大統領三選禁止条項を改正するための法案を国民議会に提出し、国民議会が同法案を採決することを決定しましたが、これに反対する野党及び市民らがデモを行い、各地で暴動及び国民議会議事堂や行政機関等への略奪が行われる事態となり、当時のコンパオレ大統領及び主要閣僚は亡命し、コンパオレ政権は崩壊しました。その後、一時的な軍による統治を経て、11月中旬に国内社会の合意の下に文民主導の暫定政権が発足しました。当該暫定政権の統治期間は12か月となり、2015年10月に大統領選挙(第1回目投票で決まらない場合は11月に第2回目投票を実施予定)及び国民議会議員選挙、2016年1月に、地方議会議員選挙が実施される予定となっています。
(3)2015年4月4日、ブルキナファソ北部ウダラン県タンバオ地区において、マンガン鉱山の警備にあたっていた車列が正体不明の武装集団に襲撃され、ルーマニア人1名が誘拐される事案が発生し、同行していた憲兵隊員1名及び運転手1名も銃撃により重傷を負いました。本事案は、1か月半以上にわたり誘拐犯からの連絡が無い状態が続いていましたが、同年5月19日、イスラム過激派組織「アル・ムラービトゥーン」が誘拐を行った旨の犯行声明を発出しました。
(4)2015年8月23日、ブルキナファソ北部ウダラン県ウルシ地区において、憲兵隊事務所及び同敷地内にある憲兵隊ウルシ地区司令官の自宅が、正体不明の武装集団により襲撃を受け居住者が負傷したほか警備を担当していた憲兵隊員1名が死亡しました。

4.その他
 シリアやチュニジアにおいて日本人が殺害されるテロ事件をはじめ、ISIL等のイスラム過激派組織又はこれらの主張に影響を受けている者によるとみられるテロが世界各地で発生していることを踏まえれば、日本人、日本権益がテロを含む様々な事件に巻き込まれる危険があります。このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等の不測の事態に巻き込まれることがないよう、渡航情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


(手続や規則に関する最新の情報については、駐日ブルキナファソ大使館(電話:03-3444-2660)等にお問い合わせください。)

1.ブルキナファソへ入国するためには、有効な旅券、査証及び黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要です。短期滞在査証は空港で取得することも可能ですが、旅券を空港に2~3日預けなければならないため、渡航前に駐日ブルキナファソ大使館又は第三国にあるブルキナファソ大使館・総領事館で取得することをお勧めします。イエローカードは医療機関で入国の10日前までに黄熱の予防接種を受け、必ず入手した上、携行してください。また、空港の入国審査官が細かい質問(ホテルの連絡先、ブルキナファソの知人の携帯番号等)をする傾向がありますので注意してください。

2.300万CFAフラン以上のCFAフラン貨(655.967CFAフラン=1ユーロ(固定レート))、及びそれに相当する外貨の持ち出しは申告が必要となっています。。

3.出国時の通関チェックは大変厳しく、税関では空港警察により原則として全ての手荷物の検査と身体検査を要求され、通関の通過後も安全確保のため航空会社独自の手荷物開披検査があります。ブロンズ像等金属製のお土産品等も武器となり得るため、機内には持ち込むことが出来ません。貨物室預け荷物に関しても、不審な形状の物を入れておくと、X線検査の際に、開披検査を要求されることがあります。
また、金の持ち出しに関しても規制が掛かっており、金及び金製品を持ち出す場合には、事前に税関に申告を行い、許可を得る必要があります。

4.麻薬、武器、爆発物の取締り及び処罰は厳格に行われています。空港のポーターが麻薬運搬人の荷物を外国人の荷物に混入させて税関を通過させることもあり得るため、自分の荷物をよくチェックしておき、他人の荷物を入れられないように注意することが必要です。

● 滞在時の留意事項


1.写真撮影
 空港及びその周辺は写真撮影が禁止されています。街頭で撮影する場合も軍が警備している場所等では撮影を控えることが必要です。村落等でも現地の人の許可を得ないで撮影することは控えた方が良いでしょう。

2.各種取締法規
(1)麻薬
 麻薬については、持込み・所持ともに厳罰の対象となります。麻薬は絶対に持ち込まず、所持・使用もしないでください。見知らぬ人から荷物を預かったり運搬を依頼されても、その荷物に麻薬が入っている可能性がありますので、決して応じないでください。
(2)不法就労
 外国人が就労する場合は、ブルキナファソ政府当局に対し必要書類を提出し、就労許可証を取得しなければなりません。この手続きを踏まない場合は、罰金を科せられるほか、不法就労者として国外退去を命じられる可能性もあります。
(3)政治活動
 言論・出版・集会・結社等による政治活動についての規制は厳しくありませんが、日本人が政治活動を行う事は避けた方が賢明です。
(4)銃器
 街中では、自動小銃を所持した軍人の姿が見られます。一般人による銃器の携帯は狩猟用に申請されたもの以外は許可されていませんが、闇で流通しており、銃を用いた犯罪も発生しています。

3.旅行制限
 外国人に対する国内旅行制限は特にありませんが、常に身分証明書を携帯することが必要です。検問等で提示を求められて、携帯していなかった場合には、身元引受人が来るまで警察に勾留される可能性もあります。

4.交通事情
(1)交通規則等
 車の通行は右側通行です。道路標識は不十分ながらも設置されていますが、見えにくいところにある場合が多く、また、交通ルールが遵守されない傾向にあります。
(2)運転する際の注意事項
 道路事情は、道に穴があいている、障害物が道を塞いでいる、側溝に蓋がされていない、街灯が無い等劣悪であり、夜間及び降雨時に運転する際は特段の注意が必要です。交通量は多く、特に朝夕は混雑が激しくなり渋滞が発生します。運転マナーは悪く、特に無理な追い越し・車線変更、小道からの飛び出し、バイクによる無理なすり抜け、追い越し走行、タクシーの急停車・急発進が目立ち、必要以上に速度を上げている車も散見されます。歩行者が突然車道に飛び出してくることも多くあります。

5.長期滞在者向けの注意事項
 現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく最寄りの日本国大使館又は各日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(ORRネット、http://www.ezairyu.mofa.go.jp )による登録をお勧めしますが、郵送、ファックスによっても届出を行うことができますので、最寄りの在外公館まで送付してください。

6.短期渡航者向け注意事項
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)についても、現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして、2014年7月1日より、外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録された方は、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので、ぜひご活用ください。

● 風俗、習慣、健康等


1.黄熱は、ネッタイシマカが媒介する黄熱ウイルスに感染することにより発病します。 潜伏期間は3~6日。高熱、頭痛、出血性黄胆等の症状があり、致死率は高く5~50%です。
 予防としては、蚊の防除とともに黄熱ワクチンの予防接種(10年有効)が有効です。接種後10日目から有効となるため、入国の10日以上前に接種することが必要です。また、当地入国の際に必要なため必ず黄熱予防接種証明書(イエローカード)の発行を受け、携行してください。

2.ブルキナファソはマラリア流行国ですので、蚊にさされないために肌を露出しない服装を着用し、夜間の行動には十分注意して下さい。加えて、マラリア感染地域への渡航の際には、必ず専門医に相談の上マラリア予防薬の服用を検討してください。なお、マラリア予防薬は日本のトラベルクリニックで処方可能です。また、帰国後1か月以内に高熱が出た場合には、必ず医療機関でマラリア流行国に旅行した旨を説明してマラリアの検査を受けてください。

3.毎年ブルキナファソでは、12月から6月にかけて髄膜炎菌性髄膜炎が流行しますので、この時期に渡航される方は予防接種を受けることをお勧めします。日本では4価髄膜炎菌ワクチン(メナクトラ○R筋注)が製造販売されており、日本国内の医療機関で接種が可能です。トラベルクリニック等にご相談ください。

4.長期滞在される方は、チフス、A型肝炎、B型肝炎、ポリオ、破傷風、狂犬病ワクチンの予防接種を受けることをお勧めします。

5.衛生状況は都市部においても悪く、感染症による下痢、胃腸炎の症状を呈することが多く、一時的にコレラが発生する場合があります。生水や氷は避け、野菜や肉は十分加熱調理したものを食べる、食品の保存に注意を払う、住血吸虫症を防ぐためにも淡水には入らない等の基本的な日常生活上の留意点を守ってください。

6.湿気は少ないものの、気温が高くなる(40度くらいまで)ので、外出の際はこまめに水分補給をしてください。

7.ブルキナファソの医療レベルは、先進国と比較して厳しい医療水準と判断せざるを得ません。当地で重篤な疾病や大けが等が発生し、国内での治療が困難な場合には、医療先進国に緊急移送する必要があります。万一に備え、緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険へ加入しておくことを強くお勧めします。

● 緊急時の連絡先


◎警察:TEL 17
◎消防:TEL 18
◎憲兵隊:TEL 16
◎救急:TEL 362640、356153、357058
◎在ブルキナファソ日本国大使館
:TEL(代表)(市外局番なし)2537-6506
   国外からは(国番号226)2537-6506
(夜間)(市外局番なし)7020-0342
   国外からは(国番号226)7020-0342

(問い合わせ先)


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在ブルキナファソ日本国大使館
 住所:01BP5560 Ouagadougou 01 parcelle 05 du lot no 09 de la zone a section B du secteur no.15 Quartier OUAGA2000 BURKINAFASO
 代表電話(日中):(市外局番なし)2537-6506
 国外からは(国番号226)2537-6506
 緊急電話(夜間):(市外局番なし)7020-0342
   国外からは(国番号226)7020-0342
 FAX:(市外局番なし)2537-6581
 国外からは(国番号226)2537-6581
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