ブルンジ | Burundi

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2015年10月23日(日本時間)に失効しました。

ブルンジについての海外安全情報(危険情報)の発出

2015年06月10日

関係国地図

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●首都ブジュンブラ市:「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き上げ)
●チビトケ州、ブバンザ州、コンゴ民主共和国との国境地帯及びブジュンブラ国際空港以北の国道5号線:「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き上げ)
●その他の地域:「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)

☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ブルンジでは、ツチとフツの対立による内戦が続いてきましたが、2000年に和平合意が締結され、2005年にはンクルンジザ氏が大統領が選出されました。2008年12月には、最後まで反政府闘争を続けていた国民解放勢力(FNL:Forces Nationales de la Libération)と政府との間で権力分担等につき合意がなされ、FNL兵士の武装解除の完了、FNLに対する政党としての正式承認、FNL元兵士への社会復帰支援を通じて、治安は回復してきました。
(2)2009年末の和平プロセスの終了や政府の治安対策強化などによって、一般犯罪の発生は減少傾向にあります。政府も銃器取締りを強化しているところですが、長い内戦の影響もあって現在でも銃器を使用した犯罪が発生しているため、十分な注意と安全対策が必要です。
(3)2015年に予定されている大統領選挙等を控え、政府と野党及びその支持者らとの対立が激化しています。特に4月26日に与党CNDD-FDDがンクルンジザ現大統領を次期大統領選の候補者として指名して以降、首都ブジュンブラ市を中心として反大統領派によるデモが連日行われ、一部では軍・警官隊とデモ隊の衝突が発生し、双方に死傷者が出ているほか、同市中心部では何者かによる手りゅう弾の投てき事件が複数発生しています。
(4)5月13日にはニヨンバレ少将(Gen. Maj. Godefroid Niyombare)らによるクーデター未遂が発生し、同少将派の部隊とンクルンジザ大統領を支持する部隊との間で、約2日間に渡りブジュンブラ市中心部で武力衝突が発生しました。その後、大統領派が市内を制圧し、クーデター未遂の加担者もほとんどが逮捕されましたが、首謀者であるニヨンバレ少将は依然として逃走中であるほか、反大統領派によるデモも継続しており、情勢は依然として流動的であり、予断を許しません。
(5)シリアやチュニジアにおいて日本人が殺害されるテロ事件をはじめ、ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等のイスラム過激派組織又はこれらの主張に影響を受けている者によるとみられるテロが世界各地で発生していることを踏まえれば、日本人、日本権益がテロを含む様々な事件に巻き込まれる危険があります。このような情勢を十分に認識して、誘拐、脅迫、テロ等の不測の事態に巻き込まれることがないよう、海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.地域情勢
(1)首都ブジュンブラ市
:「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き上げ)
 ブジュンブラ市内では、本年の大統領選挙等に向けて与野党間の対立が激化しており、4月26日以降、現大統領の次期大統領選出馬に反対するデモが連日行われています。ムサガ、チビトケ、ンガガラ、ニャカビガ、ブテレレ、ブウィザ等の一部の地区では軍・警察とデモ隊との衝突に発展し、双方に多数の死傷者が出ているほか、市内中心部においても何者かが投てきした手りゅう弾によって死傷者が度々発生していますので、日中であっても人の多く集まる場所を避け、付近に集団を見つけた際には速やかにその場を離れて下さい。
5月13日にはニヨンバレ少将らによるクーデター未遂が発生し、同少将派の部隊とンクルンジザ大統領を支持する部隊との間で、約2日間に渡り市内中心部で武力衝突が発生しました。その後、大統領派が市内全域を制圧し、クーデター未遂の加担者もほとんどが逮捕されましたが、市内では反大統領派によるデモも継続しており、情勢は依然として流動的であり、予断を許しません。
 つきましては、首都ブジュンブラ市の危険情報を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」から「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げます。同地域への渡航・滞在は、どのような目的であれ止めてください。
(2)チビトケ州、ブバンザ州、コンゴ民主共和国との国境地帯及びブジュンブラ国際空港以北の国道5号線
:「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き上げ)
 ブルンジでは、内戦終了後も各所に武装勢力が潜伏しており、特にコンゴ民主共和国との国境地帯では反政府勢力による村落への襲撃が頻発しています。2014年には、ブバンザ州(Province Bubanza)のコンゴ民主共和国国境から国道5号線(ブジュンブラ-ルゴンボ)にかけた地域で、国境付近に潜むとされる反政府武装勢力が、複数回に渡りブルンジ軍へ攻撃を仕掛ける等、小規模ながらも武力衝突事件が発生したほか、同年12月末から翌2015年1月初頭にかけ、コンゴ民主共和国側から100人を越える武装勢力がチビトケ州(Province Cibitoke)へ侵入し政府軍と衝突する事件が発生しています。
 つきましては、チビトケ州、ブバンザ州、コンゴ民主共和国との国境地帯及びブジュンブラ国際空港以北の国道5号線の危険情報を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」から「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げます。同地域への渡航・滞在は、どのような目的であれ止めてください。
(3)その他の地域
:「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(継続)
 本年の大統領選挙等を背景としたデモは主に首都ブジュンブラ市を中心とした地域で発生していますが、それ以外の地域においてもデモ行為や、銃及び手りゅう弾による事件が散発的に発生しており、引き続き注意が必要です。また、主要幹線道路では現大統領の出馬に反対する市民によって道路に障害物が設置される事件が度々発生しているほか、政府による検問も頻繁に行われています。
 主要幹線道路および森林地帯を含む各地では、一般市民に対する銃器を使った強盗、誘拐及び強姦、また土地問題を背景とした殺人事件等の凶悪犯罪が報告されています。特にブルンジ東部のルビュブ国立公園(Parc National de la Ruvubu)内には武装集団が潜伏しているとされ、同公園内やその周辺では銃器を用いて通行車両を襲う等の強盗事件が発生していますので、同公園周辺への渡航は日中であっても控えることをお勧めいたします。
 さらに、ブルンジ国内では劣悪な道路が多いことに加え、散発的に発生する激しい豪雨によって道路が痛み、分断されることもあります。地方都市間を移動する際は、事前に最新の道路情報を入手するとともに、夜間の移動は避けることをお勧めします。
 つきましては、同地域への不要不急の渡航・滞在は止めてください。渡航・滞在する場合には、現地の最新の情報の入手に努めるとともに、常に周囲の状況に注意を払い、特に夜間の外出は控えるなど、自身の安全対策に万全を期してください。

3.滞在に当たっての注意
 既に滞在中の方は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在ルワンダ日本国大使館(ブルンジを兼轄)、現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。ブルンジには日本の大使館が設置されていないため、事件・事故が発生した場合の迅速な対応が困難ですので、注意してください。ブルンジにやむを得ず渡航・滞在される場合には、最新の現地情報を入手の上、十分な安全対策を講じるとともに、在ルワンダ日本国大使館との連絡を密にするようにしてください。
(1)渡航者全般向け注意事項
 ア 在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行・出張者など)について、現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして、2014年7月1日より、外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は、滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などを受け取ることが可能ですので、是非活用してください。
 イ 外出する場合は人の集まる場所を避け、政治的な集会等には近寄らないようにしてください。また、事件の多くは夜間に起きていることから、夜間の行動は控えるようにしてください。
 ウ ブルンジでは電話、FAX等の通信状態が悪い場合が多く、在ルワンダ日本国大使館や日本への連絡等、緊急時の対応に困難を来すことが予想されるため、確実な通信手段を有し、かつ信頼できる宿舎を選んでください。
 エ 一人での行動は大変危険です。やむを得ず単独で行動する場合は、信頼できる警備会社等による警護を依頼するか、現地事情に通じた方と行動を共にする等、十分な安全対策をとってください。
 オ 隣接するルワンダ、タンザニア及びコンゴ民主共和国の国境付近の治安情勢は極めて不安定です。長距離バスや小型乗り合いバスでの移動等、陸路での国境通過は控えてください。
(2)長期滞在者向けの注意事項
 ア 現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などで必要ですので、到着後遅滞なく在ルワンダ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はブルンジを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また、郵送、FAXによっても在留届の提出を行うことができます。 
 イ 外出の際には身の周りの安全に十分注意してください。
 ウ 外出中に不測の事態が発生した場合は、自宅や職場(旅行者の場合はホテル又は旅行エージェント)等の安全な場所に行き、事態が沈静化するまで待機してください。また、在ルワンダ日本国大使館に速やかに連絡してください。
(3)隣国のルワンダ、タンザニア及びコンゴ民主共和国についても海外安全情報(危険情報)が発出されていますので、あわせて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
             http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在ルワンダ日本国大使館(ブルンジを兼轄)
 住所:5F Plot no.1236, Kacyiru, South Gasabo, Kigali, Rwanda(テレコムハウス斜め向かいの青いガラス張りのビル(ブルー・スター・ハウス(BLUE STAR HOUSE))(P.O. Box 3072, Kigali)
 電話: (市外局番025)-250-0884(代表)
   国外からは (国番号250) 25-250-0884(代表)
 FAX : (市外局番025) -250-0885
   国外からは (国番号250) 25-250-0885
 ホームページ:http://www.rw.emb-japan.go.jp/index_j.html