コンゴ共和国 | Republic of Congo

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2016年04月15日(日本時間)に失効しました。

コンゴ共和国についての海外安全情報(危険情報)の発出

2014年05月23日

関係国地図

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●中央アフリカ国境地帯
 :「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き上げ)

●プール地方南部(ブラザビル周辺を除く)
 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(引き下げ)

●上記以外の地域
 :「レベル1:十分注意してください。」(継続)



☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)コンゴ共和国では、2009年の大統領選挙でサス・ンゲソ大統領が再選されて以降、経済再建に取り組んでいます。2012年には国民議会選挙が実施され、サス・ンゲソ大統領率いるコンゴ労働党(与党)が圧倒的勝利を収め、混乱もなく平穏に終了しました。
(2)中央アフリカにおける政情不安により、報道等によれば既に1万人以上の難民がコンゴ共和国に流入している模様です。今後、反政府勢力や犯罪集団等が侵入し、国境周辺の治安が悪化する可能性も否定できない情勢にあるため、不測の事態を避ける必要があります。

2.地域情勢
(1)中央アフリカ国境地帯
 :「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」(引き上げ)
 2012年12月、コンゴ共和国北部と国境を接する中央アフリカで、複数の反政府勢力の連合体である「セレカ」が武装蜂起し、2013年3月には首都バンギを制圧しました。その後、キリスト教自警団アンチバラカとの衝突、及び「暫定国民評議会」によるサンバ・パンザ「暫定大統領」の選任などを経るも現在に至るまで、中央アフリカ国内各地では戦闘が繰り返され、治安状態は国内全域に渡り極めて劣悪な状態です。中央アフリカ側の国境管理は十分ではなく、報道等によれば、すでに1万人以上の難民がコンゴ共和国に流入している模様です。今後、反政府勢力や犯罪集団が侵入し、国境周辺の治安が悪化する可能性も否定できません。
 ついては、中央アフリカ国境地帯を「レベル1:十分注意してください。」から「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」に引き上げます。同地域への渡航・滞在はどのような目的であれ止めてください。

(2)プール地方南部(ブラザビル周辺を除く)
 :「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」(引き下げ)
 同地域は、過去に、プール地方を拠点とする反政府勢力であるレジスタンス国民会議(CNR、通称ニンジャ)が存在していましたが、2007年に政府と反政府勢力との間の和平が進展し、ニンジャは武装解除して合法政党へと転換したことにより、現在の政情は安定し治安も改善されました。しかしながら、武装強盗団による犯罪が発生していることから、警察による強盗団掃討作戦が行われるなど、引き続き十分な注意が必要です。
 ついては、同地域を「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」から「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」に引き下げますが、同地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航・滞在する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。また、現地の最新の情報の入手に努めるとともに、夕方から夜間は各種犯罪に遭遇する可能性が増えますので、特に夜間の外出は控えるなど、引き続き自身の安全対策に万全を期してください。

(3)その他の地域
 :「レベル1:十分注意してください。」(継続)
 ア 首都ブラザビルは他の地域に比べ、政府軍や警察の取り締まりが強化されており、治安は比較的安定していますが、一般犯罪には十分注意してください。特に、夜間の外出は、徒歩はもちろんタクシーを利用する場合であっても危険を伴う場合があるので控えることをお勧めします。
 イ クイール地方は州都ポワント・ノワールを中心とした石油生産基地で外国人も多数働いていることから、他の地域に比べて、社会基盤(インフラ)も比較的整備されています。また、ニアリ、ブエンザ、レクム、プラトーの各地方は、かつての反政府勢力ココイユの活動地域でしたが、政府が元兵士の武装解除・動員解除・社会復帰(DDR)計画を進めた結果、治安は大きく改善され、復興も進んでいます。同地域の治安は比較的安定していますが、ブラザビル同様に一般犯罪に十分注意してください。
 ウ リクアラ地方のウバンギ川周辺では、2009年からコンゴ民主共和国赤道州の部族抗争に端を発した治安悪化の影響を受けて同州から大量の難民が流入しており、現在も約57,000人の難民がいます。国連が難民の本国送還計画を実施中ですが、未だ不安定な状態にありますので、注意が必要です。
 エ キュベット地方及びサンガ地方はエボラ出血熱の発生地域です。2010年にはサンガ地方において5人の急性出血熱の発生し、うち3人の死亡が報告されています。エボラ出血熱の人への感染源であるとして特定されたチンパンジー、ゴリラ等の野生サル類及び小型レイヨウなどの野生動物は、熱帯雨林の奥地に生息するため通常の旅行者が接触・感染する機会はありませんが、現地住民が捕獲して路上等で販売している野生動物の肉(BUSH MEAT)に触れることは絶対に避けてください。

 上記地域への渡航・滞在に当たっては危険を避けて頂くため特別な注意が必要です。現地の最新の情報の入手につとめ、常に周囲に警戒を払って行動するなど不測の事態に遭遇することのないよう十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
 滞在中は、下記の事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国に日本の大使館はなく、在コンゴ民主共和国日本国大使館が兼轄しています)に滞在先や連絡先を通報するなど連絡を密にし、さらに、外務省、現地関係機関等から最新情報を入手するよう努めてください。
 なお、コンゴ共和国は国際電話回線事情が悪いため、事件・事故等が発生した場合の迅速な対応が困難となる場合もあります。万一、事件・事故に巻き込まれた場合には、あらゆる手段を利用し、在コンゴ民主共和国日本国大使館に連絡してください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 ア 日本人渡航者が少ないこともあり、日本人を被害者とする事件は報告されていませんが、外国人を狙った犯罪に巻き込まれる可能性は十分考えられますので、外出の際には身の周りの安全に十分気をつけてください。
 イ 多額の現金や大きなカバン、目立つ装飾品を身に着ける等華美な服装での外出は控えてください。
 ウ 自動車に乗車中は、ドアを必ずロックし、窓は開けないようにしてください。
 エ 昼間も地元市場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りは十分注意してください。
 オ 陸路でコンゴ共和国へ入国する場合には、事件・事故に巻き込まれても緊急連絡のための通信手段が確保できず、迅速な対応が非常に困難ですので、陸路での入国はできる限り避けてください。
 カ 治安当局による検問には素直に応じるとともに、身分を証明するものを常時携行してください。
 キ 降雨など気象条件の変化等により、各種感染症の発生・流行が懸念されます。渡航に当たっては各種予防接種を受けるほか、生活環境全般における衛生管理を徹底してください。特に上下水道が整備されていない地域に渡航される場合には、十分な疾病、衛生対策をとることをお勧めします。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 ア 現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、到着後遅滞なく在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はコンゴ共和国を出国する(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。
 イ 不測の事態に備え、食料、飲料水、必要な医薬品を備蓄しておくとともに、パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておいてください。また、自家用車はガソリンを満タンに保ち、常に良好な状態にしておいてください。

4.隣国のガボン、カメルーン、中央アフリカ,アンゴラ及びコンゴ民主共和国に対しても,それぞれ危険情報が発出されていますので留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
             http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在コンゴ民主共和国日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)
 住所:372 Avenue Colonel Mondjiba, Concession Immotex, Ngaliema,
Kinshasa, Republique Democratique du Congo
 電話:(国番号243)(0)81-555-4731~4
 ホームページ:http://www.rdc.emb-japan.go.jp/