ブルンジ | Burundi

情報種別:海外安全情報(危険情報)
本情報は2015年01月16日(日本時間)に失効しました。

ブルンジについての渡航情報(危険情報)の発出

2014年05月02日

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●全土:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ブルンジでは、ツチ族とフツ族の対立による内戦が続いてきましたが、2000年に和平合意が締結され、ンクルンジザ氏が大統領に選出されました。2006年、ブルンジ政府と反政府組織である国民解放勢力(FNL:Forces Nationales de la Libération)との間で包括的停戦合意が締結されましたが、その後、和平交渉は中断、政府軍とFNLによる衝突に発展しました。
(2)2008年5月以降、政府とFNLの交渉が再開され、同年12月、ンクルンジザ大統領とルワサFNL代表が権力分担等につき合意し、FNL兵士の武装解除の完了、FNLに対する政党としての正式承認、FNL元兵士への社会復帰支援を通じて、治安は回復してきました。
(3)2009年末の和平プロセスの終了や政府の治安対策強化などによって、一般犯罪の発生は減少傾向にあります。政府も銃器取締りを強化しているところですが、長い内戦の影響もあって現在でも銃器を使用した犯罪が発生しています。地域によっては十分な注意と安全対策が必要です。
(4)2010年5月から9月にかけて実施された大統領選挙を含めた一連の選挙では選挙結果を巡る与野党の対立が激化し、ブジュンブラ市内及び一部地方で政党施設への放火や手榴弾の連続爆発事件が一時的に増加しました。その後、落ち着きを取り戻しましたが、2015年前半には再び総選挙が実施される見込みであり、状況次第では再度の治安悪化のおそれもありますので、同選挙期間の前後には十分な注意が必要です。

2.地域情勢
(1)首都ブジュンブラ市
 :「渡航の是非を検討してください。」
 2010年の総選挙の際、ブジュンブラ市内で手榴弾による爆発事件が発生し野党関係者が逮捕されました。選挙後、治安は安定しましたが、2015年の総選挙に向けて憲法改正議論が過熱化し、与野党間の対立が再度激化しています。2014年3月にはブジュンブラ市のキニンド地区において、議会外野党MSD党支持者による反政府デモが発生し、介入した警官隊2人を捕えてMSD党本部に立て篭ったことから、警官隊とMSD党支持者の間で銃器を使用した衝突へと発展し、多数の負傷者が発生し、71人が逮捕される事態となりました。今後も暴力を伴った反政府デモが発生する可能性は排除できず、十分な注意が必要です。
 ブジュンブラ市内における一般犯罪は、金品を目的としたスリ、ひったくりなどの犯罪や銃器を使用した強盗事件、特に夜間には武装強盗が発生しています。特に市内北部にあたるキナマ、ブテレス、カメンゲの各地区では、夜間を中心に強盗やひったくりの事件が多発しているため、同地区の夜間における通行は控えるようにしてください。また、深夜営業のバーやレストランに武装強盗が押し入るといったケースも発生していますので、深夜そのような場所への立ち入りは控えるようにしてください。
 つきましては、同地域への渡航・滞在を予定されている方は、不要不急の渡航は控えることをお勧めします。右にもかかわらず渡航・滞在する場合には、最新の治安情報の収集に努め、夜間の外出及び単独行動は控え、常に安全に配慮した行動をするなど、十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

(2)その他の地域
 :「渡航の是非を検討してください。」
 2010年の総選挙で治安が悪化した後、現在は落ち着きを取り戻し治安は比較的安定していますが、銃および手榴弾による事件は散発的に発生しており、引き続き注意が必要です。2014年に入り、ブバンザ州(Province Bubanza)のコンゴ民主共和国国境から国道5号線にかけた地域で、国境付近に潜むとされる反政府武装勢力が、複数回に渡りブルンジ軍へ攻撃を仕掛ける等、小規模ながらも武力衝突事件が発生しています。政府は政治的な集会、デモの取締を強化していますが、スポーツの集団等の政治とは無関係の集団が突如、政治デモ隊に変貌し、警官隊と衝突事件を起こす場合もあります。
 また、主要幹線道路および森林地帯を含む各地では、一般市民に対する銃器を使った強盗、誘拐及び強姦、また土地問題を背景とした殺人事件等の凶悪犯罪が報告されています。国道1号線(ブジュンブラ-カヤンザ)及び3号線(ブジュンブラ-マバンダ)での待ち伏せ攻撃による武装強盗の発生は、以前に比べ減少傾向にはありますが、散発的に発生しています。特に幹線道路の夜間の通行は避け、都市間の移動は日中に行うことをお勧めします。
 国道5号線(ブジュンブラ-ルゴンボ)沿いでは反政府勢力とブルンジ軍による小規模な銃撃戦が散発的に発生していますので、ブジュンブラ国際空港以北の国道5号線の使用は厳に必要なものにとどめ、移動する際は最大限注意してください。
 さらに、2013年2月以降、ブジュンブラ周辺では激しい豪雨が散発的に発生し、道路が痛み分断された、あるいは道幅が極端に狭くなっている箇所があります。地方都市間を移動する際は、事前に最新の道路情報を入手することをお勧めします。
 つきましては、同地域への渡航・滞在を予定されている方は、不要不急の渡航は控えることをお勧めします。右にもかかわらず渡航・滞在する場合には、最新の治安情報の収集に努め、夜間の外出及び単独行動は控え、常に安全に配慮した行動をするなど、十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

3.滞在に当たっての注意
 既に滞在中の方は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在ケニア日本国大使館(ブルンジを兼轄)、現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。ブルンジには日本の大使館が設置されていないため、事件・事故が発生した場合の迅速な対応が困難ですので、注意してください。ブルンジにやむを得ず渡航・滞在される場合には、最新の現地情報を入手の上、十分な安全対策を講じるとともに、在ケニア日本国大使館との連絡を密にするようにしてください。

(1)渡航者全般向け注意事項
 ア 短期滞在の方も、在ケニア日本国大使館に滞在先を通報するなど連絡を密にしてください。
 イ 外出する場合は人の集まる場所を避け、政治的な集会等には近寄らないようにしてください。また、事件の多くは夜間に起きていることから、夜間の行動は控えるようにしてください。
 ウ ブルンジでは電話、FAX等の通信状態が悪い場合が多く、在ケニア日本国大使館や日本への連絡等、緊急時の対応に困難を来すことが予想されるため、確実な通信手段を有し、かつ信頼できる宿舎を選んでください。
 エ 一人での行動は大変危険です。やむを得ず単独で行動する場合は、信頼できる警備会社等による警護を依頼するか、現地事情に通じた方と行動を共にする等、十分な安全対策をとってください。
 オ 隣接するルワンダ、タンザニア及びコンゴ民主共和国の国境付近の治安情勢は極めて不安定です。長距離バスや小型乗り合いバスでの移動等、陸路での国境通過は控えてください。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 ア 現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などで必要ですので、到着後遅滞なく在ケニア日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はブルンジを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また、郵送、FAXによっても在留届の提出を行うことができます。
 イ 外出の際には身の周りの安全に十分注意してください。
 ウ 外出中に不測の事態が発生した場合は、自宅や職場(旅行者の場合はホテル又は旅行エージェント)等の安全な場所に行き、事態が沈静化するまで待機してください。また、在ケニア日本国大使館に速やかに連絡してください。

(3)隣国のルワンダ、タンザニア及びコンゴ民主共和国についても渡航情報(危険情報)が発出されていますので、あわせて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
             http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在ケニア日本国大使館(ブルンジを兼轄)
 住所:Mara Road, Upper Hill, Nairobi, Kenya
 電話: (国番号254)-20-2898000
 FAX : (国番号254)-20-2898220
 E-Mail:ryoji@eojkenya.org(日本語可)
 ホームページ:http://www.ke.emb-japan.go.jp/j-index.html