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(2009/04/22)
【安全対策基礎データ】
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査証、出入国審査等
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滞在時の留意事項
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風俗、習慣、健康等
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緊急時の連絡先
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犯罪発生状況、防犯対策
犯罪発生状況
2009年2月、与野党協働による政府が樹立され、政治的安定に向けた取組に対する期待が高まっています。しかしながら、低迷が続く経済状況を背景に、失業率が90%以上とも言われるなど国民生活の困窮は依然として深刻であり、犯罪を助長する傾向があることに変化はありません。また、犯行時に拳銃、ナイフ等の武器を使用した悪質な強盗事件も最近多発しています。さらに、置き引き、ひったくり等の犯罪は日常的に発生しており、その手口も巧妙化していますので、手荷物には十分な注意を払うことが必要です。
首都ハラレ市内の公園など人が多く集まる場所では、寄付・署名集めを装った3〜5人の集団によるスリや置き引きが発生しているほか、闇両替、マリファナ等の薬物の販売も行われていますので、公園内へは不用意に立ち入らないようにしてください。
このような集団スリ、置き引き等の窃盗グループは、狙いをつけた人に近づき、数人が話しかけて気をそらしている隙に、残りのメンバーが所持金品等を窃取するといった手口で犯行を行い、日本人を含む多くの外国人が被害に遭っています。駅、空港、両替所、銀行、ホテル、ガソリンスタンド、土産物店等現金の出し入れをする場所のほか、公園、路上等も狙われやすい場所と言われています。
観光地における治安情勢
ビクトリア・フォールズ、グレート・ジンバブエ遺跡、ライオン・チーターパーク、ハラレ市内ムバレのフリー・マーケット等では観光客をターゲットとした犯罪や観光客が被害に遭う事故等が多く発生しています。
2007年3月、ハラレ市郊外にあるライオン・チーターパークで、観光客が飼育員と一緒にライオンの子供と触れ合っていたところ、突然子供ライオンに襲われ、頭と足に重傷を負いました。また、2005年8月にも、観光客が同パークで檻の中に入ってライオンと写真撮影をしようとしたところ、ライオンに襲われて死亡する事故が発生しており、同パークでは、これまでにライオンに襲われる事件が合計3件報告されています。
2008年2月、ビクトリア・フォールズの観光名所で知られるビッグ・ツリー(Big Tree)で、団体客がバスで到着後、現地人が土産物を販売するふりをして近寄り、突然、拳銃及びナイフを突き出して現金を路上に置くよう脅迫した事件が2回続けて発生しています。
以上のほか、観光客が被害に遭っている事件及び事故が多発していますので、下記の対策を心掛けてください。
強盗、窃盗等の原因となるので大金は持ち歩かないようにする。
お土産等は、露天の物売り業者から購入せずに、比較的大きな店舗やマーケット等で購入する。
ホテル代、食事代等は、外貨で支払う必要があり、釣銭がない場合があるので、事前に少額の外貨を十分用意しておく。また、クレジットカードは、後日、法外な金額を請求される場合があるので、全ての支払いは、現金で行うよう心掛ける。
サファリツアーなどの際は、たとえガイドが一緒であっても、突然野生動物に襲われる等不慮の事故に遭う危険性があるので、十分注意する。
ガイド、飼育員、調教師等から勧められても、ライオン等の野生動物が入った檻や柵の中には入らないようにする。
日本人の被害状況
最近の日本人被害の主な事例は次のとおりです。これらの事例では、夜間の被害を中心に記載していますが(夜間は発生率が増加します)、昼夜を問わず、人通りの少ない場所では注意が必要です。
2006年3月、夜間、外出先から帰宅したところ、待ち伏せしていた武装強盗団に銃を突きつけられ、拘束された上、現金、貴重品、電化製品、車等を強奪された。
2007年1月、ショッピングセンターの駐車場で、前後車両との距離を十分に確認後駐車したところ、後方車両の運転手が衝突されたと騒ぎ立てたので、施錠をせずに車を降りて話している隙に、車内から貴重品を盗まれた。
2007年2月、宿泊先ホテルに向けて歩いていたところ、3人組の犯罪者に取り囲まれてナイフで脅かされショルダーバックを強奪された。
2007年7月、路上で現金を拾った男性に話しかけられ、しばらく一緒に歩いていたところ、警察のIDを見せる偽警察官に呼び止められ荷物検査を受けたが、すぐに放免された。その後、帰宅してカバンを確認したら携帯電話が盗まれていた。
2007年12月、残業後、帰宅しようとした際、事務所が所在するビルの駐車場出入口で5人組の犯人に襲われ、殴打された上、現金、事務所の鍵等を強奪された。
以上のほか、日本人が被害に遭っている事件は主に窃盗・強盗などですが、凶器(銃、ナイフ等)を使った犯罪も発生しておりますので行動には十分注意が必要です。
防犯対策
現金を持っていると思われる旅行者や外国人は標的になりやすいという点を十分意識し、下記の対策を心がけてください。
理由の有無にかかわらず近づいて来る者には十分注意する。
路上には、浮浪者やいわゆるストリート・チルドレンが徘徊しているので、十分注意する。
自分の前後にいる不審人物に注意する(自分の周辺にいる数人が同じペースで歩いている時は狙われている可能性があるので、自衛策として近くの商店等に逃げ込むとよい)。
信号待ちの際に自動車のドアを開けたり、ガラスを割ったりする強盗が増加しているので、乗車中、自動車のドアは必ずロックし、窓は閉めておく。
夜間の一人歩きは絶対に避ける。
不幸にして犯罪に巻き込まれた場合には、犯人等が凶器を所持していることも十分考えられるので、無理な抵抗をせず、所持金品等を渡し、一刻も早く危険な状態から脱出するよう心掛ける。
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査証、出入国審査等
日本国籍の旅券所持者は、空港及び国境地点の入国管理局で入国時に査証を取得する必要があります。なお、取材目的の入国は情報省の許可が事前に必要です。また、滞在期間の延長手続きは、各主要都市の入国管理事務所で行い、観光の場合は最高6か月まで滞在可能です。なお、査証料は下記のとおりです(2009年4月1日現在)。
1次限り有効の査証料 30米ドル
2回有効の査証料 45米ドル
数次有効の査証料 55米ドル
(但し、数次有効の査証については、ハラレ入国管理事務所でのみ取得可能です。)
入国審査に必要なものは、有効なパスポート、入国申請書、航空券、イエローカード(黄熱の汚染地経由の場合)です。帰りの航空券又はその購入代金、及び滞在費等を十分に所持していないと判断された場合は、入国を拒否されることがあります。
外貨の持ち込み制限はありませんが、入国の際に外貨申告が必要で、出国の際、入国時に申告した以上の外貨を所持していた場合は没収されます(ただし、滞在許可証を持っている者は、外貨申告によらず1,000米ドル相当の外貨持ち出しが認められています)。
※2009年2月、新たな金融政策により、外貨経済へと移行されたことなどから、ジンバブエ・ドル(自国通貨)は流通しておりません。同政策により、物価の高騰、食糧及びガソリンなどの慢性的な物不足は解消されつつあります。全ての商品の取引きは、米ドル及び一部南アフリカ・ランドといった外貨で行われていますので、当国へ旅行、滞在される方は、米ドルを持って入国することをお勧めします。
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滞在時の留意事項
英雄記念墓地の見学には情報省の許可が必要です。その他の重要施設のある地域では、入域制限があって軍隊が警備しています。
軍事施設、空港、大統領官邸等の重要施設での写真撮影は禁止されています。これらの施設の周辺では不用意にカメラを構えたりすると、軍・警察により拘束され処分を受けることもあります。また、ハラレのバスの停留所で街中の人混みの写真撮影をしたところ、警察官に職務質問され、相手側の了承を得ずに撮影をしたという理由で全ての写真データを消去させられ警察署に一時的に拘束された邦人もいます。その際の警察側の説明では、撮影禁止区域ではないが相手の了承を得ずに人物を撮影するのは良くない、というものでした。つきましては、撮影禁止区域でなくとも無断で人物を撮影する等現地人が不愉快に感じるような写真撮影はトラブルの元になり得ますので、ご注意ください。
麻薬は大きな社会問題となっており、当局の取締りは厳しく、最高15年の懲役刑に処せられます。
車を運転している時、サイレンとともに警察や軍隊に護衛された大統領や政府要人の車に出会うことがあります。その場合には、すぐに自分の車を左側の路肩に止め、車列が過ぎ去るのを待たなければなりません。走行妨害をした場合は、発砲されることもあります。
大統領官邸付近は武装した軍隊に守られており、駐停車は禁止されています。官邸付近の道路(Borrowdale Roadの一部区間)は午後6時から午前6時までの間通行禁止となっています。徒歩で近づいただけで銃を向けられることもあるので、十分な注意が必要です。
大統領を始めとする政府要人や政治体制を公然と批判することは厳しく取り締まられており、発覚した場合、懲役刑又は罰金刑が科せられます。
車優先社会のため日本の交通マナーは通じず、歩行者用信号が青であっても横断する際には十分な注意が必要です。また、国内の幹線道路において、長距離バスやミニバスによる重大な交通事故が頻繁に発生し、多数の死傷者が出ています。主な原因はスピードの出し過ぎや整備不良によるものですので、長距離バスは出来るだけ大手バス会社を利用する、ミニバスを利用する際は運転の状況や車体の状態を確認する等、安全確保に留意するよう努めてください。
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風俗、習慣、健康等
ジンバブエの部族構成は、主としてショナ族とンデベレ族の2大部族から成り立っており、人口の約75%がショナ族、約25%がンデベレ族です。現地人の日常会話はショナ語かンデベレ語で行われていますが、公用語は英語で、国民のほとんどが英語を話すことができます。
ジンバブエで発生している主な感染症は次のとおりです。
(1)コレラ
2008年8月以降、コレラが全国で大流行し、2009年3月末までに報告されているだけで国内における累積患者の総数は93,600人を超え、4,095人が死亡したと報道されています。コレラの蔓延は、雨季の終了に向けて収束傾向にあると言われていますが、依然として週2,000件以上の新たな感染者が報告されています。コレラは経口感染する感染症であるため、氷を含め生水は飲まない(飲料水としては、ミネラルウォーターを購入するか、一度煮沸した水を用いる)、食事は信頼のおける飲食店でとり、肉や魚の生焼けや生煮え等に注意し、なま物の摂取を避ける、手洗いを頻繁に励行する等の対策が必要です。
(2)マラリア
ハラレ市内に居住する限り感染の心配は大きくありませんが、標高の低い地域(ビクトリア・フォールズ、ワンゲ国立公園、カリバ湖周辺等)に行く場合は、年間を通し予防薬の服用をお勧めします。(特に11月〜5月の雨季に発生が多くなっています)。なお、2008年11月から2009年の3月までの雨季は、例年より患者数が多く、数か所から大流行の発生が報告されています。
(3)住血吸虫
国内各地で認められるので(一部地方では、小児の70〜80%が感染)、湖沼や流れの緩い河川等に入ることは避けた方が賢明です。
(4)結核
ジンバブエでは珍しくなく、ハラレ市(人口約150万人)だけで年間4,000人以上の患者が報告されています。
(5)HIVエイズ
HIVエイズは大きな社会問題で、国民の7人に1人がHIV感染者であると報告されています。
(6)その他
ハエが洗濯物に卵を生み付け、そのウジが人間の皮膚に入り込むことがあります。このため、下着を始め洗濯物には全てアイロンを掛け、生みつけられたハエの卵を熱で殺虫する必要があります。
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緊急時の連絡先
◎非常時(警察、火事、救急共通): 999
◎在ジンバブエ日本国大使館: +263-4-250025〜7
+263-11-202086(時間外緊急連絡番号)
※
在留邦人向け安全の手引き
現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した
「安全の手引き」
も御参照ください。
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(問い合わせ先)
・
外務省海外安全相談センター
東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902
・
外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/
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