バヌアツ共和国 Republic of Vanuatu

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(2008/07/03)
【安全対策基礎データ】

| 査証、出入国審査等 | 滞在時の留意事項 | 風俗、習慣、健康等 | 緊急時の連絡先 |
※バヌアツには日本大使館がないため、事故等に遭遇された場合、現地警察及び、在フィジー日本国大使館(連絡先末尾)に連絡してください。
犯罪発生状況、防犯対策
  1. バヌアツの治安状況は、南太平洋島嶼国の中でも比較的良いとされてきましたが、最近、首都ポートビラ市内を中心として、空き巣、引ったくり及び性犯罪等の一般犯罪が増えつつありますので、十分な注意が必要です。特に夜間は、人気のない場所へ行くことや、女性の一人歩き等は避ける必要があります。2008年3月には大規模な囚人の脱獄事案が発生し、その後すべての脱獄囚は拘束されましたが、同事案発生以降首都ポートビラを中心に強盗、窃盗、暴行及び性犯罪等の犯罪が増加し、以前に比べ治安情勢が不安定化してきています。さらに、外国人に対しての犯罪も増えており、空き巣や性犯罪未遂などの被害が発生していますので、家やホテルを空けて外出する際には、戸締まり及び周囲の状況に十分注意してください。


  2. また、2007年3月4日、ポートビラで部族間(タンナ島出身者とアンブリム島出身者)による抗争が発生し、死傷者3人を出す暴動に発展しました。既に事態は沈静化し、更なる部族間の抗争が発生する可能性は低いですが、十分に警戒し、デモや集会を行っている場所には近づかないよう気をつける必要があります。
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査証、出入国審査等
  1. 観光などを目的とした1か月以内の短期滞在の場合は、査証なしで入国できます。入国時には有効な旅券(入国時に6か月以上の残存有効期間が必要。)、出国用航空券及び入国カードを提示します。滞在期間を延長する場合には、移民局に申請して1か月滞在可能なVisitor's Permit(旅券に押印される。)を取得することが可能です。それ以降は、1か月ごとに再申請し、最長4か月間(当初の1か月を含む。)まで滞在することが可能です。ただし、就労目的で長期滞在する場合は、事前にバヌアツの入国管理局に問い合わせて、目的に合った査証を取得しておく必要があります。その際に必要な書類等は以下のとおりです。
    (1)申請書
    (2)警察証明(無犯罪証明)
    (3)健康診断書
    (4)雇用主からの雇用証明書
    (5)パスポートの写し
    (6)パスポートサイズの写真1葉
    (7)申請料(40,000バツ)


  2. 外貨の持ち込み・持ち出し額に制限はありません。


  3. 持ち込み禁止品は、麻薬、拳銃、公序良俗に反する雑誌・ビデオ等、生鮮野菜、果物、肉類、乳製品、卵製品、種子類などです。


  4. 出国税は、航空券代金に含まれています。
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滞在時の留意事項
  1. 一般の観光目的で訪れるような場所には特に立入禁止区域はありません。


  2. 写真撮影が禁止されている場所は特にありませんが、集落で昔ながらの伝統的な生活をしている人々の無断撮影は控えた方が良いでしょう。


  3. 麻薬の不法生産、所持、販売等には厳しい罰則があります。


  4. 外国人が就労するためには、就労許可を取得する必要があります。ただし、政府は自国民の雇用促進を優先しているため、外国人の雇用はバヌアツ人で代替し得ない特殊な職種に限られています。


  5. 銃器所持には厳しい規制があり、ライセンスを保持していても年1回の更新が必要です。なお、一般の警察官は銃器を所持していません。


  6. 公共交通機関にはバスとタクシーがあります。バスは、運行便数は余り多くありませんが、料金が一律で安全です。タクシーの方も、メーターがあるため料金のトラブルはほとんどありませんが、念のため事前に目的地までの概算料金を確認しておいた方が良いでしょう。


  7. 車両の通行は日本と反対の右側通行(ただし、右ハンドルの日本車が多い。)であり、信号機はなく、交差点が「ラウンド・アバウト」と呼ばれるロータリー式になっているため、運転時には十分注意が必要です。


  8. レンタカー等でエファテ島内を一周する場合には、首都ポートビラ付近以外は未舗装の上り勾配が険しいため、排気量の大きい車両を選ぶとともに燃料や車両の状態を事前に十分点検しておく必要があります。
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風俗、習慣、健康等
  1. 夏場(11月から2月)は日射しがかなり強く、日射病などにかかる場合がありますので、屋外では日焼け止め及び帽子等を利用し、水分と塩分の補給を欠かさないよう留意が必要です。飲用水は、よく煮沸したものかミネラルウォーターが良いでしょう。


  2. バヌアツは、蚊を媒介として発症するマラリア、デング熱の発生地域ですので、虫除けスプレーを持参するなど十分な対策が必要です。


  3. 公式な儀式に参加したり一般家庭に招かれたりした際に、胡椒科の木の根を乾燥させ粉状にし、水を加えて絞った「カバ」と呼ばれる飲み物を勧められることがありますが、人によっては気分が悪くなる場合もありますので、カバを飲む際には控えめにしておいたほうが良いでしょう。


  4. 自然災害
    (1)11月から4月にかけては雨季に当たり、熱帯性サイクロン(台風)が発生します。サイクロンが上陸したり、直近を通過する場合には、暴風雨となり、海岸付近では高波にさらわれたり、土砂崩れ、道路の崩壊等の危険性もありますので、海や川の近くを避けるとともに、土砂崩れの危険性のない安全な場所に退避する必要がありますので、日頃よりサイクロン発生を含めた気象情報の入手に努めることが大切です。

    (2)バヌアツは火山帯にあるため地震多発地域であり、ここ最近でも多くの大型地震も発生しています。過去の発生例は以下のとおりです。
    • 1999年、ペンテコスト島でマグニチュード7.1の地震が発生し、津波の被害で多数の死傷者が出ました。
    • 2002年1月、死者は出ませんでしたが、海底地震が発生して首都ポートビラとエファテ島北部を結ぶ大橋が破損しました。
    • 2007年8月には、サント島近海を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生し、場所によっては建物に亀裂が入る状態となりました。
    • 2008年4月にはタンナ島近海を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生しました。特に大きな被害はありませんでしたが、同月内に震源をほぼ同じくしたマグニチュード6.4の地震も発生しました。
     バヌアツは地震多発地帯ですので、揺れを感じた場合は、速やかな地震情報の入手に努めるとともに、同情報を入手した際には、津波の危険性もあることから、海岸付近には近寄らないこと、海岸付近居住者は高台に避難すること、落ち着いて行動しラジオ等から最新の情報収集に努めることが大切です。

    (3)バヌアツは、南太平洋地域でも有数の火山列島となっており、これまでも各地で噴火が発生しています。最近の例では、2006年5月にウルベア島のロペビ山の活動が急激に活発化したため、同島への渡航を控えるよう勧告されています。この他、現在は小康状態になっていますが、2005年末にはアンバエ島のマナロ山も噴火しており、また、1995年にタンナ島のヤスール山が噴火した際には、日本人旅行者と現地ガイドが火山弾に遭い死亡する事故も発生していますので、これらの島々に渡航する予定の方は十分に注意し、事前に最新の情報を収集してください。
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緊急時の連絡先
[ポートビラ]
◎警察署:TEL 22222
◎消防署:TEL 22333
◎救急車:TEL 22100
[サント]
◎警察署:TEL 36222
◎消防署:TEL 36333
◎救急車:TEL 36345

◎在フィジー大使館:TEL (+679)330-4633(スバ)

在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した
「安全の手引き」も御参照ください。
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(問い合わせ先)
外務省海外安全相談センター
東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902
外務省海外安全ホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
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