ウガンダ共和国 Republic of Uganda

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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

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ウガンダに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/08/13)


 ●北東部(カボング県、コティド県、アビム県、モロト県、ナカピリピリ
  ティ県)及び西部(ブンディブギョ県)
    :「渡航の延期をお勧めします。(滞在中の方は、退避手段等につ
      きあらかじめ検討してください。)」(継続)
 ●北部(アジュマニ県、アムル県(マチソン・フォールズ国立公園内観光
  エリア(パラアロッジ以西)を除く)、グル県、キトゥグム県、パデル
  県、アパッチ県、オヤム県、リラ県)、北東部(カタクイ県及びアムリ
  ア県)及び北西部(コボコ県、ユンベ県、モヨ県、マラチャ県、アルア
  県及びネビ県)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 ●アムル県のマチソン・フォールズ国立公園内観光エリア(パラアロッジ
  以西)、南西部(カセセ県、キソロ県、カヌング県)並びに及びその他
  の地域(首都カンパラ等)
    :「十分注意してください。」(継続)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)ウガンダ北部では、20年以上にわたって反政府勢力(LRA「神の抵抗
  軍」)とウガンダ政府との戦闘が継続し、最大190万人の国内避難民が
  発生しました。2006年以来、ウガンダ政府とLRAとの和平交渉が開始さ
  れて治安が大幅に改善していましたが、2008年4月、コニーLRA司令官が
  最終和平合意への署名を拒み、現在も、和平交渉は中断したままとなっ
  ています。このような中で、ウガンダ政府は、2008年12月から2009年3
  月にかけて、コンゴ民主共和国(以下、コンゴ(民))及びスーダン政
  府と共同でコンゴ(民)領内に潜むLRAに対する軍事掃討作戦を実施し
  ましたが、コニー司令官の消息は依然として不明であり、今後の動向を
  引き続き注視していく必要があります。

(2)ウガンダ北東部には武装し好戦的なカリモジョンという部族がおり、
  政府も同部族の武装解除に努めていますが、目に見える進展がない状況
  です。

2.地域情勢
(1)北東部(カボング県、コティド県、アビム県、モロト県及びナカピリ
  ピリティ県)及び西部(ブンディブギョ県)
  :「渡航の延期をお勧めします。(滞在中の方は、退避手段等につきあ
   らかじめ検討してください。)」
 (イ)北東部(カボング県、コティド県、アビム県、モロト県及びナカピ
   リピリティ県)
    上記各地域では、家畜強奪のために銃で武装したグループが多く、
   山賊行為や部族対立による衝突も多く発生しています。2001年より政
   府が住民の武装解除を進めているものの、隣国より武器が流入してい
   るために際立った成果はみられていません。
 (ロ)西部(ブンディブギョ県)
    上記の県は、ルウェンゾリ山地南側のコンゴ(民)領に存在してい
   るとみられる反政府武装勢力が侵入してくる可能性があります。2008
   年8月には、アルバート湖において、コンゴ人武装集団とウガンダ国
   軍との間で銃撃戦が発生し、現地の石油開発会社で働いていた英国人
   1人が殺害されたほか、同年9月末にも、コンゴ(民)国軍兵士とウガ
   ンダ国軍兵士数人が衝突し、6人が死亡、5人が負傷しています。

   つきましては、上記各地域への渡航は、治安が改善されるまでの間、
  目的のいかんを問わず、延期することをお勧めします。また、上記各地
  域に滞在中の方は、退避手段等につきあらかじめ検討してください。

(2)北部(アジュマニ県、アムル県(マチソン・フォールズ国立公園内観
  光エリア(パラアロッジ以西)を除く)、グル県、キトゥグム県、パデ
  ル県、アパッチ県、オヤム県及びリラ県)、北東部(カタクイ県及びア
  ムリア県)及び北西部(コボコ県、ユンベ県、モヨ県、マラチャ県、ア
  ルア県及びネビ県)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)北部(アジュマニ県、アムル県(マチソン・フォールズ国立公園内
   観光エリア(パラアロッジ以西)を除く)、グル県、キトゥグム県、
   パデル県、アパッチ県、オヤム県及びリラ県)
    上記各地域では、2006年までLRAが活動していた地域ですが、治安
   が大きく改善し、国内避難民キャンプに居住していたこれら地域出身
   の多くの住民が帰還しています。他方、LRAと政府の和平交渉の動向
   によっては、治安が再度不安定化する可能性もあります。また、キ
   トゥグム県、パデル県及びリラ県では、北東部より武装集団が家畜を
   奪いに度々侵入してくるため、事件に巻き込まれる可能性がありま
   す。十分注意してください。
 (ロ)北東部(カタクイ県及びアムリア県)
    上記各地域は、東側に隣接する県より武装集団が家畜を奪いに侵入
   してくるため、事件に巻き込まれる可能性があります。
 (ハ)北西部(コボコ県、ユンベ県、モヨ県、マラチャ県、アルア県及び
   ネビ県)
    上記各地域の治安は安定してきており、大きな事件は最近発生して
   いませんが、2004年にはユンベ県で、何者かにより米国人2人が殺害
   されるという事件が起こっています。

   つきましては、上記各地域に渡航を予定している方は、渡航の是非を
  含め自らの安全につき真剣に検討され、渡航・滞在する場合には十分な
  安全対策を講じることをお勧めします。

(3)アムル県のマチソン・フォールズ国立公園内観光エリア(パラアロッ
  ジ以西)、南西部(カセセ県、キソロ県、カヌング県)及びその他の地
  域(首都カンパラ等)
  :「十分注意してください。」
 (イ)アムル県のマチソン・フォールズ国立公園内観光エリア(パラアロ
   ッジ以西)
    上記の地域は、観光客に公園案内人が同行しており、公園全体の警
   備も強化されています。しかし、同国立公園のうちナイル川北部につ
   いては、過去LRAが活動しており、2005年には英国人旅行者がLRAとみ
   られる者から攻撃を受けて死傷する事件がありました。万一の場合を
   考慮して、同国立公園内北部地域の観光エリア(パラアロッジ以西)
   には、ナイル川以南の公園入口から入園し、ナイル川を渡河するルー
   トを使用することをお勧めします。また、公園管理者の指示に従って
   ください。
 (ロ)南西部(カセセ県、キソロ県及びカヌング県)
    上記の各地域は、ウガンダ国軍による警備が強化されていますが、
   コンゴ(民)東部から同地域へ武装集団が侵入する可能性がありま
   す。2007年8月には、カヌング県で襲撃事件があり、死傷者が発生し
   ています。
 (ハ)その他の地域(首都カンパラ等)
  (a)首都カンパラでは、都市化傾向及び物価上昇に伴い、強盗、窃盗
    といった一般犯罪が増加傾向にありますので、十分注意する必要が
    あります。
  (b)首都カンパラと地方都市を結ぶ幹線道路に強盗が出没しています。
    また、交通事故が多発しており、夜間の移動は避けることをお勧め
    します。

   つきましては、上記情勢を踏まえ、これら地域に渡航・滞在される方
  は、安全に十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、以下の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにして
 ください。
  また、ウガンダの治安情勢は刻々と変化しておりますので、外務省、在
 ウガンダ日本国大使館、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努
 めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)滞在中、市内のバス及びタクシー・ターミナル、市場、酒場、レス
   トラン、ナイトクラブ等混雑する場所では、犯罪に対する注意が特に
   必要です。特に、夜間はスラム街やタクシー・ターミナル付近へは近
   づかないでください。
 (ロ)置き引き、スリ、ひったくり、銀行や両替所から出てきたところを
   襲われるおそれがありますので、十分注意が必要です。また、夜間は
   できる限り外出を控え、外出する場合はできるだけ複数で行動し、多
   額の現金所持や高級装飾品・腕時計の着装は避け、裏通りや暗い場所
   を通行しないようにしてください。
 (ハ)強盗に遭った場合には焦らず、抵抗しないことが賢明です。
 (ニ)路上で大麻、コカイン等の薬物を売りつけてくることがあります
   が、絶対に買わないでください。
 (ホ)食べ物や飲み物に睡眠薬を入れ、所持品等を盗む事件も度々発生し
   ていますので、注意してください。

(2)観光旅行者向け注意事項
 (イ)ムガヒンガ国立公園は、コンゴ(民)との国境に接しており、武装
   集団と遭遇する可能性も否定できないため、園内では公園管理官の指
   示に従って行動してください。また、マチソン・フォールズ国立公園
   では、ナイル川の北側(グル県内)の同公園内一部地域において、
   2005年6月に10人のLRA兵士が出没し、国軍との間で戦闘が発生しまし
   た。また、同年7月には、3人の外国人が襲撃され所持品を強奪されて
   おり、さらに同年11月には、英国人がLRAとみられる者から攻撃を受
   けて死傷しています。現在レンジャー部隊等により厳重な警備が行わ
   れていますが、LRAの動向次第では、治安が不安定化する可能性も排
   除できないため、ナイル川の北側では、必ず公園管理官の指示に従っ
   てください。ウガンダ南西部で行われているゴリラ・トレッキングで
   は、武装集団に遭遇する可能性があるので、コンゴ(民)やルワンダ
   まで入らないようにガイドと事前に打ち合わせることをお勧めしま
   す。
 (ロ)国立公園のある地域を含め国内の全域でマラリアが多く発生してい
   ますので、航する際は、こまめに虫除け対策をしたり、マラリア予防
   薬を服用する等の注意が必要です。また、その他アフリカでよくみら
   れる感染症(黄熱、コレラ、赤痢等)に対する知識を十分身につけて
   旅行するよう心掛けてください。

(3)長期滞在者向け注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
   で、到着後遅滞なく在ウガンダ日本国大使館に「在留届」を提出して
   ください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はウガ
   ンダを去る(一時的な旅行を除く)ときは、その旨を届け出てくださ
   い。なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、
   http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。ま
   た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在ウガンダ日本
   国大使館まで送付してください。
 (ロ)外出の際は身の周りの安全に十分注意してください。また、夜間の
   市街地への外出は避け、車の駐・停車は安全な場所を選び、移動時も
   ドアをロックして窓を閉め、不審車両の有無など周囲の状況を頻繁に
   確認する等、犯罪に巻き込まれないよう意識して行動してください。
   武装強盗に遭遇した場合は、ポケットに手を入れるなど武器を取り出
   すように見える素振りを避け、できるだけ抵抗しない方が安全です。
 (ハ)暴動や騒乱等不測の事態が起きた場合には、自宅か職場(旅行者の
   場合はホテル)に戻り、事態が収まるまで待機するとともに、在ウガ
   ンダ日本国大使館に連絡してください。また、テレビよりもラジオの
   方が迅速に情報を得ることができますので、ラジオを常備しておくよ
   うお勧めします。

(4)隣国のケニア、スーダン、コンゴ民主共和国、ルワンダ及びタンザニ
  アの危険情報にも御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在ウガンダ日本国大使館
  住所:Plot No.8, Kyadondo Road, Nakasero, Kampala, Uganda.
      (P.O.Box 23553 Kampala, Uganda )
  電話: (256-41) 4349542〜4、(256-31)2261564〜6
  FAX : (256-41) 4349547


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