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※
本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
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感染症危険情報が発出されています。(2010/02/08)
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本情報は2010/02/10現在有効です。
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アルジェリアに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/06/12)
●ティジ・ウズ県、ベジャイア県、ジジェル県、スーカハラス県、テベッ
サ県、ウメル・ブアーギ県、ケンシュラ県、バトナ県、ムシラ県、アイ
ン・デフラ県、メデア県及びジェルファ県
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●ブーメルデス県の国道5号線から東の地域
:「渡航の延期をお勧めします。」(引き上げ)
●ゲルマ県
:「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)
●ブーメルデス県の国道5号線から西の地域、シュレフ県、ティセムシル
ト県、シディ・ベラベス県、ビスクラ県及びエル・ウエッド県、
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●ブイラ県の国道5号線から北の地域
:「渡航の是非を検討してください。」(引き上げ)
●ルリザンヌ県、マスカラ県、モスタガネム県、ティアレット県、アイン
・テムシェント県、サイダ県、ナアマ県、エルバヤード県、ベシャール
県、ティンドゥーフ県及びラグアット県
:「十分注意してください。」(引き下げ)
●アルジェ県、ブイラ県の国道5号線から南の地域、ブリダ県、オラン県、
ガルダイア県、トレムセン県、ティパザ県、ボルジ・ブ・アレリジ県、
セティフ県、ミラ県、コンスタンティーヌ県、スキクダ県、アンナバ
県、エル・タルフ県、ウアルグラ県、イリジ県、アドラール県及びタマ
ンラセット県
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)アルジェリアの治安情勢は、政府や治安当局による警備強化を受け、
改善に向けて一定の成果がみられます。しかし、北東部の山間部を中心
にいまだに散発的に発生しているテロ事件には、引き続き警戒が必要で
す。報道等によれば、2008年には治安当局によるテロリスト掃討作戦中
の犠牲者を含めて、一般市民55人、治安関係者202人がテロの犠牲にな
っています。
(2)アルジェ県では、2007年4月11日及び同年12月11日にそれぞれ2か所で
車両を用いた自爆テロ事件が発生し、2008年6月4日には東部郊外の2か
所で、爆弾ベルトによる自爆テロ事件が発生しました。また、ブーメル
デス県東部では、2008年8月19日に憲兵隊養成学校の前で、ブイラ県で
は、同年8月20日にブイラ市中心部のホテル前で車両を用いた自爆テロ
事件が発生しました。このように、都市部であっても大規模テロ事件が
発生しているアルジェリアにおいてはテロの動向に細心の注意が必要で
す。
一方、一般犯罪については増加傾向にあり、特に麻薬犯罪や誘拐事件
が増加しており、防犯対策にも万全を期す必要があります。
(3)国際テロ組織アル・カーイダとの連帯を表明していたアルジェリアの
イスラム過激派組織「布教と戦闘のためのサラフィスト集団(GSPC)」
は、アル・カーイダへの正式加入が2006年9月に認められ、2007年1月に
組織名を「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ(AQIM)」に変更
しました。これまで、アルジェリア国内の全ての外国人、特にフランス
人及びスペインとアメリカの権益を標的にするとしていましたが、2009
年1月にはイスラエルのガザ地区攻撃を受け、改めてアメリカ権益を標
的とする旨表明しています。
2.地域情勢
(1)ティジ・ウズ県、ベジャイア県、ジジェル県、スーカハラス県、テベ
ッサ県、ウメル・ブアーギ県、ケンシュラ県、バトナ県、ムシラ県、ア
イン・デフラ県、メデア県及びジェルファ県
:「渡航の延期をお勧めします。」
アルジェリア北東部、特にティジ・ウズ県を中心とするカビリー地方
の山岳地帯とコロ山岳地帯では、依然として殺害、襲撃、爆弾テロ、偽
装検問等の事件が多数報告されています。
(イ)ティジ・ウズ県では、2008年3月1日、同県シディ・ラシェド地区の
銀行や郵便局に対する手榴弾を用いた襲撃事件で、警察官1人が死亡、
市民1人が負傷しました。同年4月30日、ティジ・ウズ市郊外アケルー
地区とアグリブ地区間の村落付近で、爆薬1トンを積載した車両が発
見されました。同年5月29日、同県アイン・トゥデルト地区のバーに
テロ・グループが押し入り、現金の要求を拒否した店主とその息子を
銃で殺害しました。同年8月3日、ティジ・ウズ市第1警察署に対して
車両を用いた自爆テロ事件が発生し、警察官4人及び市民21人が負傷
しました。同年9月27日、ティジ・ウズ県タドマイト地区の道路上で、
公共バスに対する偽装検問において、乗客の警護隊員2人が死亡しま
した。ティジ・ウズ県は最もテロ事件の多い県となっています。
(ロ)ベジャイア県では、2008年11月5日、同県北西部タウリルト・イギル
地区の国道12号線上で、隣接区長の公用車が襲撃され、区長が拉致さ
れた後に殺害される事件が発生しました。ティジ・ウズ県に隣接して
いる県境付近については、一層の注意が必要です。
(ハ)ジジェル県では、2008年6月5日、同県西部ジアマ・マンスリア地区
の電気ガス供給公団の警備員3人が襲撃され殺害された事件、同年6月
26日、同県北西部エル・アウアナ地区の海水浴場アフティスの国道上
で、憲兵隊の車列と警護隊駐在所が襲撃され、憲兵隊員2人、警護隊
員2人が死亡した事件が発生しました。また、同年8月14日、同県中部
セダト山岳周辺ジェクファ地区の軍監視所付近で、爆弾テロ事件によ
って軍人1人が負傷した後に現場に到着した軍の車両に対する爆弾テ
ロ事件で、軍幹部等3人が死亡しました。
(ニ)テベッサ県では、2008年8月31日、同県南部トリジェン地区の工事
現場視察車両に対する爆弾テロ事件が発生し、市民1人と軍将校1人が
死亡しました。
(ホ)バトナ県では、2008年8月27日、バトナ市の南西ウェッド・シャバ
ア地区の道路上で、偽装検問取締りに出動した軍に対する襲撃事件
で、軍人7人が死亡、治安部隊員15人が負傷しました。
(ヘ)ムシラ県では、2008年6月16日、同県南部ブークヒル山岳のアイン
・リッシュ地区で自警団員3人が死亡、2人が負傷する爆弾テロ事件
と、同山岳のアイン・ファレス地区に狩猟に出かけた自警団員3人が
死亡する襲撃事件が発生しました。
(ト)アイン・デフラ県では、2008年9月21日、同県南部エル・ハサニア
地区の道路上で警護隊員に対する襲撃事件が発生し、隊員2人が死亡、
3人が負傷しました。
(チ)メデア県では、2008年1月11日、メデア市東部ザアティットの森で、
襲撃事件により、市民3人が死亡、1人が負傷しました。また同年5月
11日、同県南西部テラーグ地区からアイン・デフラ県に通じる道路上
で、軍のパトロールに対する襲撃事件が発生し、軍人6人が死亡しま
した。
(リ)ジェルファ県では、2008年1月23日、同県南東ブークヒル山岳のメ
ッサアド地区で、掃討作戦中の襲撃事件により、軍人4人が死亡、3人
が負傷しました。
現在、上記各県では、治安当局による大規模なテロリスト掃討作戦が
継続されています。加えて、現地の情報を十分に収集・把握することが
困難な状況です。
つきましては、上記の各県に渡航・滞在を予定されている方は、どの
ような目的であれ渡航を延期されることをお勧めします。やむを得ず渡
航・滞在される場合には、山間部や脇道には近づかず、単独行動は避
け、移動は日中に限定し、現地事情に詳しい人や安全対策の専門家を同
行させるなど、テロ等不測の事態に巻き込まれないよう最新情報の入手
に努め、引き続き具体的な安全対策を講じてください。
(2)ブーメルデス県の国道5号線から東の地域
:「渡航の延期をお勧めします。」
ブーメルデス県のうち、国道5号線から東の地域は、ティジ・ウズ県
境に広がるシダリ・ブナブ森林地帯や北東臨海地域を中心に、依然とし
て、殺害、襲撃、爆弾テロ、偽装検問等の事件が頻繁に報告されており
多数の死傷者が発生していることから、「渡航の是非を検討してくださ
い。」から「渡航の延期をお勧めします。」に引き上げます。
2007年3月28日、ブーメルデス市の中心部で治安関係者を狙ったとみ
られる爆弾テロ事件が発生しました。また、2008年1月2日にティジ・ウ
ズ県に接するブーメルデス県ナシリア地区において、警察署を狙った自
爆テロ事件が発生し、警察官4人が死亡し12人が負傷しました。さらに、
同月29日に同県テニア地区において、警察署を狙った車両を用いた自爆
テロ事件が発生し、警察官2人、市民1人が死亡、市民12人を含む23人が
負傷しました。また、同年6月5日、同県北東臨海地域のカップ・ジネッ
ト地区の国道24号線上で、軍の車列を狙った爆弾テロ事件が発生し、軍
人6人が死亡、市民2人を含む10人が負傷しました。同年8月9日、同県ゼ
ンムリ地区海水浴場の憲兵隊監視所に対する車両を用いた自爆テロ事件
が発生し、行楽客など市民8人が死亡、19人が負傷しました。その後、
同月19日、同県東部イセール地区の憲兵隊養成学校の前で車両を用いた
自爆テロ事件が発生し、受験生など48人が死亡、45人が負傷しました。
同年9月28日、同県北東部デリス地区の国道24号線の軍と憲兵隊の宿営
舎に対する車両を用いた自爆テロ事件が発生し、治安部隊員3人が死亡
し、6人が負傷しました。
つきましては、ブーメルデス県の国道5号線から東の地域に渡航・滞
在を予定されている方は、どのような目的であれ渡航を延期されること
をお勧めします。やむを得ず渡航・滞在される場合には、山間部や脇道
には近づかず、単独行動は避け、移動は日中に限定し、現地事情に詳し
い人や安全対策の専門家を同行させるなど、テロ等不測の事態に巻き込
まれないよう引き続き最新情報の入手に努め、具体的な安全対策を講じ
てください。
(3)ゲルマ県
:「渡航の是非を検討してください。」
ゲルマ県では、近年、テロ事件の発生が減少するなど、治安情勢は安
定傾向にあることから、「渡航の延期をお勧めします。」から「渡航の
是非を検討してください。」に引き下げますが、山間部におけるテロリ
スト掃討作戦で治安関係者が犠牲になる事件や、山岳地帯でのテロ事件
等が散発的に発生していますので、同地域の今後の情勢については引き
続き注意が必要です。
つきましては、ゲルマ県に渡航・滞在を予定されている方は、渡航の
是非を含め自らの安全につき真剣に検討し、渡航・滞在される場合に
は、山間部には近づかず、単独行動や夜間の外出及び目立つ行動は避け
るとともに、テロ等の不測の事態に巻き込まれないよう引き続き十分な
安全対策を講じてください。
(4)ブーメルデス県の国道5号線から西の地域、シュレフ県、ティセムシ
ルト県、シディ・ベラベス県、ビスクラ県及びエル・ウエッド県
:「渡航の是非を検討してください。」
(イ)ブーメルデス県のうち、国道5号線から西の地域は、アルジェ県周
辺の山間部やブイラ県北部に隣接する森林地帯を中心に、テロリスト
掃討作戦で治安関係者が犠牲になる事件や、山岳地帯でのテロ事件等
が散発的に発生しています。
2008年4月8日、同県スーク・エル・ハード地区の外国企業の建設現
場に対し手製ロケット弾等を使用した襲撃事件が発生し、自警団員1
人が死亡しました。また、同年6月8日、同県南部山岳地帯の国鉄ベニ
・アムラン駅付近で、外国企業の車両を狙った爆弾テロ事件が発生
し、外国人技師1人を含む2人が死亡し、4人が負傷しました。
(ロ)ティセムシルト県では、2008年9月30日、同県北部ブトゥシェント
地区森林地帯で、警護隊員の車列に対する襲撃事件が発生し、隊員6
人が死亡しました。
(ハ)シディ・ベラベス県では、2008年4月5日、同県南東部マルフーム地
区タグラヤ村で、テログループが羊飼い2人を拉致・殺害しました。
(ニ)エル・ウェッド県の国境付近では、2008年2月8日、同県エル・ハム
リア地区の砂漠地帯で密輸グループ取締り中の国境警備隊員8人が死
亡する襲撃事件が発生しました。
つきましては、上記の各県・地域に渡航・滞在される方は、渡航の是
非を含め自らの安全につき真剣に検討し、渡航・滞在される場合には、
山間部には近づかず、単独行動や夜間の外出及び目立つ行動は避けると
ともに、テロ等の不測の事態に巻き込まれないよう最新情報の入手に努
め、引き続き十分な安全対策を講じてください。
(5)ブイラ県の国道5号線から北の地域
:「渡航の是非を検討してください。」
ブイラ県のうち、国道5号線から北の地域は、アルジェ県周辺の山間
部地帯やブーメルデス県西部及びティジ・ウズ県南部に隣接する森林地
帯を中心に、テロリスト掃討作戦で治安関係者が犠牲になる事件や、山
岳地帯でのテロ事件等が散発的に発生していることから、「十分注意し
てください。」から「渡航の是非を検討してください。」に引き上げま
す。
ブイラ県北西のラクダリア地区では、2007年7月11日、軍の兵営で車
両を用いた自爆テロ事件、同年9月21日には外国人労働者を乗せた車両
をエスコートしていた憲兵隊の車両を狙った、車両を用いた自爆テロ事
件が発生しました。また、同年12月26日、同地区を中心にブイラ県内の
8か所で主に治安機関を標的とした連続テロ事件が発生しました。2008
年2月14日、同県ラクダリア地区のサッカー競技場で、試合中に観覧席
前に仕掛けられていた爆弾テロ事件で、警察官2人が重傷を負い、同年5
月12日、同県北西カディリア、ラクダリア両地区間のベガス森林地帯で
掃討作戦中の軍の車列に対する爆弾テロ事件で、軍人3人が死亡、小学
生1人を含む9人が負傷しました。同年7月23日、同県ラクダリア近郊の
国道5号線に繋がる道路で、軍の車列に対してバイクを用いた自爆テロ
事件が発生し、軍人13人が負傷しました。また、同年8月20日、同ブイ
ラ市中心部のホテル・ソフィー前と軍施設の2か所で、車両を用いた自
爆テロ事件が発生し、外国企業のバスに乗車していた労働者12人が死
亡、軍人4人と市民38人が負傷しました。
つきましては、ブイラ県の国道5号線から北の地域に渡航・滞在され
る方は、渡航の是非を含め自らの安全につき真剣に検討し、渡航・滞在
される場合には、山間部には近づかず、単独行動や夜間の外出及び目立
つ行動は避けるとともに、テロ等の不測の事態に巻き込まれないよう引
き続き最新情報の入手に努め、十分な安全対策を講じてください。
(6)ルリザンヌ県、マスカラ県、モスタガネム県、ティアレット県、アイ
ン・テムシェント県、サイダ県、ナアマ県、エルバヤード県、ベシャー
ル県、ティンドゥーフ県及びラグアット県
:「十分注意してください。」
上記の各県については、最近、テロ事件の発生はほとんどみられず、
治安情勢は安定傾向にあることから「渡航の是非を検討してくださ
い。」から「十分注意してください。」に引き下げます。ただし、山岳
地帯は、かつてテログループの活動が盛んであった場所であり、現在も
治安当局による掃討作戦が行われることがありますので、山間部や脇道
には近づかないようにする等の注意が必要です。
つきましては、上記の各県に渡航・滞在を予定されている方は、山間
部には近づかず、単独行動や夜間の外出を控え、目立つ行動は避けると
ともに、周囲に警戒を払う等、十分に注意してください。また、夜間は
主要道路であっても偽装検問等のテロの被害に遭遇する可能性が高くな
りますので、特に都市間の陸路での移動等は、夜間帯を避けてくださ
い。
(7)アルジェ県、ブリダ県、ティパザ県、オラン県、トレムセン県、ブイ
ラ県の国道5号線から南の地域、ボルジ・ブ・アレリジ県、セティフ県、
ミラ県、コンスタンティーヌ県、スキクダ県、アンナバ県、エル・タル
フ県、ウアルグラ県、ガルダイア県、イリジ県、アドラール県及びタマ
ンラセット県
:「十分注意してください。」
(イ)2007年4月11日、アルジェ県中心部の首相府及び東部の警察署に対
する車両を用いた自爆テロ事件が発生し30人が死亡、330人が負傷し
ました。また、同年12月11日には、同県中心部に所在する憲法評議会
及び国連機関の事務所に対する車両を用いた自爆テロ事件が発生し、
37人が死亡、177人が負傷しました。2008年6月4日、アルジェ県北東
部郊外のボルジェル・キッファン地区のカフェ及び軍兵営の2か所で
爆弾ベルトを用いた自爆テロ事件が発生し、軍人と市民数人が負傷し
ました。その後、同県においては、治安当局による警備が強化され、
大規模なテロは発生していません。
(ロ)ブリダ県では、2008年7月12日、同県西部エル・アフルーン地区ベ
ニ・ジェマア村の農家が襲撃され、農民1人が誘拐された後に殺害さ
れました。また、同年10月24日、同県中部ブガラ地区山岳地帯で、家
畜小屋へ赴く途中の市民1人が手製爆弾の爆発により死亡しました。
(ハ)ティパザ県では、2008年9月4日夜間、同県東部シディ・ラシェド地
区の国道67号線沿いのガソリンスタンドを武装テログループが襲撃
し、市民から金品を奪い逃走する事件が発生しました。テログループ
は南部アイン・デフラ県に接する山間部を中心に活動しています。
(ニ)ブイラ県の国道5号線から南の地域では、2008年2月25日、同県北西
部ジェバヒア地区で、夜間帰宅途中の市民1人が、さらに同年6月1日、
同県北西部ブクラム地区で、工事現場から戻る途中の建設業者1人が、
テログループに誘拐されました。また、同年6月5日、同県中部アイン
・エル・ハジャールの森林地帯で、掃討作戦中の軍に市民1人が誤殺
されました。
(ホ)セティフ県では、2008年10月14日、同県北部バボール山岳でパトロ
ールを行っていた警護隊に対する爆弾テロ事件が発生し、隊員3人が
死亡、2人が負傷しました。
(ヘ)コンスタンティーヌ県では、2008年1月7日、コンスタンティーヌ市
北東部郊外ベニ・ハミデン地区の襲撃事件で、治安部隊員5人が死亡、
さらに同日同県北部ウアーシュ山岳における掃討作戦で、軍将校1人
と警護隊員3人が死亡、6人が負傷しました。同年4月18日、コンスタ
ンティーヌ市郊外の空港への外国人技師のエスコートを終え市内へ戻
る途上の警察車両に対する銃撃事件、同年11月11日には、コンスタン
ティーヌ市フェジ・エリー地区で銃撃戦により、警察官1人が死亡、
軍人1人が負傷した事件が発生しました。コンスタンティーヌにおけ
るテログループのメンバーは、同県東部ウアーシュ山岳を中心に潜
伏・活動しています。
(ト)スキクダ県では、2008年6月1日、同県西部タマルース地区シディ・
マンスールで、治安部隊車列に対する襲撃事件が発生し、軍人1人が
死亡、1人が負傷しました。また、同年8月17日、同県西部コロ山岳地
帯アイン・ケシュラ地区で、警察がエスコートした軍の車列に対する
爆弾テロ及び襲撃事件により、治安部隊員11人と市民1人が死亡、軍
人13人が負傷しました。スキクダ県西部のコロ山岳地帯では、テロリ
スト掃討作戦で治安関係者が犠牲になる事件や、爆弾、襲撃事件等多
数のテロ事件が報告されていますので、同山岳地帯には近づかないな
ど一層の注意が必要です。
(チ)砂漠地帯(ウアルグラ県、イリジ県、アドラール県及びタマンラセ
ット県)では治安情勢は比較的安定していますが、国境付近では、金
品の強奪事件や密輸取締中の税関職員殺害事件、2007年にはテロリス
トによる空港駐機中の民間航空機に対する発砲事件が発生しました。
また、武器や麻薬等の密輸グループが活動しています。
外国人を対象とした誘拐事件では、2008年12月15日、タマンラセッ
ト県南部と国境を接するニジェールの首都ニアメ西方約40キロメート
ルのカルマにおいて、国連特使などカナダ人2人が誘拐され、2009年1
月22日、同首都ニアメ北東約200キロメートルのバニ・バングにおい
て、スイス人2人、ドイツ人1人及びイギリス人1人の計4人の観光客が
誘拐される事件が発生し、アドラール県南部と国境を接するマリ北部
に連れ去られています(その後、一部の人質が解放されるも、英国人
人質は5月末に殺害。)。いずれも、アルジェリアのテロ組織を起源
とする「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ」(AQIM)が犯行
声明を発出しています。
つきましては、上記の各県・地域に渡航・滞在を予定されている方
は、山間部には近づかず、単独行動や夜間の外出を控え、目立つ行動は
避けるとともに、周囲に警戒を払う等、十分に注意してください。ま
た、夜間は主要道路であっても偽装検問等のテロの被害に遭遇する可能
性が高くなりますので、特に都市間の陸路での移動等は、夜間帯を避け
てください。
砂漠地帯を訪問する場合は、できるだけ空路で移動し、現地への直行
便又は短時間の乗り継ぎ便などを利用するなど、安全確保に努めてくだ
さい。また、砂漠地帯に渡航・滞在される場合には、法律上政府公認ガ
イドの同行が義務付けられていますので、単独行動は避けてください。
また、現地のガイドの指示に従い、指定された観光コース以外の地域や
国境地帯には近づかないようにしてください。
3.滞在に当たっての注意
アルジェリア滞在に当たっては、依然として外国人もテロの標的になり
得ることを十分に認識し、不測の事態に巻き込まれないよう下記事項に十
分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在
アルジェリア日本国大使館、現地関係機関等より最新の情報を入手するよ
う努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
(イ)単独行動や夜間の外出は控えるようにしてください。
(ロ)アルジェリア国内の移動に際しては、可能な限り現地事情に詳しい
ガイドを同行させ、必要により安全対策の専門家の同行を求めるな
ど、十分な安全対策を講じてください。また、移動経路における周囲
の状況の変化等にも十分注意してください。なお、砂漠地帯に渡航・
滞在される場合には、法律上政府公認ガイドの同行が義務付けられて
います。
(ハ)ホテルを選択される場合には、安全対策が十分施されたホテルを利
用してください。
(ニ)特に、上記2.(1)及び(2)「渡航の延期をお勧めします。」
の各県においては、テログループによる襲撃や偽装検問による被害が
報告されているため、陸路での移動は可能な限り避けてください。そ
れ以外の各県で陸路を利用する場合であっても、幹線道路から外れた
道を通行しないようにし、行動をパターン化しない等の対策を講じる
ことをお勧めします。
(ホ)列車、バス等の公共交通機関や市場、競技場等の不特定多数の人が
集まる場所は、テロに巻き込まれる可能性がありますので近づかない
ようにしてください。
(ヘ)地方都市ではバーが襲撃される事件が発生していることから、アル
コール飲料を提供するバー及び酒類販売店への出入りはできるだけ避
けてください。
(ト)山岳地帯では、テログループによる無差別テロや治安当局によるテ
ロリスト掃討作戦に巻き込まれるおそれがありますので、立ち入らな
いようにしてください。
(チ)テロの多くは治安関係者や政府関係者を狙ったものですので、不必
要に検問や警察官、警察署、政府関連施設に近づかないようにしてく
ださい。
(リ)隣国(地域)のリビア、ニジェール、マリ、モーリタニア及び西サ
ハラ地域の危険情報にも御留意ください。
(2)観光旅行者向けの追加注意事項
(イ)現地においては、種々のトラブルが発生する可能性がありますの
で、単独行動はできるだけ避け、信頼できる現地旅行会社や観光ガイ
ドを利用されることをお勧めします。
(ロ)テロ以外にも繁華街等において、盗難や麻薬犯罪、強盗・傷害事件
等が発生していますので、これらの犯罪に巻き込まれないよう十分注
意してください。
(ハ)各地方主要都市部では、若者の政治や社会不満による抗議行動が暴
動に発展し、治安部隊と衝突して多数の負傷者・逮捕者が出るなどの
事件が発生しています。また、各サッカー競技場周辺では、暴徒化し
たサポーターが銀行や商店、通行車両を襲撃する事件も発生していま
す。現地では可能な限り情報を収集し、危険な状況に巻き込まれる前
に避難する等安全対策を講じてください。
(ニ)砂漠地帯を訪問する場合は、できるだけ空路で移動し、現地への直
行便又は短時間の乗り継ぎ便などを利用するなど、安全確保に努めて
ください。
(3)長期渡航者向けの追加注意事項
(イ)在アルジェリア日本国大使館が首都アルジェ県以外の地域の状況を
正確に把握することは、通信や交通事情等の制約もあって難しい面が
あります。また、万一、病気にかかったり、事故等に遭った場合の迅
速な援護活動を行うことが困難な面もありますので、渡航に際して
は、事前に現地の状況を把握した上で十分な安全対策をとり、緊急移
送サービス等が付された海外旅行保険に加入することをお勧めしま
す。
(ロ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
到着後遅滞なく、在アルジェリア日本国大使館へ「在留届」を提出し
てください。また、届出事項に変更が生じたときや、アルジェリアを
去る(一時的な旅行を除く)ときは、その旨を届け出てください。な
お、「在留届」は、在留届電子届出システム(ORRネット
http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。ま
た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在アルジェリア
日本国大使館まで送付してください。。
(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在アルジェリア日本国大使館(金、土は休館。緊急時は連絡可能)
住所:1, Chemin Al Bakri, Ben-Aknoun, Alger, Algerie
電話:+213-(0)21-912004
FAX :+213-(0)21-912046
ホームページ: http://www.dz.emb-japan.go.jp/
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