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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
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スリランカ:コロンボ市内の発電所等に対する攻撃(2008/10/30)
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スリランカに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/11/11)
●北部州(ワウニア市内及びマナー市内並びに国道A9号線(ワウニア市
内以南)、国道A14号線及び国道A30号線を除く。)、北西部州の
ウィルパットゥ国立公園全域
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●北部州のワウニア市内及びマナー市内並びに同州内の国道A9号線(ワ
ウニア市内以南)、国道A14号線及び国道A30号線
:「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)
●東部州、ウーワ州のモネラガラ県、ヤーラ国立公園全域
:「十分注意してください。」(引き下げ)
●上記を除く地域
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)治安情勢について
(イ)北部州におけるスリランカ政府軍とタミル人反政府組織「タミル・
イーラム解放の虎」(LTTE)との戦闘が終結し、2009年5月19日に同
国大統領は、LTTEを完全に制圧した旨を宣言しました。戦闘終了後
は、LTTE残党によるとみられる爆弾テロやゲリラ的な攻撃も発生して
おらず、政府軍・警察等によって国内の治安は保たれています。
なお、北部州のジャングル等にはLTTEが敷設した地雷や大量の隠匿
された武器弾薬があるとみられ、政府軍等による捜索活動が継続され
ており、外国人等が北部州に行くためにはスリランカ国防省から事前
に許可を得る必要があります。
(ロ)2008年、コロンボ市及びその郊外等で一般市民、政治家、閣僚等を
狙った爆弾テロ事件が散発的に発生し、多数の死傷者が出ました。戦
闘が終結したとはいえ、コロンボ市内等においてはLTTE関係者が潜伏
しているとされており、今後も閣僚や軍高官等を狙った報復を目的と
した爆弾テロ事件が発生する可能性は否定できません。
(2)一般犯罪について
最近、スリランカ全土で殺人、誘拐、路上強盗、傷害、窃盗等が恒常
的に発生しています。最近の邦人の被害例としては、自宅における空き
巣被害やバス等公共の乗り物でのスリ被害が報告されています。
2.地域情勢
(1)北部州(ワウニア市内及びマナー市内並びに国道A9号線(ワウニア市
内以南)、国道A14号線及び国道A30号線を除く。)
:「渡航の延期をお勧めします。」
政府軍とLTTEとの戦闘は終結しましたが、北部州の各所に設置された
国内避難民キャンプには、現在もLTTE要員が避難民を装って潜伏してい
る可能性があり、同キャンプ内での調査が行われています。また、LTTE
が各所に敷設した多数の地雷が残されており、その撤去が終了していま
せん。さらに、道路事情や宿泊施設が劣悪であり、通信手段にも制限が
あるため、緊急事態が発生した場合、迅速な対応が非常に困難です。つ
きましては、北部州(下記(3)の地域を除く)への渡航は延期するよ
うお勧めします。
(2)北西部州のウィルパットゥ国立公園全域
:「渡航の延期をお勧めします。」
2006年、ウィルパットゥ国立公園をスリランカ人旅行者が乗用車で観
光中、地雷に触れ、7人が死亡する事件が発生しました。また、2007年
には、LTTEによる銃撃で政府軍兵士と公園職員8人が死亡する事件が発
生しました。さらに、2009年3月12日、同公園の東部境界にある検問所
において、LTTEによる警察及び自警団に対する襲撃事件が発生していま
す。その他、国立公園北側には未処理の地雷原が存在するほか、同公園
への道路事情が劣悪であること、また、周辺の一般治安情勢が不安定で
あること等もあり、同地域への渡航は延期するようお勧めします。
(3)北部州のワウニア市内及びマナー市内並びに同州内の国道A9号線(ワ
ウニア市内以南)、国道A14号線及び国道A30号線
:「渡航の是非を検討してください。」
北部州内における戦闘が終了した後、政府軍・警察等による治安対策
によりワウニア市内及びマナー市内並びに上記幹線道路上は、治安に一
定の回復が認められることから、「渡航の延期をお勧めします。」の危
険情報を「渡航の是非を検討してください。」に引き下げます。
なお、北部州に行くためにはスリランカ国防省から事前に許可を得る
必要があることなどから、ワウニア市内及びマナー市内についても観光
目的等不要不急の渡航は見合わせるなど、渡航の是非を慎重に検討して
ください。
(4)東部州
:「十分注意してください。」
政府軍は、トリンコマリー湾南岸地域等からLTTEを排除した後、2007
年、バッティカロアの一部地域で抵抗していたLTTE残党部隊を武力制圧
しました。このため、東部地域の治安が全般的に回復し、2008年5月に
は東部州評議会選挙が約20年ぶりに実施されました。これまで東部州の
ジャングル等において散発的にゲリラ的な攻撃をしていたLTTE要員もそ
のほとんどが掃討されたといわれており、政府軍・警察等の治安対策に
より同州内の治安に一定の回復が認められることから、「渡航の是非を
検討してください。」の危険情報を「十分注意してください。」に引き
下げます。
なお、東部州には、治安維持のために政府軍や警察特殊部隊のキャン
プが各地に設置され、周辺区域の立入規制が行われていますので同施設
付近には近づかないようお勧めします。
(5)ウーワ州のモネラガラ県、ヤーラ国立公園全域
:「十分注意してください。」
モネラガラ県及びヤーラ国立公園内では、2008年1月16日の停戦合意
失効後、LTTEによるとみられるバスに対する爆弾攻撃や住民に対する銃
撃事件等が発生していましたが、政府軍・警察等による治安対策により
同地域で活動していたLTTE要員のほとんどが掃討されたといわれてお
り、同地域の治安に一定の回復が認められることから「渡航の是非を検
討してください。」の危険情報を「十分注意してください。」に引き下
げます。
なお、上記地域への渡航を予定されている方は、信頼のおける旅行代
理店やガイドを選ぶなど十分な安全対策を講じてください。
(6)上記を除く地域
:「十分注意してください。」
上記を除く地域では、2008年に散発的に民間バス等を狙った爆弾テロ
事件が発生したほか、閣僚や政治家が爆弾攻撃を受け暗殺されるなどし
ており、今後も政府要人や軍・警察の車両及び一般市民を狙った爆弾テ
ロ事件が発生する可能性があります。今後の状況によっては治安が更に
悪化する可能性もありますので、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集
や十分な安全対策に努めてください。
3.滞在に当たっての注意
滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく
ださい。また、外務省、在スリランカ日本国大使館、現地関係機関等より
最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
(イ)テロに対する注意
(a)テロ等に巻き込まれないために、最新の治安情報の入手に努め、
テロの標的となる可能性のある政府主要機関、重要経済施設、治安
関係施設等には近づかないことが重要です。また、民間バス、列車
及び駅を狙った爆弾テロが発生していることから、公共交通機関を
利用する際は細心の注意を払う、多数の人が集まる場所では警戒す
る、周囲の状況に気を付けるなど安全確保に十分注意を払ってくだ
さい。特に、群衆の集まる場所及び過去に大規模なデモや集会が行
われた場所(コロンボ市内においては、フォート駅前、リプトン
サーカス、国会周辺等)に立ち入る際には周囲の状況に注意してく
ださい。また、テロ事件が発生した場合の対応策を再度考慮し、状
況に応じて適切な安全対策が講じられるように心掛けてください。
(b)外出中に不測の事態が起きた場合は、自宅か職場(旅行者の場合
はホテル)に戻り、事態が沈静化するまで待機してください。
(c)不測の事態に備え、特にツアー等に参加していない個人の渡航者
の方は、できるだけ在スリランカ日本国大使館との連絡手段を確保
しておくようお勧めします。
(ロ)その他
(a)麻薬を使用した場合には外国人であっても厳罰に処される可能性
がありますので、決して麻薬に手を出さないでください。また、空
港等において荷物の運搬を引き受け、知らないうちに麻薬の運び屋
にされる可能性も否定できませんので、空港等において不用意に他
人の荷物を預かることは厳に避けてください。(麻薬関係の刑罰の
最高刑は死刑。)
(b)公共交通機関、特にバスや列車内でのスリ被害が多発しており、
日本人の被害も時々報告されていることから、十分な注意が必要で
す。また、道路状況が非常に悪く運転マナーも悪いため交通事故が
多発しています。2007年4月には、コロンボと南部の都市ゴールを
結ぶ幹線道路でバスとトラックが衝突し、バスが炎上、少なくとも
23人が死亡、50人以上が負傷しています。同事故は、トラックのス
ピードの出し過ぎが原因とみられています。幹線道路では、スピー
ド超過の車両が多いことから、交通事故には十分注意してくださ
い。
(c)コロンボ市内や地方各地では各種犯罪の未然防止等のため、軍や
警察が検問を行っています。検問を無視して通過する車両等には発
砲することもありますので、検問には従ってください。
(d)コロンボ市内(特にフォート地区)のホテル内のレストラン等に
おいて、多くの在留邦人を含む外国人がクレジットカードのスキミ
ング被害に遭っています。被害に遭わないために、クレジットカー
ドの使用には十分注意してください。
(e)2004年12月26日に発生したスマトラ沖大地震及びインド洋津波に
より、スリランカでもほとんどの沿岸地域が被害を受けました。宿
泊先では万一に備え、非常出口を確認するとともに、避難方法を確
認しておくようお勧めします。
(f)年間を通じてデング熱及びチクングニア熱の発生がみられますの
で、蚊に刺されないよう注意が必要です。
(g)スリランカ全土において公共の場所での喫煙が禁止され、違反す
ると罰金が科されます。鉄道、バス等の公共交通機関を含め、路
上、公園、病院、ショッピングモール等での喫煙は灰皿が設置され
ている場所を除き避けてください。
(2)観光旅行者向けの注意事項
スリランカの海岸(リゾート地を含む)は、引き潮が強く、潮の流れが
速いため、極めて危険な状況になることがありますので、遊泳にあたって
は、ホテル従業員等の注意を厳守してください。また、宿泊施設内におけ
る日本人観光客の盗難被害も報告されていることから、パスポートを含め
身の回りの貴重品管理には十分留意してください。
(3)長期滞在者向けの注意事項
(イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
で、到着後遅滞なく在スリランカ日本国大使館に「在留届」を提出し
てください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はス
リランカを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出
てください。なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、
http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。ま
た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在スリランカ日本
国大使館まで送付してください。
(ロ)外出の際には身の周りの安全に十分に注意してください。また、可
能な限り夜間の外出は控えるなど、犯罪に巻き込まれないよう注意し
てください。
(ハ)自宅や職場の周辺で、不測の事態が起きた場合は、在スリランカ日
本国大使館に連絡(連絡先は下記参照)してください。
(ニ)根拠のない噂に惑わされて動揺することのないよう、報道のみなら
ず在スリランカ日本国大使館からも情報を得て確認してください。
(ホ)情勢の不安定な地域に滞在されている方は、在スリランカ日本国大
使館と緊密に連絡を取ってください。また、不測の事態に備え、食
料、飲料水を備蓄する等安全対策を講じるとともに、パスポート、貴
重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき、退避手段に
ついても常時確認してください。
(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3100
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在スリランカ日本国大使館
住所:No. 20, Gregory's Road, Colombo 7,
Democratic Socialist Republic of Sri Lanka
電話: (+94-11) 2693831〜3
FAX : (+94-11) 2698629
ホームページ: http://www.lk.emb-japan.go.jp/
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