シリア・アラブ共和国 Syrian Arab Republic

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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

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感染症危険情報が発出されています。(2009/11/16)

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【危険情報】 危険情報とは?
本情報は2009/11/22現在有効です。
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シリアに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/03/30)


 ●イラクとの国境付近
    :「渡航の延期をお勧めします。」(事情の許す方の退避をお勧め
     します。)(継続)
 ●上記以外の地域(首都ダマスカスを含む)
    :「十分注意してください。」(継続)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)隣国イラクの治安情勢が不安定なことから、イラクとの国境付近は依
  然として危険な状態にあります。シリア側発表によれば、2008年10月に
  は駐イラク米軍によるシリアへの越境攻撃が行われたとのことです(但
  し、米国は同攻撃を確認していません。)。

(2)2005年2月のハリーリ・レバノン元首相暗殺事件以降の米国等による
  対シリア非難への反発、さらに、上記1.(1)の越境攻撃もあり、欧
  米権益等に対するテロ攻撃の可能性も排除されません。

(3)首都ダマスカス市内において、2005年7月及び2006年6月にイスラム過
  激派武装テログループと治安部隊との間で銃撃戦が発生しました。ま
  た、2006年9月には、イスラム過激派が米国大使館に対し、手榴弾や小
  銃等によりテロ攻撃を仕掛ける事件も発生しています。2007年4月以降、
  首都ダマスカス郊外やホムス県等でもイスラム過激派の摘発に伴う複数
  の銃撃事件が発生しています。さらに、2008年10月、ダマスカス市内で
  治安部隊とテログループとの間で銃撃戦が発生しました。

(4)2008年2月にはレバノン政治勢力ヒズボラ幹部が、同8月にはシリア軍
  幹部が暗殺される事件が、また、同9月にはダマスカス市内で自動車に
  搭載した爆弾テロにより多数の市民が死傷する事件が発生しています。

(5)2008年12月末から2009年1月半ば過ぎまで行われたイスラエルによる
  ガザ地区攻撃の際、抗議デモが各地で頻発しました。

2.地域情勢
(1)イラクとの国境付近
  :「渡航の延期をお勧めします。」(事情の許す方の退避をお勧めしま
    す。)
   隣国イラクでは、治安情勢の不安定な状態が依然として続いていま
  す。現在でも治安組織や米軍を始めとする駐留多国籍軍、民間人等に対
  する爆弾テロや誘拐、宗派対立に伴う攻撃等が発生しています。そのた
  め、シリア国内のイラクとの国境付近の治安情勢も依然危険な状態にあ
  り、今後の事態の推移によっては情勢が緊迫化する可能性があります。
   シリア側発表によれば、2008年10月には駐イラク米軍によるシリアへ
  の越境攻撃が行われ7人が死亡したとのことです(但し、米国は同攻撃
  を確認していません。)。
   つきましては、イラクとの国境付近へ渡航・滞在を予定されている方
  は、どのような目的であれ渡航を延期することをお勧めします。また、
  事情の許す方は退避することをお勧めします。

(2)上記以外の地域(首都ダマスカスを含む)
  :「十分注意してください。」
 (イ)2005年2月14日、レバノンの首都ベイルートで起きたハリーリ・レ
   バノン元首相暗殺事件以降、米国等による対シリア非難が強まり、同
   年4月にはレバノンに駐留するシリア軍が完全撤退しました。
    2008年以来、レバノン新大統領の選出や新内閣の成立、また、レバ
   ノン大統領のシリア訪問を受けて、シリア・レバノン関係は改善の方
   向にあり、また本年に入り、米国がシリアに対し政府高官の派遣を行
   う等、シリアを取り巻く国際環境は変化しつつあります。しかしなが
   ら、米国は現在もシリアに対し経済制裁を継続していること、さらに
   上記2.(1)の駐イラク米軍による越境攻撃の経緯等を踏まえれ
   ば、デモ、政治集会又は、欧米権益等に対する破壊活動が発生する可
   能性も排除されません。
 (ロ)2005年7月4日、首都ダマスカス市内のカシオン山地区でイスラム過
   激派武装テログループと治安部隊との間で銃撃戦が発生し、治安部隊
   の将校1人が死亡、グループの4人が逮捕される事件が発生しました。
   その後も、ハサケ市、ハマ市、アレッポ市及びイドリブ県で同様の事
   件が発生しており、2006年6月2日、首都ダマスカス市内西部の政府重
   要建物等が集まる場所で、イスラム過激派武装テログループと治安部
   隊との間で銃撃戦となり、グループの4人が死亡、6人が逮捕され、治
   安部隊の1人も死亡する事件が発生しました。
 (ハ)2006年9月12日、イスラム過激派の4人が首都ダマスカス市内にある
   米国大使館に対し、手榴弾や小銃等でテロ攻撃を仕掛け、治安当局と
   の間で銃撃戦となりました。このテロ攻撃で、イスラム過激派4人及
   び治安当局関係者1人が死亡したほか、巻き添えとなった通行人1人も
   死亡しました。2007年4月以降、首都ダマスカス郊外やホムス県等で
   も治安部隊とイスラム過激派との間で銃撃戦となる事件が散発してい
   ます。
    さらに、2008年10月9日、ダマスカスのヤルムーク地区にてシリア
   治安部隊とテロリスト・グループの間で銃撃戦が発生、テロリスト・
   グループのうち2人が死亡、1人が負傷、治安当局関係者1人も死亡す
   る事件が発生しました。
 (二)また、2008年2月にはレバノン政治勢力ヒズボラの幹部がダマスカ
   ス滞在中に自動車爆破テロによって死亡する事件、また、同年8月に
   はシリア軍幹部が暗殺されるなど要人を狙った事件も発生していま
   す。さらに、同年9月、ダマスカス市内南環状道路サイダ・ゼイナブ
   地区への分岐点付近で自動車に搭載した爆弾テロにより、17人が死
   亡、14人が負傷する事件が発生しました。
 (ホ)2008年12月末より2009年1月半ば過ぎまで行われたイスラエルによ
   るガザ地区攻撃の際、これに抗議する集会・デモ等がシリア各地で頻
   発しました。その後、ガザ地区では事実上の停戦状態が続いているも
   のの、同地区を含む中東地域の今後の情勢の推移次第で不測の事態が
   発生する可能性は排除されません。
 (へ)シリア国内では、過去に多数の誘拐事件が発生した経緯がありま
   す。2007年3月、カナダ人女性がハマ市で行方不明となり、現在も安
   否が分からないことから、今後も十分な注意が必要です(誘拐対策に
   ついては、「海外における誘拐対策Q&A」
   ( http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html )、2008年
   5月12日付け広域情報「中東・北アフリカ地域:誘拐に対する注意喚
   起」も御参照ください。)。

   つきましては、これらの地域に渡航・滞在を予定されている方は、上
  記情勢に留意し、不測の事態に備え、在シリア日本国大使館の連絡先を
  携行されるなど、安全対策等に十分注意を払ってください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、下記事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく
 ださい。また、外務省、在シリア日本国大使館、現地関係機関、テレビ、
 ラジオ等により最新情報を入手するよう努めてください。
(1)テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、不審者、不審
  車両、不審物の有無を確認する等周囲を十分警戒する、目立たないよう
  に行動する、挑発には乗らないなど自らの安全確保に努めてください。
  特に米国大使館、ブリティッシュ・カウンシル、フランス文化センター
  等の欧米関連施設、国連施設等テロの標的となる可能性の高い施設や多
  数の欧米人が集まる場所等では十分注意してください。

(2)集会やデモ等が行われる場所では、暴動やテロ事件等、不測の事態が
  発生する可能性がありますので、決して近づかないでください。

(3)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、
  到着後遅滞なく在シリア日本国大使館に「在留届」を提出してくださ
  い。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき又はシリアから去る
  (一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。
   なお、「在留届」は、在留届電子届出システム
  ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。ま
  た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在シリア日本国大
  使館まで送付してください。

(4)万一、事態が急変しても迅速に対応できるよう、日頃から必要な準備
  (パスポートの有効期限の確認、貴重品の常備、備蓄品の確認等)を整
  えておくことをお勧めします。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在シリア日本国大使館
  住所:NO.3537 Sharkasiya, Aljala' Street, Damascus, Syrian Arab
      Republic (B.P.3366)
  電話: (963-11) 3338273、3332553、3339781、3310417〜8、3343885〜6
  FAX : (963-11) 3339920


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