キルギス共和国 Kyrgyz Republic

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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

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感染症危険情報が発出されています。(2010/02/08)

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キルギスに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/09/08)


 ●バトケン州全体(ウズベキスタン及びタジキスタンの飛び地を含む)
  並びにオシュ州及びジャララバード州のウズベキスタン及びタジキスタ
  ン国境付近
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
 ●オシュ州(国境付近及びオシュ市を除く)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 ●首都ビシュケク市、オシュ州オシュ市及びジャララバード州
  (国境付近を除く)
    :「十分注意してください」(継続)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)キルギスにおいては、2005年3月の「チューリップ革命」でバキーエ
  フ政権が成立しました。バキーエフ政権は経済社会開発及び貧困削減を
  目指していますが、急速なインフレ、所得格差の拡大等、種々の困難を
  伴っており、国民の不満や政治的不安定の背景となっています。過去に
  は反政府抗議集会やデモ等が首都ビシュケクを中心に頻発し、一部で政
  権側と反政府側が衝突する事件も発生しましたが、2007年に実施された
  議会選挙で政権与党のアク・ジョル党が大勝し、それ以降、内政は比較
  的に安定してきています。また、2009年7月に大統領選挙が実施され、
  バキーエフ大統領が圧勝しました。(2)キルギス南部地域は、イスラ
  ム過激派武装勢力の移動経路、麻薬の運搬経路とされているほか、隣国
  のウズベキスタン及びタジキスタンと領土係争中の地域の一部には、地
  雷が敷設されているおそれがあります。同地域は、治安が不安定であ
  り、近隣のアフガニスタン情勢が依然混迷していることに加え、中央ア
  ジア諸国の国境管理体制が脆弱であることから、不測の事態に備えた注
  意が必要です。

2.地域情勢
(1)バトケン州全体(ウズベキスタン及びタジキスタンの飛び地を含む)
  並びにオシュ州及びジャララバード州のウズベキスタン及びタジキスタ
  ン国境付近
  :「渡航の延期をお勧めします。」
   キルギス南部、特にバトケン州は、イスラム過激派の活動が活発なフ
  ェルガナ盆地に隣接していることから、イスラム過激派武装勢力の移動
  経路に当たっており、これまでも種々の事件が起きてきたところです。
  2006年にもイスラム過激派武装テロリスト勢力がタジキスタンからバト
  ケン州に侵入し、キルギス当局との間で銃撃戦がありました。
   バトケン州は、ウズベキスタン及びタジキスタン領と複雑に入り組ん
  でいること、両国の飛び地が存在すること、また、山岳地帯であり国境
  警備も困難なことから、イスラム過激派武装テロリスト勢力の越境ルー
  ト、麻薬密輸グループの麻薬運搬ルートとして頻繁に利用されている模
  様です。また、近隣諸国の住民との間でトラブルが発生しています。こ
  の地域では1999年夏に国境を越えて侵入してきた武装勢力により邦人誘
  拐事件が発生しました。
   また、州北部はキルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの国境が交
  差する地域がありますが、この付近は国境が不明確となっている部分が
  あり、対人地雷がまだ撤去されずに残存しているおそれがあります(こ
  れを誤って踏んだ地域住民が死亡するという事件も発生しています)。
   他方、オシュ州とジャララバード州のウズベキスタン及びタジキスタ
  ンとの国境付近については、2005年5月、隣接するウズベキスタン領ア
  ンディジャン市で騒擾事件が発生した際、多数のウズベキスタン人が国
  境を越えて避難してくるなど、隣国ウズベキスタンの情勢がキルギス側
  に影響した例が認められます。2009年5月26日には、ハナバード市(ウ
  ズベキスタン)で爆発事件が発生、国境が閉鎖され、警備が強化されて
  います。
   国境付近では、農業用水等の問題をめぐる近隣諸国住民とのトラブ
  ル、ウズベキスタン側国境警備隊員による不法越境者等への銃撃事案が
  散発的に発生、イスラム過激派メンバーが潜伏するなど治安情勢が流動
  的です。
   つきましては、同地域への渡航は、目的の如何を問わず、事態が改善
  されるまでの間、延期するようお勧めします。

(2)オシュ州(国境付近及びオシュ市を除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」
   オシュ州は、ウズベキスタン人の人口比率が高く、政治的・経済的に
  も不安定な状況に陥りやすい地域です。この地域は、伝統的にイスラム
  教の影響が強いこともあり、イスラム過激派勢力の存在も指摘されてい
  ることから、依然としてテロや騒擾事件など不測の事態に対する警戒が
  必要です。2008年10月には、オシュ州ノーカト地区でイスラム過激派組
  織「ヒズブ・タフリール」が関与したとされる暴動事件が発生していま
  す。
   オシュ州南部は、麻薬運搬人がタジキスタンより麻薬を運搬するルー
  トになっており、麻薬運搬人の摘発が頻繁に行われていますので、麻薬
  関連の犯罪・事件に対する注意が必要です。
   つきましては、同地域に渡航・滞在を予定されている方は、渡航の是
  非を含め自らの安全につき真剣に検討され、渡航する場合には安全確保
  のため十分準備されるようお勧めします。

(3)首都ビシュケク市、オシュ州オシュ市及びジャララバード州(国境付
  近を除く)
  :「十分注意してください。」
   首都ビシュケク市の情勢は比較的安定していますが、過去には反政府
  集会・デモ等が頻発し、一部で政権側と反政府側が衝突する事件も発生
  しています。政治的な集会、デモ及び群衆には、暴力的な事態に発展す
  るおそれがあるため、絶対に近づかないでください。また、2008年から
  始まった電力不足による計画停電により、街灯が点灯されない街路が増
  えています。このような場所は犯罪者が潜んでいる可能性があるため、
  可能な限り立ち入らないようにしてください。
   オシュ州及びジャララバード州(オシュ市を含む。国境付近を除
  く。)は、経済不振と高失業率のため不安定な状況に陥りやすい地域で
  す。近年、同地域では重大な事件・事故の発生は確認されていません
  が、この地域は伝統的にイスラム教の影響が強いこともあり、依然とし
  てテロや騒擾事件など不測の事態に対する警戒が必要です。なお、近
  年、オシュ市内の銀行で爆弾が軽微な爆発をする事件が発生し、容疑者
  が検挙されています。

3.滞在に当たっての注意
(1)キルギスの政治・治安情勢は安定化傾向にありますが、政治的・経済
  的な不安定要因が多く、また、テロの脅威も存在していることから、滞
  在中は常に安全面に気を配るとともに、政府関係施設等テロの標的とな
  る可能性のある場所には近寄らないなど、滞在中は周囲の情勢及び政治
  情勢に十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、
  外務省、在キルギス日本国大使館、現地関係機関等よりキルギスの最新
  の情報を入手するよう努めてください。一般犯罪傾向については、「安
  全対策基礎データ」を御覧ください。また、市場等不特定多数の人が集
  まる場所では十分警戒し、治安関係施設等テロの標的となり得るような
  場所には近づかないなど、安全確保に十分注意を払ってください。

(2)観光者向けの注意事項
 (イ)日本語及び英語はほとんど通じず、ロシア語及びキルギス語が一般
   的です。言葉が通じないことに起因するトラブルが頻発していますの
   で、現地語を理解し、かつ、信頼の置ける方と行動を共にするようお
   勧めします。
 (ロ)夜間の外出は避けるとともに、昼間であっても複数で行動し、身の
   周りの安全に十分注意してください。
 (ハ)ビシュケク市やオシュ市などでは、偽警察官がパスポートの所持、
   査証及び滞在登録の有無を口実に、外国人から金品をだまし取ろうと
   するケースが頻発しています。日本国民はキルギスへの入国査証が免
   除されているほか、滞在登録についても滞在期間が60日未満の場合は
   必要ないとされています。このため、滞在中はパスポートを携帯(コ
   ピー不可)するようにしてください。また、警察官らしい人物から声
   をかけられ、偽警察官の疑いがあると感じた場合は、念のため、相手
   の身分証明書の提示を求める等してください。
 (ニ)ホテルに宿泊する場合は、安全なホテルを選んでください。また、
   ナイトクラブやバーなど深夜営業の店では、料金等をめぐるトラブル
   が発生していますので、極力立ち寄らないようにしてください。
 (ホ)中国との国境が年に数回、中国の祝日の前後に閉鎖されます。ウズ
   ベキスタンとの国境も時々の治安情勢等により閉鎖されることがあり
   ます。また、かつてカザフスタンの大統領選挙が行われた際にカザフ
   スタンとの国境が閉鎖されたこともあります。陸路で周辺国に渡航す
   る際には、当該国を含めて情報収集に努めてください。
 (ヘ)アフガニスタン、中央アジア、南アジア等の近隣諸国には別途危険
   情報が発出されていますので、御参照ください。

(3)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)キルギスに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要です
   ので、到着後遅滞なく在キルギス日本国大使館に在留届を提出してく
   ださい。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき又はキルギス
   を去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てくださ
   い。なお、在留届はオンライン在留届電子届出システム(ORRネッ
   ト、 http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による届出をお勧めしま
   す。また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在キルギ
   ス日本国大使館まで送付してください。
 (ロ)住居は二重ドアが設置されている等、警備の観点を考慮して選定
   し、常に身の周りの安全に十分注意してください。
 (ハ)特に女性の方は、通勤・通学や買い物の際の時間帯、経路、交通手
   段等をランダムに変え、行動パターンを特定されないように配慮する
   とともに、外出時や帰宅時は周囲の状況に十分注意する習慣を身につ
   けてください。
 (ニ)キルギスに在住の外国人は、キルギスでのエイズ検査が必要とされ
   ていますが、運用面で非常に曖昧な部分がみられます。ただし、滞在
   登録の更新の際は、同検査を受けたことを証明する書面の提出が必要
   ですので、注意してください。


(問い合わせ先)
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロに関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロに関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 〇在キルギス日本国大使館
  住所:Frunze street 503, Bishkek, 720033, Kyrgyz Republic
  電話: (996-312) 32-53-87
  FAX : (996-312) 32-54-08
  ホームページ: http://www.kg.emb-japan.go.jp/


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