ホンジュラスに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/08/24)
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☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況 (1)ホンジュラスでは、2009年6月28日に、セラヤ大統領が国軍に拘束さ れ国外に移送されるクーデターが発生して以来、セラヤ大統領支持派と ミチェレティ「臨時大統領」支持派双方によるデモ集会が全国各地で開 催され、治安部隊との衝突等により死傷者が発生しています。セラヤ大 統領支持派は、同大統領の復職を要求して主要都市やニカラグアとの国 境地域でたびたび抗議活動を行い、その際、公共施設の破壊、放火、投 石等の行為がみられます。このため、「暫定大統領政権」は、治安維持 のため、状況に応じて断続的に夜間外出禁止令を発出しています。
(2)中南米の最貧国の一つであるホンジュラスにおいては、殺人、強盗、 誘拐等の凶悪犯罪が高水準で発生しています。これらの犯罪の大多数で 拳銃等の銃器が使用されており、国内に銃器が蔓延していることがうか がわれます。護身用に銃器を携帯する者が多いことから、ちょっとした 口論等の弾みで殺人事件に発展することがあります。 凶悪犯罪の中心となっているのは、国内に約4万人いるといわれてい る青少年凶悪犯罪集団「マラス」構成員です。殺人、強盗、誘拐等の他、 組織内の勢力争いのためマラス同士がけん銃を撃ち合い、無関係の住民 が巻き込まれる事件も発生しています
(3)ホンジュラスでは誘拐事件が増加傾向にあります。2009年に入っ てから7月末までの間に、既に61件の誘拐事件が発生しているほか、 統計には計上されていない短時間誘拐(エクスプレス誘拐)事件も多発 しています。これは短い期間拘束し、被害者やその家族が手の届く範囲 の比較的低い金額を要求し身代金を手に入れる誘拐で、富裕層ばかりで なく中間層も対象になっています。被害金額がそれほど高額ではない、 犯人からの仕返しを恐れる等の理由から治安機関に届出を出す者が少な く、実数は把握されておりませんが既に相当数発生しているものとみら れています。
2.地域情勢 全土:「十分注意してください。」 2009年6月のクーデター以降、首都テグシガルパ市その他の主要都市では、 セラヤ大統領支持派の抗議活動が行われ、死傷者を伴う衝突、公共施設の破 壊、放火、投石などが発生しています。 fsホンジュラス「暫定政府」はセラヤ大統領の動きを受けて、ニカラグ アとの国境地域(特にチョルテカ県、エル・パライソ県)の警戒を強めて おり、今後、同大統領支持派の動向によっては、治安部隊との衝突が発生 するおそれがあります。 首都テグシガルパ市及び第二の都市サンペドロスーラ市での犯罪発生件 数の合計は、全国での犯罪総件数の大部分を占め、都市部を中心に銃器使 用の殺人・強盗等凶悪犯罪及び短時間誘拐が多発しています。 特に下記の地域においては、上記犯罪に加え、麻薬密売なども多発して いるので、同地域内での行動には十分注意してください。
(1)首都テグシガルパ市 (イ)コマヤグエラ地区(マラス構成員が多く居住し路上強盗やひったく りが頻繁に発生しています。また麻薬の密売が横行するなど治安悪化 が顕著な地区です。) (ロ)セントロ地区(路上強盗やスリ・ひったくりなどが多発しています。) (ハ)スヤパ・ヌエバ、スヤパ・インフィエルニト地区(マラス構成員が 多く居住し、治安関係者ですら、少人数では立ち入ることができない 危険地域です。) (ニ)ケネデイ地区 (ホ)サン・ミゲル地区 (へ)ビジャ・ヌエバ (ト)カリサール地区、メトロモール及びその周辺 上記場所の他、モール・ムルティプラザ、モール・ラスカスカーダ等、大 規模小売店の駐車場で拳銃を使用した強盗事件が多発しています。
(2)ホンジュラス北部地域 (イ)サンペドロスーラ市は、テグシガルパ市よりも、マラスの構成員や 活動拠点が多いと推定されており、特にセントロ東側地区、チャメレ コン地区、ロマス・デル・カルメン地区、リベラ・エルナンデス地区 はマラスの活動が活溌なため近づかないようにしてください。 (ロ)エル・プログレッソ市 (ハ)サンタ・ロサ・デ・コパン市 上記(ロ)、(ハ)の都市にあっては今年に入って誘拐事件が増加してい ます。また幹線道路において銃器使用の殺人、強盗事件等が増加しています。 また、全国の幹線道路において銃器使用の殺人、強盗事件等が発生してい るほか、セラヤ大統領支持派による道路封鎖も散見されます。
3.滞在に当たっての注意 滞在中は上記情勢及び次の事項に十分注意して行動し、危険を避けるよう にしてください。さらに、外務省、在ホンジュラス日本国大使館、現地関係 機関より最新の情報を入手するようにしてください。また、現地に3か月以 上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在ホ ンジュラス日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その 他の届出事項に変更が生じたとき又はホンジュラスを去る(一時的な旅行を 除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届の届出は、在 留届電子届出システム(ORRネット、 http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また、郵送、 FAX によっても行うことができますので、在ホンジュラス日本国大使館まで 送付してください。
(1)夜間は不要な外出をしないでください。また昼間でも単独行動はでき る限り避けてください。
(2)特に上記2.に挙げた地域においては、徒歩での移動は避け、たとえ 近距離でも車両で移動してください。
(3)外出時は目立たない服装をし、現金は分散して所持し、時計やアクセ サリーなどの貴金属類などを身に着けないでください。携帯電話を盗む ためだけの路上強盗殺人事件も発生していますので携帯電話はズボンの ポケットやバッグに入れ、路上での通話は避けるなど目立たないように 携行してください。
(4)強盗被害に遭った場合は、犯罪者のほとんどが銃器を所持していると 考えられるので、生命の安全を第一に考え、絶対に抵抗せず、抵抗する 素振りも見せないようにしてください。また、金目のものを何も所持し ていない場合、強盗犯が逆上して腹いせに発砲するケースもあるので、 財布には300レンピーラ(約1,700円)程度の現金を入れておくだけとし、 残りは別の場所に入れて持ち歩くようお勧めします。
(5)バスの利用は、車内での強盗・スリが横行しているので、お勧めでき ません。タクシーに乗車する場合は、単独での乗車は避け、友人等と同 乗してください。1人で乗車すると、他の客と乗り合いになる場合があり、 時には同乗客がタクシー運転手と組んで強盗に豹変することもあります。 このため、正規に登録された無線タクシー等、信用できるタクシーを利 用してください。最近、偽タクシーを使用しての強盗事件が多発してい ます。偽タクシーは、夜間出没することが多いので、特に夜間は流しの タクシーの利用は避けてください。
(6)都市の駐車場や通行量の少ない地方の街道において、高価な車両を狙 った車両強盗が多発しています。走行中や駐車しておいた車に戻る際な どには周囲の状況をよく確認してください。特に夜間帯の移動は危険で、 昼間帯でも単独車両での移動はなるべく避けて下さい。
(7)誘拐事件から自分自身と家族の安全を守る心構えとして、「目立たな い」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の三原則を念頭に、 日常における予防を忘れないでください。具体的には、「目立つ服装は 避ける」、「通勤時間や経路を変更する」、「外出や帰宅時に、不審者 や車両等が見当たらないかチェックする」等の注意が必要です。誘拐の 主な手口としては、あらかじめ誘拐対象を選定し、その家族構成や生活 状況について綿密に調査した後、出勤途中等、被害者が単独になる機会 を狙い、犯行に及ぶものがあります。特に、ゴルフ場等への行き帰りの 際には、交通量や人通りの少ない郊外の道路走行時に最大の注意を払う ようにしてください。また、都市部のショッピングモール等、人が多数 集まる場所において、特にクレジットカード所有者を狙い、被害者を拘 束し、銀行やATM等で現金を引き出させ、金銭を強奪した後に解放する、 いわゆる「短時間誘拐」があります。
(8)短時間誘拐については、乗用車が信号待ちで停車したところを、けん 銃等で脅迫されるケースも多いので、車両で移動する際には、常に窓を 閉めてドアを必ずロックし、周囲の状況に注意するようにして下さい。 また、キャッシュカードやクレジットカードを必要時以外持ち歩かない こと、万一拘束されたら犯人の指示に従い、むやみに抵抗しないことが 必要です(誘拐対策の詳細はホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してくださ い)。
(9)交通事情については、車両が右側通行で、テグシガルパ市、サンペド ロスーラ市といった都市部では、道路が大変混雑しています。また、一 般的に運転マナーが悪く、サイドミラーや方向指示器が破損あるいは故 障した車が多数走っていますので、地理等が不案内な方はホンジュラス では車を運転しない方が無難です。
(10)ホテル、一戸建て及びアパート等の滞在先に見知らぬ者が訪ねてき たら、絶対にドアを開けないでください。たとえ制服を着た警官であっ ても偽者の可能性があります。
(11)軍事施設は写真撮影が禁止されており、撮影した場合は強制的にフ ィルムを没収されるか、身柄を拘束されるおそれがあります。
(12)麻薬犯罪については、当局が米国麻薬取締局と合同で厳しい取締り を行っています。麻薬類所持で逮捕され有罪となると、15年から20年の 禁固刑に加え、高額の罰金が科せられます。旅先などで知り合った者か ら預かった荷物の中に麻薬が隠されている場合があり、官憲に発見され れば、たとえ他人から預かったと主張しても身柄を拘束されますので、 他人の荷物・小包類を安易に預かることは絶対に避けてください。
(13)両替は銀行又は正規の両替商で行ってください。正規でない両替商 に両替を依頼した場合、警察に発覚すると逮捕されます。なお、サンペ ドロスーラ市を中心に偽ドル札の流通が指摘されていますので、注意し てください。
(問い合わせ先) ○外務省領事局海外邦人安全課(テロに関する問い合わせを除く) 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロに関する問い合わせ) 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3679 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等) 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/ http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版) ○在ホンジュラス日本国大使館 住所:Col.San Carlos, Calzada Rep. Paraguay, Tegucigalpa, D.C., Honduras, C.A. (Apartado Postal 3232) 電話:(504)236-5511 FAX :(504)236-6100 ホームページ:http://www.hn.emb-japan.go.jp/
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