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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
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ペルーに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/02/20)
●以下の地域
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
・フニン州東部 ・ワンカベリカ州北部
・クスコ州西部 ・アヤクチョ州北部
・ワヌコ州北部 ・ウカヤリ州西部
・サン・マルティン州南部
●以下の地域
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
・ワンカベリカ州中部 ・アプリマック州 ・ワヌコ州北部
・アンカシュ州北部 ・ラ・リベルタッド州東部 ・クスコ州の一部
・フニン州の一部 ・パスコ州の一部 ・アヤクチョ州の一部
・アマソナス州コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯
●以下の地域
:「十分注意してください。」(継続)
・リマ州首都リマ市及びカリャオ憲法特別市
・パスコ州(一部を除く) ・フニン州西部
・ワンカベリカ州南部 ・アヤクチョ州中部
・アプリマック州北部 ・ウカヤリ州の一部
・ワヌコ州南部 ・ラ・リベルタッド州東部(一部を除く)
・アンカシュ州北部の一部 ・サン・マルティン州(南部を除く)
・カハマルカ州の一部 ・ピウラ州の一部
・ロレト州の一部及びコロンビアとの国境地帯 ・リマ州南部
・イカ州北部
なお、主要な観光地(クスコ、マチュ・ピチュ、ナスカ、プノ、
アレキパ、トゥルヒーヨ等)には現在危険情報は発出されていません。
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)1980年代後半から1990年代前半にかけて、センデロ・ルミノソ等のテ
ロ組織が全国で猛威を振るいましたが、近年は、過激なテロの発生件数
は大きく減少し、テロ組織の活動地域も次第に一部山岳地帯等に限定さ
れるようになりました。しかし最近でも、同地域で散発的にテロ事件や
誘拐事件が発生しています。なお、アヤクチョ、フニン、ワンカベリ
カ、クスコ、ワヌコ、サン・マルティン及びウカヤリ各州の一部からな
る7郡・9町に対し、現在も非常事態宣言が発令されており、軍・警察に
よるセンデロ・ルミノソの追跡・掃討作戦が行われています。
(2)主要な観光地(クスコ、マチュ・ピチュ、プノ、ナスカ等の中心部や
周辺遺跡)では、最近、一般人や旅行者に対する脅威となるようなテロ
事件等は発生していませんが、外国人観光客を対象としたスリやひった
くりなどが頻発しています。
(3)首都のリマ市では、観光地を訪れる外国人をターゲットとしたスリ、
ひったくり、置き引き等による被害が発生しています。
2.地域情勢
(1)フニン州東部(ワンカヨ郡サント・ドミンゴ・デ・アコバンバ町、パ
リアワンカ町、コンセプシオン郡アンダマルカ町、コマス町、サティポ
郡)、ワンカベリカ州北部(タヤカハ郡)、クスコ州西部(ラ・コンベ
ンシオン郡キンビリ町、ピチャリ町、ビルカバンバ町)、アヤクチョ州
北部(ワンタ郡、ラ・マル郡)、ワヌコ州北部(、ワマリエス郡モンソ
ン町、レオンシオ・プラド郡、マラニョン郡チェロン町)、ウカヤリ州
西部(パドレ・アバッド郡)、サン・マルティン州南部(トカチェ郡)
:「渡航の延期をお勧めします。」
上記の地域については、引き続きテロの発生等がみられるほか、麻薬
栽培地域があり、同地域に立ち入れば、不測の事態に巻き込まれるおそ
れがあります。2003年6月9日には、アヤクチョ州ラ・マル郡アンコ町
(首都リマ市の南東約350キロにあるアンデス山中)で、カミセア天然
ガス田のパイプライン施設工事を請け負っているアルゼンチン資本「テ
チント社キャンプ」がセンデロ・ルミノソに襲撃され、外国人技術者を
含む労働者等約70人が誘拐される事件が発生しました。また、2008年10
月、ワンカベリカ州タヤカハ郡において、武装勢力がペルー軍車両を襲
撃し、兵士・民間人15人が死亡する事件が発生しました。これらの事件
を受けて、センデロ・ルミノソが活動しているとされる上記7州内の7郡
及び9町に対し引き続き非常事態宣言が発令され、軍・警察によるセン
デロ・ルミノソの掃討作戦が行われています。非常事態宣言地域に立ち
入れば掃討作戦等に巻き込まれる可能性が十分ありますので、これら地
域への渡航はいかなる目的であれ、延期するようお勧めします。
(2)ワンカベリカ州中部(ワンカベリカ郡、アコバンバ郡、チュルカンパ
郡)、アプリマック州(チンチェロス郡)、ワヌコ州北部(ワマリエス
郡内のモンソン町を除く地域、ワカイバンバ郡、マラニョン郡内のチェ
ロン町を除く地域)、アンカシュ州北部(パリャスカ郡)、ラ・リベル
タッド州東部(パタス郡)及びクスコ州ラ・コンベンシオン郡北東部
(キンビリ町、ピチャリ町、ビルカバンバ町を除く)、フニン州チャン
チャマヨ郡、パスコ州オクサパンパ郡、アヤクチョ州ワマンガ郡キヌア
町
:「渡航の是非を検討してください。」
以前テロ活動が盛んに行われていた上記の地域には、テロリストが存
在する可能性が十分あります。これらの地域に立ち入れば、襲撃、誘拐
事件といった不測の事態に巻き込まれるおそれがあります。2008年3月、
パスコ州オクサパンパ郡及びアヤクチョ州ワマンガ郡キヌア町で、警察
官が武装集団の襲撃を受け、殺害される事件が発生しました。つきまし
ては、これら地域への渡航・滞在を予定されている方は、渡航の是非を
含め自らの安全につき真剣に検討を行い、やむを得ない理由から渡航す
る場合には十分な安全対策をとるようお勧めします。
(3)アマソナス州(コンドル山脈のエクアドルとの国境地帯)
:「渡航の是非を検討してください。」
上記の地域については、1998年にペルー・エクアドル両国間の国境紛
争が解決した後も、地雷や不発弾が埋まっている場所があり、かつ、そ
の場所も不明確で危険なので、主要な道路を除き、同地域への立入りは
控えてください。
(4)リマ州リマ市(首都)及びカリャオ憲法特別市
:「十分注意してください。」
首都リマ市では、貧困地域を中心に一般犯罪が多発しています。特
に、家屋に侵入しての強盗・窃盗事件、車両強盗や若者集団によるひっ
たくり、金銭目当てのいわゆる短時間誘拐が多く発生しています。さら
に、政府の施設が集中するリマ市の中心部では、政府への要求を掲げた
各種団体によるデモ・抗議行動・集会等が頻繁に行われていますので、
渡航及び滞在する方は、このような情勢に留意し、安全確保に十分注意
してください。リマ国際空港(ホルヘ・チャベス空港)があるカリャオ
憲法特別市については、同空港からリマ市に向かう幹線道路でも車両を
狙った強盗事件などが発生しており、また道中には犯罪発生率の高い歓
楽街等もあるため、十分な注意が必要であり、特に、国際線発着便の多
い深夜は気を付けてください。
(5)パスコ州(パスコ郡)、フニン州(ワンカヨ郡内のサントドミンゴ・
デ・アコバンバ町、パリアワンカ町を除く地域、コンセプシオン郡内の
アンダマルカ町、コマス町を除く地域、チャンチャマヨ郡、ハウハ郡、
フニン郡、タルマ郡、チュパカ郡)、ワンカベリカ州南部(アンガラエ
ス郡、カストロビレイナ郡)、アヤクチョ州中部(ワマンガ郡のキヌア
町を除く地域)、アプリマック州北部(アンダワイラス郡、アバンカイ
郡)、ウカヤリ州の一部(コロネル・ポルティリョ郡内のウカヤリ川以
西の地域)、ワヌコ州南部(ワヌコ郡、アンボ郡、ドス・デ・マヨ郡、
パチテア郡、プエルト・インカ郡)、ラ・リベルタッド州東部(ボリバ
ル郡、フルカン郡、サンチェス・カリオン郡、サンティアゴ・デ・チュ
コ郡、オトゥスコ郡)、アンカシュ州北部の一部(コロンゴ郡、シワス
郡)、サン・マルティン州(モヨバンバ郡、ベジャビスタ郡、エル・ド
ラド郡、ワリャガ郡、ラマス郡、マリスカル・カセレス郡、ピコタ郡、
サン・マルティン郡)、カハマルカ州の一部(ハエン郡、サン・イグナ
シオ郡)、ピウラ州の一部(ワンカバンバ郡、アヤバカ郡)、ロレト州
(アルト・アマソナス郡内のマラニョン川以南の地域、マイナス郡、マ
リスカル・ラモン・カスティリャ郡内のコロンビアとの国境地帯)
:「十分注意してください。」
上記の地域では、重大なテロ事件は発生していませんが、テロリスト
が存在する可能性も否定できません。サン・マルティン州北部リオハ郡
において、陸軍基地が武装勢力に襲撃され、陸軍兵士1人が負傷する事
件が発生しています。このため、これらの地域に渡航・滞在する方は、
安全確保に十分注意するとともに、最新のテロ・治安情報を入手するよ
う努めてください。
(6)サン・マルティン州北部(リオハ郡)
:「十分注意してください。」
2008年6月、サン・マルティン州リオハ郡において、陸軍基地が武装
勢力に襲撃され、陸軍兵士1人が負傷する事件が発生しました。同地域
に渡航・滞在する方は、安全の確保に十分注意してください。
(7)カハマルカ州中部(サンタ・クルス郡)
:「十分注意してください。」
上記の地域では、鉱山周辺住民等によるデモが頻発しています。上記
地域に渡航・滞在する方は、安全確保に十分注意してください。
(8)リマ州南部(カニエテ郡)、イカ州北部(チンチャ郡、ピスコ郡)
:「十分注意してください。」
上記の地域では、2007年8月15日に大きな地震が発生し、多数の死傷
者等の被害が出ました。現在も復興・救済活動が継続されています。同
地域に渡航・滞在予定の方は、最新情報の入手に努め、十分注意してく
ださい。
3.滞在に当たっての注意
滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにして
ください。詳細は《安全対策基礎データ》を御覧ください。また、外務
省、在ペルー日本国大使館(在リマ日本国総領事館)、現地関係機関等よ
り最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
(イ)都市部における貧困街や地方における山岳地域や密林地域の奥地へ
立ち入ることは控えてください。
(ロ)外出の際には身の周りの安全に注意してください。外出中に不測の
事態が起きた場合は、ホテルなど安全が確保できる場所にて、事態が
収まるまで待機してください。
(ハ)夜間におけるひったくりや強盗等の犯罪は、高級住宅街、商業地域
でも発生していますので、夜間の外出は控え、昼間であっても努めて
単独行動は避けるよう注意してください。
(ニ)国内の長距離バスについては、整備不良車両・改造車両の使用、運
転手の居眠り・無謀な運転・飲酒が原因で事故が頻発しています。ま
た、特に深夜、車内での強盗・置き引き被害が散見されます。長距離
を移動する際は、信用のおける航空会社を使用するか、やむを得ずバ
スを利用する際は、十分信用のおけるバス会社を利用し、移動は日中
に限ってください。
(ホ)誘拐から自分自身と家族の安全を守る心構えとして、「目立たな
い」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の三原則を念頭
に、日常における予防を忘れないでください。また、「目立つ服装は
避ける」、「移動時間帯や経路を変更する」、「外出や帰宅時に、不
審者や不審車両が見当たらないかチェックする」等の注意が必要で
す。(詳細はホームページ
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してく
ださい。)
(2)観光旅行者向けの注意事項
(イ)リマ国際空港(ホルヘ・チャベス空港)からリマ市内へ向かう際
は、流しのタクシー運転手による強盗被害等が発生しているので利用
はなるべく避け、到着ターミナル内にデスクを構えるタクシー会社な
ど信頼のおけるものを選ぶようお勧めします。
(ロ)ペルーの通貨(ソル)に不慣れな旅行者等が、街頭の両替商等で両
替をした際に偽ソル紙幣をつかまされた例が報告されていますので、
同通貨に不慣れな場合は銀行や空港内に店舗を構える信頼のおける両
替商を利用するようお勧めします。
(ハ)主要な観光地(クスコ、マチュ・ピチュ、ナスカ、イカ、プノ、ア
レキパ、トゥルヒーヨ等の中心部や周辺遺跡)には、現在危険情報は
発出されていませんが、2007年5月18日に、プノ市最寄りの空港が所
在する都市フリアカの市場において、多数の死傷者が出る爆弾爆発事
件が発生しました。事件の背景等は必ずしも明らかではありません
が、テロの可能性も排除できないところ、不測の事態に巻き込まれな
いよう安全確保には注意が必要です。また、クスコ、アレキパ、プノ
等地方の主要観光地では、外国人観光客を対象にした強盗が発生して
いますので、日没後から早朝までの外出はなるべく避け、日中であっ
ても団体行動をとるようにし、地元の人しか近づかないような場所に
は行かない等、十分注意して行動してください。また、デモ・抗議行
動・集会、及びそれに伴う空港・鉄道・道路の封鎖(石を並べたりタ
イヤを燃やす等の行為)は、主要な観光地やその周辺においても行わ
れる場合がありますので、騒ぎに巻き込まれないよう十分注意してく
ださい。
(ニ)ペルー国内では、飛行機と並ぶ移動の手段として長距離バスによる
移動が一般的ですが、その反面、速度の出し過ぎ等交通マナーの悪
さ、業者間の過当競争、整備不良等に起因する事故に加えて長距離バ
スを狙った強盗も発生していますので、航空路線がある場所への移動
は飛行機の利用をお勧めします。また、長距離バスを利用する際は大
手の信頼のおけるバス会社を選ぶとともに、夜行便は極力避けるよう
お勧めします。
(ホ)クスコ、プノ等の標高3,000mを超える高地では、高山病にかかる
旅行者もみられ、過去には死亡に至ったケースもありますので、クス
コ、マチュ・ピチュ、プノ等の高地を訪れる際は、高山病についての
正しい基礎知識を持つこと及び余裕のある日程を組むようお勧めしま
す。なお、高山病予防薬としてはダイアモックス(アセタゾラミド)
がありますが、使用に際しては医師に相談するようお勧めします。
(3)長期滞在者向けの注意事項
(イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
で、到着後遅滞なく在ペルー日本国大使館に「在留届」を提出してく
ださい。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はペルー
を去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てくださ
い。なお、在留届の届出は在留届電子出システム
( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。
また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在ペルー日本
国大使館まで送付してください。
(ロ)自宅や職場の周辺で不測の事態が起きた場合は、在ペルー日本国大
使館(在リマ日本国総領事館)に連絡してください。
(ハ)根拠のない噂に惑わされて動揺することのないようにしてくださ
い。
4.なお、隣国のコロンビア、エクアドル、ブラジル、ボリビアには、各々
「危険情報」が発出されていますので、御留意ください。
(問い合わせ先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在ペルー日本国大使館(在リマ日本国総領事館)
住所:Avenida San Felipe 356, Jesus Maria, Lima, Peru
(Apartado No. 3708)
電話: (51-1) 218-1130
FAX : (51-1) 463-0302
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