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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
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トリニダード・トバゴに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/07/21)
●トリニダード島全域
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
トリニダード島においては近年治安が悪化しています。最近の殺人事件
とけん銃発砲事件の発生件数は史上最多を記録しているほか、強盗や強姦
等の凶悪事件は日本の数十倍の高い率で発生しています。特に最近は、強
盗と住居侵入(ホテルなどの客室荒らしも含む)の増加が顕著で、従来は
比較的平穏と見なされてきた地域においても浮浪者などの存在が目立って
きています。 2005年には、首都ポートオブスペイン市のダウンタウン中
心地において、5回の連続爆発事案が発生しています。犯人はいまだに検
挙されておらず、不特定多数の人間を巻き込む悪質な無差別凶悪犯罪とし
て、政府が注意を喚起しています。
2007年には、米国ニューヨーク・ケネディ国際空港テロ未遂事件の容疑
者としてトリニダード・トバゴ国籍の男が逮捕される等、潜在的なテロの
可能性も否定できません。
2.地域情勢
トリニダード島全域
:「十分注意してください。」
(1)殺人事件
統計によると2008年の殺人事件は544件(前年比40%増加、過去5年間
で2倍以上増加)し、史上最多を記録しました。2009年に入ってからも、
これを上回るペースで発生しており、これら殺人事件の大半は違法銃器
によるものです。人通りが多い白昼の商店街でも発砲事件が発生し、流
れ弾で子供が負傷する事件も発生していますので、巻き込まれないよう
注意が必要です。
また、ポートオブスペイン市のラバンティル地区及びその周辺地区は
大変危険な地域なので、昼間でも近づかないよう注意してください。
(2)誘拐
2008年の統計によると、143件の誘拐事件が発生しています。人口10
万人当たりの件数(発生率)でみると、高い率で発生していると言えま
す。誘拐事件のほとんどはギャングの麻薬取引などに巻き込まれたもの
ですが、一般人が被害に遭った身代金目的の誘拐も17件発生していま
す。被害者は地元の富裕層やビジネスマンの家族であり、高額の身代金
を支払ったにもかかわらず被害者が釈放されず、捜査が難航したり、殺
人事件に発展するケースもあります。
また、行方不明事件が年間数百件発生しており、相当の割合が犯罪に
よるものであるとみられています。
(3)強盗・窃盗
昼夜を問わず、観光地、路上、公園、一般住宅街、バー、スーパー、
ショッピングモール、ガソリンスタンド、乗合タクシー内等とさまざま
な場所で、拳銃又はカットラス(なた)等で武装した数名のグループが
犯行に及んでいます。2008年の統計によると、強盗が4,721件、窃盗は
1万366件件発生しています。トリニダード・トバゴにおける外国人被害
の多くは強盗又は窃盗によるものです。また、2009年に入ってからは、
強盗、窃盗等の発生件数が大幅に増加しており、首都はもとより、その
周辺の住宅街や近郊の商店・オフィス街でも白昼の武装強盗が発生して
います。
数年前には、在留邦人が自宅前で強盗に遭い、配偶者がナイフで刺さ
れるという事件や在留邦人が経営する会社の事務所に5人組のけん銃強
盗が押し入り、現金を強奪する事件が発生しています(犯人は警察官に
射殺されました)。
(4)強姦
ポートオブスペイン市内の中心部にあるサバンナ公園等で強姦事件が
発生したり、時には殺人に至るケースも報告されています。夜間の女性
の独り歩きは絶対に避けてください。昼間でもダウンタウンの人通りの
少ない道には立ち入らないようにしてください。2008年の統計では、強
姦は692件発生しています。
(5)麻薬関係事件
トリニダード・トバゴを含むカリブ諸国は、南米大陸から北米等への
麻薬密輸ルートとして知られていおり、麻薬関連犯罪が頻発していま
す。治安当局は厳しく取り締まっているため、興味本位で麻薬に手を出
したりしないでください。また、運び屋として利用されるおそれがあり
ますので、知らない人物から荷物を預かったりしないよう注意してくだ
さい。
つきましては、トリニダード島へ渡航・滞在される方は上記情勢に留意
し、犯罪等に巻き込まれることのないよう十分注意してください。
3.渡航及び滞在に当たっての注意
滞在中は、上記情勢及び下記の事項に十分留意して行動し、危険を避け
るようにしてください。また、万一危険を察知した場合は、警察(電話番
号:999)に通報してください。さらに、外務省、在トリニダード・トバ
ゴ日本国大使館、現地関係機関等から最新情報を入手するように努めてく
ださい。
(1)渡航者全般向けの注意
(イ)深夜の外出は大変危険です。夜間は不要不急の外出を避け、どうし
ても必要な場合は信用のおけるタクシーを利用するか、知り合い等の
車で外出されるようお勧めします。特にポートオブスペイン市のダウ
ンタウンは夜間に危険度が高まりますので、立ち入らないようにして
ください。
(ロ)ピアルコ国際空港には悪質なタクシー業者がいるので、知り合いが
いれば出迎えを依頼し、タクシーを利用する際には白色半袖シャツ及
び左胸に写真付きのIDカードを着用した正規のタクシー業者を利用し
てください。なお、午後5時から午前1時頃までの時間帯には税関通過
直後の空港ビル内の通路中央に設置されている「Dispatcher(ディス
パッチャー)」係(電話:669−0282)にタクシー手配を依頼するこ
とができます。特に深夜に到着した際には、空港ビルの外に出る前に
ディスパッチャー係にタクシーの手配を依頼してください。
(ハ)流しのタクシー(ナンバーが「H」で始まる)は乗り合いであり、
また、強盗被害に遭うケースが多いので、ホテル手配のタクシーな
ど、乗り合いでないタクシーを利用してください。また、マキシタク
シー(マイクロバスを使用した路線バス)の利用は極力避け、白タク
(ナンバーが「P」で始まる)には絶対に乗車しないでください。
(ニ)空港からポートオブスペイン市内にいたる幹線道路沿いの地域は、
人口が集中しているとともに、犯罪が多発する地域でもあるので、不
要不急の際は立ち入らないでください。
(ホ)人通りが多いダウンタウンの表通りでも、高価なものを持ち歩かな
いなど注意して行動し、裏道には立ち入らないでください。また、買
い物は可能な限り郊外にあるショッピングモールを利用するようお勧
めします。
(ヘ)トリニダード島の運転マナーは良くありません。特に主要なハイウ
ェイにおいて、飲酒運転や速度超過、歩行者の無理な横断などによる
死亡事故が多発しています。交通事故の死亡者は、歩行者が4分の1以
上を占めているので、交差点等を渡る際も注意してください。特に週
末の夜間や早朝は交通事故発生の確率が高くなりますので注意してく
ださい。
(2)観光旅行者向けの注意
(イ)トリニダード島では「カーニバル」など人出が予想される催し物の
際には、凶悪犯罪が集中的に発生する傾向があります。観光客は犯罪
者のターゲットになりやすいため、言動に注意するとともに、高価な
カメラや装飾品などを携行・着用しないようお勧めします。
(ロ)外出・帰宅の際には、付近に不審者がいないかどうかを確認した上
で出入りしてください。ホテルに宿泊する際は、部屋の周辺に不審者
がいないかどうかに注意するとともに、ドアの補助錠を必ず掛け、訪
問者を確認するまでは安易にドアを開けないようにしてください。ま
た、観光シーズンはホテル料金が高額になりますが、安いゲストハウ
スで邦人旅行者が窃盗等の被害に遭った例がありますので、セキュリ
ティーのしっかりした信用のおけるホテルを利用するようお勧めしま
す。
(ハ)暑い国ですので軽装になりがちですが、強姦事件が多発しています
ので、特に女性は露出度の高い服装は避けてください。
(ニ)観光客に人気のトバゴ島でも2008年に外国人観光客が被害者となる
強盗殺人事件が発生しています。また、強盗や窃盗事件も多発してい
ます。トバゴ島はトリニダード島よりも安全と言われていますが、今
後は注意が必要です。
(3)長期滞在者向けの注意
トリニダード・トバゴに滞在中の方は、テレビ、ラジオあるいは新聞
報道に常に関心を払い、情勢の把握に心掛けてください。加えて下記事
項にも十分留意の上行動してください。
現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
到着後遅滞なく在トリニダード・トバゴ日本国大使館に「在留届」を提
出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又は
トリニダード・トバゴを去る(一時的な旅行を除く。)ときは、必ずそ
の旨を届け出てください。なお、在留届は、在留届電子届出システム
(ORRネット)( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお
勧めします。また郵送、FAXによっても行うことができますので、在ト
リニダード・トバゴ日本国大使館まで送付してください。
また、これまでは安全と言われていた地域でも、殺人事件等の不測の
凶悪犯罪が発生しています。滞在に際しては戸締まり等安全対策を十分
行ってください。
(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3399
○外務省海外安全相談センター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在トリニダード・トバゴ日本国大使館
住所:5 Hayes Street, St. Clair, Port of Spain, Trinidad and
Tobago, W. I. (P.O.Box1039)
電話:1-868-628-5991
FAX :1-868-622-0858
※大使館ホームページ(英語版のみ): http://www.tt.emb-japan.go.jp/
※大使館メールアドレス: embassyofjapan@tstt.net.tt
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