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本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
※
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
※
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
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エクアドルに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/07/22)
●スクンビオス県(南部ナポ川周辺の一部地域を除く)、オレジャアナ県
(フランシスコ・デ・オレジャアナ市及び北部ナポ川周辺の一部地域を
除く)、カルチ県(南東部を除く)
:「渡航の延期をお勧めします。」(退避の可能性も検討してくだ
さい。)(継続)
●カルチ県南東部
:「渡航の是非を検討してください。」(引き下げ)
●エスメラルダス県北部、トゥングラウア県トゥングラウア火山周辺
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●スクンビオス県南部及びオレジャアナ県北部のナポ川周辺の一部地域並
びにオレジャアナ県フランシスコ・デ・オレジャアナ市、エスメラルダ
ス県南部、首都キト市、グアヤキル市、ロハ県サポティージョ市南部、
モロナ・サンチアゴ県チウィンサ市郊外及びサン・ファン・ボスコ市郊
外、サモラ・チンチペ県エル・パングイ市郊外
:「十分注意してください。」(継続)
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。
1.概況
(1)2009年4月の大統領選挙により、コレア大統領は国民からの広い支持
を得て再選を果たすなど、国内の政治情勢は安定化傾向にあります。
(2)コロンビアと国境を接するスクンビオス県、カルチ県及びエスメラル
ダス県の北部地域並びにオレジャアナ県では、コロンビア系反政府ゲリ
ラ勢力の浸透による凶悪犯罪や、薬物・武器の密輸の増加が問題となっ
ています。2005年8月には、スクンビオス及びオレジャアナ両県におい
て住民等が民間石油会社に雇用枠の拡大等を訴え、火炎瓶を投擲した
り、石油パイプラインを爆破したりしています。また、2008年3月1日、
スクンビオ県北部の国境地帯において、コロンビア軍が、エクアドル領
内にあるコロンビアの非合法武装勢力を越境攻撃しました。エクアドル
政府は、コロンビアとの国交を断絶するとともに、同県北部国境地帯に
政府軍を増強配備するなど、隣国コロンビアとの間で緊張した状態が続
いています。
(3)首都キト市やグアヤキル市においては、強盗を始めとする凶悪犯罪が
依然として高い水準で発生しています。その被害は日本人を含む外国人
観光客にも及んでいます。
2.地域情勢
(1)スクンビオス県(南部ナポ川周辺の一部地域を除く)、オレジャアナ
県(フランシスコ・デ・オレジャアナ市及び北部ナポ川周辺の一部地域
を除く)、カルチ県(南東部を除く)
:「渡航の延期をお勧めします。」(退避の可能性も検討してくださ
い。)
スクンビオス、オレジャアナ両県においては、コロンビア武装革命軍
(FARC)や民族解放軍(ELN)などのコロンビアの反政府ゲリラ組織勢
力を背景とする犯罪組織による殺人事件や誘拐事件が多発しています。
また、2005年8月には両県の住民等が民間石油会社に雇用枠拡大等を訴
えて、同社施設に火炎瓶を投擲したり、石油パイプラインを爆破したり
しました。また、2008年3月1日には、スクンビオ県北部国境地帯におい
て、コロンビア軍がエクアドル領内にあるコロンビア武装革命軍
(FARC)の拠点を越境攻撃しました。このコロンビア軍による攻撃に伴
い、エクアドル政府は、コロンビアとの国交を断絶するとともに、同県
北部国境地帯に軍隊を増強配備するなど、コロンビアとの間で緊張が高
まっています。カルチ県(南東部を除く)においても、コロンビアの
FARC等反政府ゲリラ組織勢力や極右民兵組織コロンビア自警軍連合
(AUC)などの武装勢力が浸透しており、掃討目的で派遣されている
軍・警察との間で緊張状態が続いています。
つきましては、これら地域への渡航(国境通過を含む)は、目的のい
かんを問わず渡航の延期をお勧めします。また、既に滞在中の方は、退
避の可能性も検討してください。
(2)カルチ県南東部、エスメラルダス県北部、トゥングラウア県トゥング
ラウア山周辺地域
:「渡航の是非を検討してください。」
(イ)カルチ県南東部は、警察の活動が奏功し、同県の他の地域に比べて
治安の改善が認められます。また、同地域ではコロンビアの反政府ゲ
リラ武装勢力の活動はみられません。このため、カルチ県南東部に対
して発出していた「渡航の延期をお勧めします。」の危険情報を「渡
航の是非を検討してください。」に引き下げます。しかし、現地の情
勢は依然として不安定ですので、注意が必要です。
また、コロンビアに隣接するエスメラルダス県北部では、コロンビ
アの反政府ゲリラ武装勢力の影響が引き続きみられます。特にエスメ
ラルダス市よりも北部の各地域は、警察官の常駐施設や医療機関がほ
とんどなく、不測の事態が発生した際には、エクアドルの治安機関等
の援助を求めることが極めて難しい地域となっています。
つきましては、カルチ県南東部及びエスメラルダス県北部に渡航を
予定されている方は、その是非を含めて自らの安全について真剣に検
討され、やむを得ず渡航される際には、事前の情報収集等安全対策を
十分に準備されるようお勧めします。この地域の最新詳細情報につい
ては、在エクアドル日本国大使館に確認してください。
(ロ)トゥングラウア県トゥングラウア山周辺地域
2006年7月及び2008年2月にトゥングラウア山が大・中規模の爆発型
噴火を繰り返し、火砕流、降灰等の影響で死者を含む多数の被災者を
出す大被害をもたらしました。現在も、噴煙を伴う活発な火山活動が
続いています。同火山周辺地域に渡航を予定されている方は、その是
非を含めて自らの安全について真剣に検討され、やむを得ず渡航され
る際には、事前の情報収集等安全対策を十分に講じるようお勧めしま
す。この地域の最新詳細情報については、在エクアドル日本国大使館
に確認してください。
また、エクアドルには、上記トゥングラウア火山以外にもスクンビ
オス県とナポ県の県境に位置するレベンタドール山など、多数の活火
山がありますので、火山噴火活動に関連した報道等により事前の情報
収集を行う等十分注意してください。
(3)スクンビオス県南部・オレジャアナ県北部のナポ川周辺の一部地域及
びオレジャアナ県フランシスコ・デ・オレジャアナ市、エスメラルダス
県南部、首都キト市及びグアヤキル市、ロハ県サポティージョ市南部、
モロナ・サンチアゴ県のチウィンサ市郊外及びサン・ファン・ボスコ市
郊外、サモラ・チンチペ県エル・パングイ市郊外
:「十分注意してください。」
(イ)スクンビオス県南部・オレジャアナ県北部のナポ川周辺の一部地域
及びオレジャアナ県フランシスコ・デ・オレジャアナ市
同地域は、ナポ川を中心としたジャングルツアー等の観光化が進
み、民間警備会社による警備対策措置により治安の改善がみられま
す。渡航・滞在に際しては、あらかじめ現地の治安に関する情報収集
等を行った上で、信頼できる旅行業者を通じ、現地ガイドの指示に従
って行動するよう心掛け、単独行動は控えてください。
(ロ)エスメラルダス県南部
同県南部は海岸地方を中心に観光化が進み、これと併せて警察及び
民間警備会社による各種治安対策の推進により治安の改善がみられま
す。一方、依然として窃盗等の一般犯罪の発生が散見されますので、
渡航・滞在される方は、十分注意してください。
(ハ)首都キト市及びグアヤキル市
エクアドルにおける犯罪の大半は両市で発生しています。近年は凶
悪化の傾向にあり、これらの被害は日本人を含む外国人にも及んでい
ます。
2005年5月10日には、キト市居住の日本人男性が何者かに襲われ、
頭部を棒のようなのもので強打され死亡するという凶悪な殺人事件が
発生しています。
グアヤキル市においても、2004年3月6日に市内を散策中の日本人旅
行者が強盗に襲われ、1人が刃物で腹部を刺され重傷を負う事案が起
きており、滞在や観光に当たっては事前に現地の治安情報を収集し、
危険な地区には立ち入らない等、十分な注意が必要です。
また、これら都市部においては政治目的によるとみられる爆弾事件
も起きています。2006年6月22日にはグアヤキル市及びクエンカ市に
おいて、反政府組織によるとみられる同時多発時限式爆発物事件が発
生しています。
今後の反政府運動の動向によっては、このような爆弾事件の多発や
道路封鎖を伴うストライキ等により都市及び都市間交通機能が麻痺
し、時に大規模暴動や警察部隊と衝突する事態に発展することも考え
られますので、滞在及び渡航される方は治安情勢の推移に十分注意し
てください。また、首都キト市と地方都市とを結ぶ主要幹線道路はし
ばしば先住民組織等により封鎖されますので、滞在及び渡航される方
は、当国道路事情等の情報収集に努めてください。
(ニ)ロハ県サポティージョ市南部、モロナ・サンチアゴ県チウィンサ市
郊外及びサン・ファン・ボスコ市郊外、サモラ・チンチペ県エル・パ
ングイ市郊外
エクアドル南部のロハ県サポティージョ市南方の山間部、モロナ・
サンチアゴ県チウィンサ市郊外及びサン・ファン・ボスコ市郊外並び
にサモラ・チンチペ県エル・パングイ市郊外では、ペルーとの国境紛
争当時に敷設された対人地雷(合計約1万個)が未処理のままとなっ
ています。道路並びに市街地は安全が確認されており、専門チームに
よる除去作業も進んでいますが、触雷の危険を避けるため、これら地
域の山林や農地には不用意に立ち入らないようにしてください。
3.滞在に当たっての注意
エクアドルに滞在される方は、次の事項に留意して行動し、危険を避け
るようにしてください。また、外務省、在エクアドル日本国大使館、現地
関係機関などから最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
(イ)日本人の犯罪被害状況では、公園やレストランにおける置き引きや
バス内におけるスリなどの窃盗被害が後を絶ちません。また首絞めや
銃器使用等凶悪な手口の強盗事件も増加していますので、滞在に際し
ては十分な注意が必要です。
(ロ)夜間の単独行動は極めて危険です。また、一般市民でも銃器を所持
している場合がありますので、トラブルや犯罪に巻き込まれないよう
に注意が必要です。
(ハ)デモや道路封鎖の行われている場所等には決して近づかないように
してください。仮にそのような事態に遭遇した場合には、速やかにそ
の場所から退避してください。
また、爆発事件があった際は絶対に現場に近づかないでください。
時間差により仕掛けられた時限装置等により、更に大きな爆発が起こ
る可能性があります。
(ニ)首都キト市のマリスカル・スクレ国際空港周辺では、降雨等の影響
により、夜間から早朝にかけて濃霧が発生します。このため、空港閉
鎖による離発着禁止、長時間の遅延、グアヤキル国際空港等への到着
地変更等、航空ダイヤの乱れが頻繁に発生しています。航空便利用に
際しては、濃霧の影響を受けやすい早朝及び夜間の離発着便をできる
だけ避けるとともに、航空ダイヤの乱れ等を考慮し、余裕を持った滞
在日程を組むよう心掛けてください。
(2)観光旅行者向けの注意事項
(イ)陸路によるエクアドルへの出入国及び国内における長距離の移動
は、犯罪や交通事故被害、出入国に伴うトラブルに遭う等の危険性が
あります。空路を利用した移動をお勧めします。また、近距離移動に
際しても、信頼できる人の運転する自家用自動車又は登録された正規
タクシーを利用してください。
(ロ)宿泊価格の低廉(おおむね一泊10ドル以下)なホテルやオスタル
(簡易宿)では安全対策が不完全なところが多く、宿泊した邦人の盗
難被害が発生しています。中には従業員自らが犯行に加わっていると
思われるケースもあることから、十分信頼のおける宿泊施設を選択す
ることが大切です。
(ハ)エクアドルにおいて登山を予定されている方は、十分な装備を準備
の上、経験を有し信頼できるガイドを選択するようにしてください。
また、在エクアドル日本国大使館にも登山計画書を提出又は登山する
旨を連絡してください。
(ニ)ガラパゴス諸島周辺の海域の水温は、フンボルト海流の影響によ
り、非常に低い状態です。シュノーケリング及びスキューバダイビン
グを予定されている方は、ウェットスーツを着用するなど十分な装備
を準備の上、体調管理に十分留意してください。
(3)長期滞在者向けの注意事項
エクアドルに滞在中の方は、テレビ、ラジオあるいは新聞報道に常に
関心を払い、情勢の把握に心掛けてください。加えて下記事項にも十分
留意の上行動してください。
(イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
到着後遅滞なく在エクアドル日本国大使館に「在留届」を提出してく
ださい。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はエクア
ドルを去る(一時的な旅行を除く。)ときは、必ずその旨を届け出て
ください。なお、在留届の届出は、在留届電子届出システム(ORRネ
ット)( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めし
ます。また、郵送、FAXによっても行うことができますので、在エク
アドル日本国大使館に送付してください。。
(ロ)外出の際には身の周りの安全について十分注意し、犯罪に巻き込ま
れないよう注意してください。
(ハ)自宅や職場の周辺に於いて不測の事態が発生した,あるいはその発
生の可能性が高いと思われるときには在エクアドル日本国大使館に直
ちに御連絡ください。
(ニ)火山活動等の自然災害及び長期にわたるストライキ、騒乱等市民生
活に支障が生じる事態に備え、あらかじめ食料品、飲料水、燃料等生
活必需品を備蓄しておくようお勧めします。
(ホ)その他不明・不安な点がありましたら、御遠慮なく在エクアドル日
本国大使館に御相談ください。
なお、隣国のコロンビア及びペルーには各々別途「危険情報」が発
出されていますので御留意ください。
(問い合わせ先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
○在エクアドル日本国大使館
住所:Avenida Amazonas y Calle Arizaga, Edf. Amazonas Plaza,
Piso 11, Quito, Ecuador
電話: (+593-2) 227-8700
FAX : (+593-2) 244-9399
ホームページ: http://www.ec.emb-japan.go.jp/
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