セネガル共和国 Republic of Senegal

スポット情報・危険情報 安全対策基礎データ テロ概要 在外公館アドレス

本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

【感染症関連情報】
感染症関連情報が発出されている場合があります。
【感染症関連情報】はこちら
▲TOP

【危険情報】 危険情報とは?
本情報は2009/11/22現在有効です。
  【感染症関連情報】はこちら

セネガルに対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/08/17)


 ●カザマンス地方(ジガンショール市、カップスキリング地区及びジガン
  ショール市〜シガナル〜ウスイ〜ジャケンヌ〜カップスキリング地区を
  結ぶ州道20号線を除く)
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
 ●カザマンス地方のジガンショール市〜シガナル〜ウスイ〜ジャケンヌ〜
  カップスキリング地区を結ぶ州道20号線
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 ●カザマンス地方のジガンショール市及びカップスキリング地区
    :「十分注意してください。」(継続)

地図1 地図2 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)セネガルでは、2007年2月25日に大統領選挙が実施され、現職のワッ
  ド大統領が再選されるとともに、同年6月3日に行われた国民議会議員選
  挙においても与党側が勝利を収めました。2009年3月22日には統一地方
  選挙が実施され、一部にデモ等が発生したものの、選挙は平和裡に終了
  しました。このように同国の政情は、おおむね安定していますが、一方
  で公務員の給料未払い問題や学生への奨学金未払い問題、授業料の値上
  げ問題、国民生活に直結する電気料金の高騰等により、国民の不満が高
  まり、政府に対する抗議デモや集会等が頻繁に行われています。
   また、一般犯罪(窃盗、強盗)が急増している他、2009年3月には、
  首都ダカールの中心地から2kmの海岸線に切断された遺体が遺棄される
  という事件が発生し、4月には、中心街に近いコルニッシュ通り上で、
  夜間、道路上にロープを張ってオートバイを転倒させるという手口の強
  盗事件も発生しており、犯罪の凶悪化、悪質化が目立ってきています。
  このように社会経済情勢の変化に伴う治安の悪化に注意する必要があり
  ます。

(2)カザマンス地方については、2004年、同地方の分離独立を主張する
  MFDC(カザマンス民主勢力運動)とセネガル政府との間で和平へ向けた
  合意が成立し、同地方復興のための対話が進められていますが、MFDCの
  反政府活動は続いており、2007年以降も依然として車両襲撃事件や政府
  軍との銃撃戦がみられます。また、同地方には数多くの地雷が埋められ
  ています。

2.地域情勢
(1)カザマンス地方(ジガンショール市、カップスキリング地区及びジガ
  ンショール市〜シガナル〜ウスイ〜ジャケンヌ〜カップスキリング地区
  を結ぶ州道20号線を除く)
  :「渡航の延期をお勧めします。」
 (イ)セネガル南部のカザマンス地方では、20年間以上にわたり政府軍と
   MFDCとの間で戦闘と交渉が繰り返されてきました。2004年12月には、
   MFDCとの間で和平合意書が署名され、この合意に基づき、同地方復興
   のための対話が進められていますが、同合意の履行には至っていませ
   ん。以降、現在まで、副知事殺害事件、金品強奪を伴う長距離バス襲
   撃事件、旅行者殺害事件等が多発している他、治安確保のため展開し
   ている政府軍とMFDC分派との戦闘が継続しています。最近では、2008
   年7月にジガンショールの北約20kmのテウビ村付近で、スペイン人等
   の観光客が乗ったミニバス約10台が、MFDCと思われる約30人の武装グ
   ループに襲撃され、セネガル人1人が殺され、その他の観光客らは金
   品を強奪される事件が発生しています。
    更に、2009年に入り、ビニョナ県を中心に、武装集団による政府軍
   車両略奪事件(1月)、商店略奪事件(2月)が発生している上、特に
   6月からは、売店襲撃事件、政府軍の車両に対する軽火器発射事件、
   車両襲撃事件、MFDC派閥間闘争等の事件が多発しております。また、
   ギニアビサウとの国境付近のブロト村を約30人のグループが襲い、現
   金を略奪して、ギニアビサウに逃亡するという事件も発生しておりま
   す。
 (ロ)2006年3月以降、隣国のギニアビサウでは、同国に侵入したMFDCの
   一派に対する掃討作戦が行われ、大量の避難民がセネガル側に流入し
   ています。また、2007年1月にはセネガル南部のギニアビサウ国境付
   近において、MFDCと政府軍との間で銃撃戦が確認されています。2008
   年5月20日にはガンビア国境付近のジビジョンヌで、政府軍とMFDCと
   見られる武装勢力が衝突し、兵士2人が死亡、2人が負傷、武装勢力側
   も兵士7人が死亡する銃撃戦が発生しています。この銃撃戦で一般市
   民2人が銃撃戦に巻き込まれ死亡している他、政府軍は大量の大麻を
   押収・処分したとしています。
    また、2009年2月、ジガンショールの警察は、ムパクの検問所にお
   いて、ギニアビサウから来た車両2台を検問し、車両の下に隠してい
   た約10個の武器(機関銃等)を押収し、7人を逮捕しています。
 (ハ)カザマンス地方全域(特に、ギニアビサウとの国境及びガンビア
   との国境付近)には多数の地雷が埋設されている模様であり、現在、
   国連指導の下、地雷埋設量調査が実施されていますが、これまでに
   659人が地雷で死傷したとされています。最近では、2006年9月にジガ
   ンショールの北約80km地点で、国際赤十字関係者が乗車する車両が対
   人地雷に接触して、1人が死亡、3人が負傷するという事故が発生して
   います。
 (ニ)つきましては、目的のいかんを問わず、同地方への渡航は延期する
   ようお勧めします。

(2)カザマンス地方のジガンショール市〜シガナル〜ウスイ〜ジャケンヌ
  〜カップスキリング地区を結ぶ州道20号線
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)ジガンショール市及びカップスキリング地区を結ぶ州道20号線は、
   アスファルト舗装の劣化が進んでいますが、同州道上の各チェックポ
   イントで政府軍が拠点警戒しており、通行のための安全対策が図られ
   ています。
 (ロ)しかしながら、いずれにしても不安定な状況であることに変わりは
   ないので、夜間の通行は極力控えてください。また、政府軍や警察の
   車両検問等に備えて、パスポート等の身分証明書は常時携行してくだ
   さい。さらに、触雷の危険性があるため、アスファルト道路から離れ
   ないようにしてください。
 (ハ)つきましては、同州道の通行を予定されている方は、その是非を含
   め自らの安全につき真剣に検討され、通行される場合には安全確保の
   ため十分準備するようお勧めします。

(3)カザマンス地方のジガンショール市及びカップスキリング地区
  :「十分注意してください。」
 (イ)ジガンショール市内及びカップスキリング地区では警察官がパトロ
   ールや、拠点警戒を行っています。また、政府軍による地雷除去も進
   んでおり、現在のところ治安は比較的落ち着いています。
 (ロ)しかし、観光地でもあり、スリ等の犯罪が発生しておりますので、
   十分注意してください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、下記の事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにして
 ください。また、外務省、在セネガル日本国大使館、現地関係機関等より
 最新情報を入手するよう努めてください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)主要航空会社のダカール空港到着便のほとんどは、夜間到着です。
   空港周辺は、同時間帯、荷物搬送やタクシー斡旋、両替の便宜を申し
   出てくるセネガル人で混雑します。これら申し出には十分に注意する
   とともに、入国時の空港周辺での所持品の管理には御留意願います。
    また、空港周辺や観光地には、親しげに観光ガイドを申し出てくる
   者がいます。
    2007年7月、観光ガイドを安易に信用して行動を共にし、休憩中の
   レストランで金銭を盗まれた邦人がいますので、十分に注意してくだ
   さい。
 (ロ)ダカール市における治安が悪化しています。混雑する人込みの中で
   のスリや、人通りの少ない路上での強盗、恐喝、ひったくりは依然と
   して多発しています。

    最近、ダカール市内で日本人が被害者となった事例としては、以下
   のとおりスリやひったくり事案等が確認されています。
   ○2007年12月、昼間、独立広場付近
   ○2008年7月、昼間及び夜間、独立広場付近
   ○2008年7月、夕方、ポンピドゥー通り
   ○2008年10月、夕方、ワッカム通り
   ○2008年10月、昼間、プラトー地区
   ○2008年10月、夜間、コルニッシュ通り
    スリやひったくりのほとんどは、バナバナと呼ばれる路上行商人が
   複数で近寄り、1人から2人が注意を引いた上で、残りの者がズボンの
   ポケットやジャケットの内ポケット等から、財布や携帯電話、デジタ
   ルカメラ等を盗むといった手口です。悪質な路上商人には十分注意し
   てください。また、夜間の不要不急の外出は避けてください。夜間
   は、特に強盗などの凶悪犯罪が増えています。
 (ハ)夜間、タクシー乗車中に外部から襲われる強盗事件も発生していま
   す。2007年3月及び5月の夜間、ダカール市内において、日本人がタク
   シーに乗車中、突然何者かの侵入を受け被害に遭っています。タクシ
   ー乗車中のほか、車両乗車時は必ずドアをロックするように注意して
   ください。なお、タクシーの中には、ドアがロックできない古い車両
   もありますので注意が必要です。エアコンの効かないタクシーに乗っ
   て窓を開ける際は、必要以上に窓を開けないようにしてください。開
   けた窓から、物を盗まれたという事案も発生しています。
 (ニ)また、2007年11月、物価高騰に反対する労働組合側や営業を禁止さ
   れた路上商人がデモや反対行動を起こし、ダカールの中心部の路上で
   古タイヤや木材を燃やすなどの過激な行動を起こし、相乗した若者達
   が市役所や会社事務所を襲撃する事件が発生しています。デモや群集
   が騒いでいるような場所には、近寄らないように注意してください。

(2)陸路移動の旅行者等への注意事項
 (イ)2007年11月、ダカールからムブールに向かう乗合タクシーが走行中
   に歩行者を跳ね、ハンドル操作を誤り横転する事故があり、乗客であ
   った邦人が重体となった事故が発生しています(同事故では、歩行者
   1人及び同乗者1人が死亡しています。)。一般的にセネガルの車両、
   道路環境及び運転マナーは劣悪ですので、陸路で旅行される方は十分
   に気をつけてください。また、カザマンス地方への陸路旅行は下記
   (4)のとおり避けてください。
 (ロ)2007年8月、内陸の都市タンバクンダ近郊の幹線道路において深夜、
   通行車両に対する拳銃を所持した強盗事件が発生したとの情報があり
   ます。夜間、内陸部における車両移動は避けるようにしてください。
 (ハ)2009年5月13日、バマコ(マリ共和国首都)発ダカール行きの列車
   が、セネガルのゲデリ県タンバクンダ市バラ地区内において、死者5
   人、負傷者37人を出す脱線事故を起こしています。事故現場の軌道
   上、約50メートル区間のレールがなくなっていることが確認されてい
   ます。同列車の脱線事故は過去にも発生していますが、整備が不十分
   とみられるため、列車での移動は大変危険です。

(3)衛生関係に関する注意事項
   2007年10月、ダカール市を含む複数の都市でコレラの発生が確認され
  ています。飲料水はミネラルウォーターを使用し、手洗いの励行と加熱
  調理した物を食べるなどの自己管理に努めてください。

(4)やむを得ずカザマンス地方へ渡航・滞在される方への注意事項
 (イ)やむを得ずカザマンス地方(ジガンショール市、カップスキリング
   地区及びジガンショール市〜シガナル〜ウスイ〜ジャケンヌ〜カップ
   スキリング地区を結ぶ州道20号線を除く)に渡航・滞在される方は、
   襲撃・拉致の可能性があることから、陸路での旅行は避けてくださ
   い。
 (ロ)触雷の危険性があるため、アスファルト舗装道路から離れないでく
   ださい。
 (ハ)既に滞在中の方は、在セネガル日本国大使館、現地関係機関等より
   最新情報を入手してください。

(5)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの
   で、到着後遅滞なく在セネガル日本国大使館に「在留届」を提出して
   ください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はセネ
   ガルを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てく
   ださい。なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、
   http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。ま
   た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在セネガル日本
   国大使館まで送付してください。
 (ロ)万一の不測の事態に備え、食料、飲料水を備蓄しておくとともに、
   パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備してお
   き、さらに、退避手段についても常時確認しておいてください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
 ○外務省海外安全相談センター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在セネガル日本国大使館
  住所:Boulevard Martin Luther KING, DAKAR, SENEGAL
  電話: (221) 33-849-5500
  FAX : (221) 33-849-5555
  ホームページ: http://www.sn.emb-japan.go.jp/


▲TOP



【広域情報】はこちら 【安全対策基礎データ】はこちら 【テロ概要】はこちら