コンゴ共和国 Republic of Congo

スポット情報・危険情報 安全対策基礎データ テロ概要 在外公館アドレス

本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。

【感染症関連情報】 【感染症関連情報】はこちら

感染症危険情報が発出されています。(2009/11/16)

▲TOP

【危険情報】 危険情報とは?
本情報は2009/11/22現在有効です。
  【感染症関連情報】はこちら

コンゴ共和国に対する渡航情報(危険情報)の発出(2009/10/22)


 ●プール地方(首都ブラザビルを除く)
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
 ●上記以外の地域(首都ブラザビル及びクイール地方を除く)
    :「渡航の是非を検討してください。」(継続)
 ●首都ブラザビル及びクイール地方
    :「十分注意してください。」(継続)

地図1 
☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)コンゴ共和国では、2009年7月に大統領選挙が平穏裡に実施され、サ
  ス・ンゲソ大統領が再選されました。8月に正式に就任した同大統領は、
  新内閣とともに経済再建に取り組んでいます。しかし、同国では、長い
  間内戦(1997年〜2003年)が続いていたこともあり、首都ブラザビル市
  内には、内戦時の爪痕が未だに残っており、国民の間には、内戦で疲弊
  した後遺症や不安感がいまだに払拭されずに残っています。

(2)世界的な経済不況により、コンゴ共和国の国家収入を支える原油や木
  材の価格が下落しているため、未だに職に就けない旧反政府勢力兵士の
  不満や雇用率の悪化により、治安が悪化することも考えられます。

(3)キュベット地方西部及びサンガ地方西部地域は、エボラ出血熱の発生
  地域です。これらの地域では、エボラ出血熱が流行と終息を繰り返して
  います。

(4)コンゴ共和国はマラリアに感染するおそれのある地域です。熱帯熱マ
  ラリアは発症すると進行が速いことが多く、適切な治療が遅れれば死亡
  する場合もあります。

2.地域情勢
(1)プール地方(首都ブラザビルを除く)
  :「渡航の延期をお勧めします。」
   政府は、プール地方を拠点とする反政府勢力であるレジスタンス国民
  会議(CNR、通称ニンジャ)等が不法に保有する武器の買い取り計画を
  推進していますが、依然として武器を隠匿所持している者が多数いると
  みられています。2007年にはブラザビル郊外にて突発的に政府軍と反政
  府勢力との間で戦闘が発生し、複数の死者が出ました。このほか、反政
  府勢力が列車の運行を妨げたり、列車の乗客に対し強盗行為を働いたり
  するなどの事件が発生しています。2008年6月には、旧ニンジャ兵の指
  導者であるントゥミ牧師が武装解除を発表しましたが、プール地方を通
  過する列車等で発生する襲撃や、2008年7月の列車警備員の射殺など、
  反政府勢力の行動が依然として治安上の大きな懸念となっており、現在
  も、同地方の地域情勢には十分な注意が必要です。

   つきましては、同地域に渡航・滞在を予定されている方は、いかなる
  目的であれ、渡航の延期をお勧めします。

(2)上記以外の地域(首都ブラザビル及びクイール地方を除く)
  :「渡航の是非を検討してください。」
 (イ)上記以外の地域(首都ブラザビル及びクイール地方を除く)につい
   ては、衛生面の問題もあり、伝染病等にかかった場合、処置が遅れる
   可能性もあります。

 (ロ)ニアリ地方及びブエンザ地方は、かつては反政府勢力であったリス
   バ前大統領派民兵「ココイユ」の活動地域でしたが、政府が武器買い
   取り事業を進めた結果、治安は大きく改善され、復興も進んでいます。
   しかしながら、プール地方に接しているブエンザ地方東部では未だ武
   器を隠し持っている者や旧ニンジャ兵の往来も危惧されるため、細心
   の注意が必要です。

 (ハ)リクアラ地方のウバンギ川周辺では、現地住民とコンゴ民主共和国
   から逃れた難民との間に緊張がありますので、注意が必要です。

 (ニ)キュベット地方の西部及びサンガ地方の西部地域は、エボラ出血熱
   の発生地域です。エボラ出血熱のウイルスは最も危険なウイルスの一
   つとして知られており、有効なワクチンはなく、感染した場合の致死
   率は50%から90%とされています。2005年、キュベット地方でエボラ
   出血熱により10人が死亡しました。同地方では、これまでもエボラ出
   血熱が流行と終息を繰り返しています。

    つきましては、上記以外の地域(首都ブラザビル及びクイール地方
   を除く)に渡航・滞在を予定されている方は、渡航の是非について真
   剣に検討され、同地域に渡航する場合には十分な疾病及び安全対策を
   とることをお勧めします。

(3)首都ブラザビル
  :「十分注意してください。」
 (イ)2003年の停戦合意協定、2005年のニンジャの武装解除と合法政党へ
   の転換 の後、政府と反政府勢力との間の和平は進展し、政情は安
   定し治安は改善されました。しかし、2007年9月には治安部隊と元ニ
   ンジャ兵との間で銃撃戦が発生するなど、十分な注意が必要です。

 (ロ)2007年3月、隣国コンゴ民主共和国において、同国のベンバ上院議
   員(前副大統領)の私兵と同国政府軍との間で銃撃戦が発生し、ブラ
   ザビル市付近に砲弾が着弾したほか、ベンバ上院議員の私兵が一時的
   避難のため、コンゴ川を渡り不法に入国した可能性があります。この
   ため、コンゴ民主共和国の情勢の推移によってはブラザビルにも影響
   が及ぶ可能性もありますので十分注意してください。

(4)クイール地方
  :「十分注意してください。」
 (イ)州都ポワント・ノワールを中心としたクイール地方は、石油生産基
   地で外国人も多数働いていることから、他の地域に比べて、社会基盤
   (インフラ)も比較的整備されています。また、政府軍や警察が取締
   りを強化している地域であることから、同州全域において治安は比較
   的安定しています。

 (ロ)一方、2007年2月、保健省は、ポワント・ノワール周辺で約2800人
   がコレラ類似の疾患にかかり、少なくとも40人が死亡したと発表しま
   した。雨期に溢れ出た下水が現地住民居住区の井戸等を汚染したこと
   が原因とされていますので、現地での飲食物には注意してください。

3.滞在に当たっての注意
  滞在中は、下記の事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにして
 ください。また、在ガボン日本国大使館(コンゴ共和国には日本の大使館
 はなく、在ガボン日本国大使館が兼轄しています。)に滞在先や連絡先を
 通報するなど連絡を密にし、さらに、外務省、在ガボン日本国大使館、現
 地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。
  なお、コンゴ共和国は国際電話回線事情が悪いため、事件・事故等が発
 生した場合の迅速な対応が困難となる恐れもあります。万一、事件・事故
 に巻き込まれた場合には、あらゆる手段を利用し、在ガボン日本国大使館
 に連絡してください。
(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)日本人渡航者が少ないこともあり、日本人を被害者とする事件は報
   告されていません。しかし、事件に巻き込まれる可能性は十分考えら
   れますので、外出の際には身の周りの安全に十分気を付けてください。

 (ロ)多額の現金や大きなカバン、目立つ装飾品を身に着けての外出は控
   えてください。

 (ハ)自動車に乗車中は、ドアを必ずロックし、窓は開けないようにして
   ください。

 (ニ)首都ブラザビルは比較的平穏ですが、夜間の外出は、徒歩はもちろ
   んタクシーを利用する場合であっても危険ですので控えてください。

 (ホ)昼間も地元市場等の不特定多数が集まる場所への立ち寄りは十分注
   意してください。

 (ヘ)陸路コンゴ共和国へ入国する場合には、事件・事故に巻き込まれて
   も緊急連絡のための通信手段が確保できず、迅速な対応が非常に困難
   ですので、陸路での入国はできる限り避けてください。

 (ト)鉄道は、民兵に襲撃されたり、レールの老朽化に起因する事故に遭
   遇するおそれがあるので、極力利用しないでください。

 (チ)治安当局による検問には素直に応じるとともに、身分を証明するも
   のを常時携行してください。

 (リ)降雨など気象条件の変化等により、各種感染症の発生・流行が懸念
   されます。渡航に当たっては各種予防接種を受けるほか、生活環境全
   般における衛生管理の徹底を図るとともに、上下水道が整備されてい
   ない地域に渡航される場合には十分な疾病、衛生対策をとることをお
   勧めします

 (ヌ)マラリアに罹患すると風邪によく似た症状がみられます。防蚊対策
   を十分に講じた上、万一そのような症状が現れた場合には、マラリア
   を疑い血液検査を受けるなど適切に対処してください。

 (ル)コンゴ共和国では、航空便の運航スケジュールが不安定であり、ま
   た整備の行き届いていない航空機も運航されています。同国に赴く際、
   航空会社の利用・選定に当たっては、事前に綿密な情報収集を行う等、
   十分注意してください。

(2)長期滞在者全般向けの注意事項
 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
   到着後遅滞なく在ガボン日本国大使館(コンゴ共和国を兼轄)に「在
   留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生
   じたとき又はコンゴ共和国を出国する(一時的な旅行を除く)ときは、
   必ずその旨を届け出てください。
    なお、在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット、
    http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。ま
   た、郵送、FAXによっても行うことができますので、在ガボン日本国
   大使館まで送付してください。

 (ロ)不測の事態に備え、食料、飲料水、必要な医薬品を備蓄しておくと
   ともに、パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準
   備しておいてください。また、自家用車はガソリンを満タンに保ち、
   常に良好な状態にしておいてください。

(3)隣国のガボン、カメルーン、中央アフリカ、アンゴラ及びコンゴ民主
 共和国に対しても、それぞれ危険情報が発出されていますので御留意ください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局海外邦人安全課(医療関係以外)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
 ○外務省領事局政策課(医療関係)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850
 ○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
              http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版)
 ○在ガボン日本国大使館(Ambassade du Japon au Gabon)(コンゴ共和
  国を兼轄)
  住所:Boulevard du Bord de Mer, B.P.2259, Libreville, Gabon
  電話: (241) 732297
  FAX : (241) 736060


▲TOP



【広域情報】はこちら 【安全対策基礎データ】はこちら 【テロ概要】はこちら