| フィリピン:デング熱の流行 | ||||||
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1.デング熱の流行 在フィリピン日本国大使館からの情報によると、フィリピン保健省は、 2010年1月から6月26日までのフィリピン国内全体のデング熱の感染者数が 25,283人(うち死亡者190人)確認されており,昨年同時期の感染者と比 較して40%増加している旨公表しています。また,各地で集団発生が確認 されているダバオ・デル・スール州ディゴス市においては,感染者253人 (うち死亡者10人)が確認された状況を受け,市が災害宣言を発出してい ます。 2010年1月から6月26日までのフィリピン保健省発表の地域別感染者数は 以下のとおりです。 東ビサヤ地域 2,940人(うち死亡者31人) 中部ミンダナオ地域 2,708人(うち死亡者 9人) カラバルソン地域 2,751人(うち死亡者 7人) マニラ首都圏 2,618人(うち死亡者20人) 中部ビサヤ地域 2,469人(うち死亡者17人) ダバオ地域 2,335人(うち死亡者18人) 西ビサヤ地域 2,198人(うち死亡者14人) 北ミンダナオ地域 2,084人(うち死亡者33人) フィリピンに渡航・滞在を予定されている方は、下記2.(4)を参考 に予防に努めてください。 2.デング熱について (1)感染源 デング熱はデングウイルス(フラビウイルス属で1〜4型まである)を 持つ蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に刺されることで感染 します。感染は必ず蚊が媒介し、人から人への直接感染はありません。 一度かかると免疫ができますが、異なった型のデングウイルスに感染し た場合は再発症します。デング熱を媒介する蚊の活動はマラリアを媒介 するハマダラカと異なり、夜明け少し前から日暮れまでの間(特に朝と 夕方)です。 (2)症状 3〜15日(通常5〜6日)の潜伏期を経て、突然の発熱で始まります。 38〜40度程度の熱が5〜7日間続き、激しい頭痛、眼窩後部痛、関節痛、 筋肉痛、発疹を伴います。この発疹は風疹と同じような小さな紅斑で、 かゆみや痛みはありません。また、発熱期の後期や解熱後に軽い皮下出 血が足や脇の下、手のひらなどに現れます。通常、症状が現れてから自 然軽快するまでの期間は7日間前後です。 (3)治療方法 デング熱には特効薬がなく、一般に対症療法が行われます(デング熱 が疑われた場合には、鎮痛解熱剤としてアスピリン等の使用は避け、ア セトアミノフェンを使用することをお勧めします。)。特別な治療を行 わなくても重症に至らない場合が多く、死亡率は1パーセント以下であ ると言われています。ただし、時折デング出血熱という重篤な病気に至 ることがあります。デング出血熱は、口や鼻等の粘膜からの出血を伴う もので、死亡率の低いデング熱と異なり、通常でも10パーセント前後、 適切な手当がなされない場合には、40〜50パーセントが死亡すると言わ れています。出血熱は発熱して2〜7日してから発症することが多いよう ですが、デング熱にかかった人がデング出血熱になるかどうかは事前に 予測ができません(大人よりも小児に多発する傾向があります。)。 (4)予防方法 デング熱には予防接種も予防薬もなく、蚊に刺されないようにするこ とが唯一の予防方法です。デング熱発生地域に旅行を予定されている方 は、次の点に十分注意の上、感染の予防に努めてください。 ●デング熱を媒介するネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等は古タイヤの 溝などのわずかな水たまりで繁殖するため都市部でも多くみられるこ とを念頭に置き、外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用に より肌の露出を少なくし、肌の露出した部分には昆虫忌避剤(虫除け スプレー等)を2〜3時間おきに塗布する。 ●室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや) 等を効果的に使用する。 ●規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。 ●突然の高熱や頭痛、関節痛や筋肉痛、発疹等が現れた場合には、デン グ熱を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。 (問い合わせ先) ○外務省領事局政策課(海外医療情報) 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850 ○外務省領事サービスセンター(海外安全担当) 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/ http://www.anzen.mofa.go.jp/i/ (携帯版) ○在フィリピン日本国大使館: http://www.ph.emb-japan.go.jp/index_japanese_version.htm | ||||||
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なし | ||||||
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