| エチオピアに対する渡航情報(危険情報)の発出 | ||||||
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☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。 1.概況 (1)エチオピアでは2005年5月に総選挙が行われましたが、6月と11月には 選挙結果をめぐって首都アディスアベバで野党を支持するデモ隊と警官 隊との間で衝突が発生し、多数の死傷者及び逮捕者が出ました。また、 その後アディスアベバ市内各地で発生した暴動は地方都市にまで拡大 し、住民と治安部隊との衝突により多数の死傷者が発生しました。現 在、総選挙結果をめぐる暴動の刑事責任を問われて逮捕された野党幹部 等の裁判が行われており、裁判の行方等によっては治安情勢が不安定化 する可能性もあります。 (2)アディスアベバでは、2006年に公共交通機関を標的とした爆弾テロに よる死傷事件が発生したほか、2007年には、ミレニアム行事が行われて いた教会付近で手榴弾の投てき事件(死傷者なし)が発生しています。 ソマリ州ジジガでは、2007年、州政府主催のミレニアム行事式典会場で の手榴弾投てき事件が起き、市場、教会において爆弾による死傷事件が 発生しています。 (3)エリトリアとの関係は、国境画定をめぐって、両国が国境周辺に軍を 増強配備したことから緊張が高まっています。国境付近には、暫定的安 全地帯(幅25kmの緩衝地帯)が設置されており、国連(UNMEE)の管理 の下で立ち入り禁止となっています。 (4)ソマリアでは、イスラム勢力過激派が首都を中心にエチオピア軍及び ソマリア暫定政府(TFG)軍に対してゲリラ攻撃を行っており、ソマリ アとの国境付近は依然として危険な状態です。 2.地域情勢 (1)ティグライ州最北部及びアファール州最北部 :「 退避を勧告 します。渡航は延期してください。」 現在エリトリアとの国境付近に設置されている暫定安全地帯(幅25km の緩衝地帯)は、国連(UNMEE)の管理下に置かれ、立入りが禁止され ています。また、2003年7月上旬以降から現在に至るまで、断続的に起 こっている小規模な衝突以外にも、数度の銃撃戦が発生し、市民にも死 傷者が発生しています。2005年10月には、エリトリアが国連に対し、領 空内の飛行を禁止したほか、2006年9月には、暫定安全地帯内にエリト リア軍が戦車を配備しています。2007年には、アファール州北東部にお いて、ヨーロッパ人が反政府勢力に拉致される事件が発生しています。 つきましては、エリトリアとの北部国境地帯(ティグライ州最北部及 びアファール州最北部)に滞在中の方は、情勢が安定するまで安全な場 所に退避するとともに、退避に際し又は退避後速やかに、退避手段(便 名等)及び退避先を在エチオピア日本国大使館に連絡してください。や むを得ない事情により残留される方は、在エチオピア日本国大使館と緊 密な連絡を維持するとともに、いつでも退避できるように準備してくだ さい。また、どのような目的であれ、ティグライ州最北部及びアファー ル州最北部への渡航は、事態が収拾されるまでの間延期してください。 (2)ソマリ州 :「渡航の延期をお勧めします。(退避の可能性も検討してくださ い。)」 ソマリ州東部では、オガデン民族解放戦線(ONLF)を中心とした反政 府勢力が、ジジガ以南において政府軍と度々衝突しています。ソマリ州 の各町においても、民族間抗争により死傷者が出るなど治安状況は安定 していません。2007年には、ソマリ州の中国系石油施設をONLFゲリラが 襲撃し、多数の死傷者が出ました。州都ジジガでは、爆弾事件が度々発 生し、死傷者が出ています。現在、エチオピア政府はソマリ州において ONLFの掃討作戦を行っており、状況は危険です。また、アディスアベバ −ジブチ(隣国)間の鉄道の駅、市場、教会等の人の多く集まる場所に 爆発物が仕掛けられる傾向がみられます。ソマリア国内でのエチオピア 軍の駐留を受け、イスラム勢力がエチオピアへの聖戦を宣言しているこ とから、ソマリアとの国境付近ではテロ又はゲリラ事件が発生する可能 性が高く、非常に危険です。 つきましては、ソマリ州への渡航については、治安が完全に改善され るまでの間、どのような目的であれ延期するようお勧めしますととも に、滞在中の場合は退避の可能性をあらかじめ検討してください。 (3)ガンベラ州 :「渡航の延期をお勧めします。」 エチオピア西南部のガンベラ州は、以前から民族間抗争の激しい地域 であり、2003年12月には大規模な民族間衝突が発生し、州行政機能が麻 痺して数百人規模の死者が出ました。また、報道によると、2005年10月 には警察署が正体不明の武装集団に襲撃され、州警察本部長等5人が殺 害され、数人の市民が負傷する事件が発生しました。 つきましては、ガンベラ州への渡航は、治安が完全に改善されるまで の間、どのような目的であれ延期するようお勧めします。 (4)ティグライ州西部、アファール州中部・南部、南部諸民族州西部・南 部、ベニシャングル・グムズ州西部、オロミヤ州南部・同州東部のディ レダワ市周辺及びハラール州周辺、ディレダワ市及びハラール州 :「渡航の是非を検討してください。」 上記地域では、過去にケニアとの国境沿いに位置するモヤレのホテル で爆破事件が起きました。これ以外にも、民族抗争・強盗による被害が 発生しています。また、政府軍とオロモ解放戦線(OLF)、ONLF等の反 政府勢力の活動が活発化しています。 つきましては、これら地域については、渡航の是非を含め自らの安全 につき真剣に検討するとともに、渡航される場合には、十分な安全対策 をとるようお勧めします。これら地域に滞在中の方は、夜間の外出を極 力控え、昼間であっても単独行動を避け、できるだけ警備員付きの複数 の車両で移動するよう十分留意し、危険を避けるようにしてください。 (5)その他の地域 :「十分注意してください」 (イ)アディスアベバでは、2006年に公共交通機関を狙った爆弾事件によ り、多数の死傷者が発生しました。また、地方では強盗事件が多発し ており、とりわけ夜間の幹線道路で通行車両を狙った銃器使用の強盗 殺人事件が発生しています。 つきましては、アディスアベバ市及び地方の都市部に滞在される方 は、デモ、政治集会の他、学校を含め人が多く集まる場所にはできる だけ近づかない等、周囲の情勢の推移に十分注意して行動してくださ い。また、暴動が発生する可能性が高いマルカート地区、ピアッツァ 地区は宿泊を含めて立入りを避けてください。 (ロ)爆弾テロや不測の事態に巻き込まれることのないよう、在エチオピ ア日本国大使館等から最新の関連情報の入手に努め、ミニバスの利用 はできる限り控える、政府経営のホテルやレストランを含む政府関連 施設など、テロの標的の可能性がある施設等危険な場所にはできる限 り近づかない、大勢の人が集まる場所では周囲の状況に注意を払い警 戒するなど、安全確保に十分注意してください。 (ハ)一般犯罪としては、強盗、スリ、ひったくり等の犯罪が発生してい ます。このほか、アディスアベバ市内では、反政府組織によるものの ほか、個人的怨恨による手榴弾を使用しての殺傷事件等の爆弾事件が 発生しており、十分な注意が必要です。特に長距離バスの停留所、マ ルカート(市場)等の人の多く集まる場所において爆発物が仕掛けら れる傾向がみられます。 (ニ)市内において、観光ガイドを装った客引き等が飲食店に誘うなどし た後、法外な金額を請求する事件が発生し、邦人旅行者も被害に遭っ ています。また、市内には物乞いが多数いますが、最近これら物乞い による外国人に対する嫌がらせ・傷害事件が増えてきています。特 に、夜間移動中の車両強盗等が多発していますので、これらの地域に 渡航・滞在する方は、犯罪や事件に巻き込まれないよう安全に十分注 意してください。 3.滞在に当たっての注意 滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてく ださい。また、外務省、在エチオピア日本国大使館、現地関係機関等より 最新情報を入手するよう努めてください。 (1)渡航者全般向け注意事項 (イ)エチオピア国内では、散発的に爆弾テロ事件が発生しています。ま た、ソマリアでは、2006年末に国内のイスラム勢力とエチオピアの支 援を受けたTFG軍との間で戦闘が開始しました。このイスラム勢力は、 ソマリア国民のみならず他国のイスラム教徒に対しても、エチオピア に対する聖戦(ジハード)を呼び掛けています。また、米国がソマリ ア国内のアル・カーイダの拠点を空爆したことから、エチオピアを含 む東アフリカ地域で、テロの脅威が増しているといわれています。エ チオピア政府は、首都アディスアベバ市内等において警備強化を行っ ていますが、エチオピア国内でテロ等の不測の事態が発生する可能性 は排除されません。各国の在外公館、政府関連施設、軍関係施設、ホ テルやレストラン、ショッピング街、スーパーマーケット、マルカー ト(市場)などの多数の人が集まるような場所はテロの標的になりや すいので、できるだけ近づかないよう注意してください。やむを得ず それらの場所を訪問する場合は、必要最小限の滞在を心掛け、滞在時 にも周囲の状況に十分注意してください。また、ミニバス等公共交通 機関の利用は極力控え、仮に利用する場合でも、所持者不明の荷物等 が置き去りにされていないか等細心の注意を払い、自らの安全確保に 十分注意してください。 (ロ)ホテル内での強盗や盗難被害が発生していますので、安全対策のし っかりした施設を選ぶ等の対策が必要です。 (ハ)日本人の被害状況としては、依然としてひったくりや置き引き、バ ス・タクシー内でのスリが後を絶ちません。詳しい犯罪手口について は、「安全対策基礎データ」を御参照ください。 (ニ)アディスアベバ市内では、最近自動車が急増したことから、交通事 故が多発し、死傷者も増加しています。車両を使用する場合は、信頼 のおける運転手に依頼するよう心掛けてください。 (2)観光旅行者向け注意事項 ラリベラ、アクスム、ゴンダール等観光地での外出時は、バッグ等は 肩からたすき掛けに持ち、見知らぬ者(含む子供)から声をかけられて も、まず、所持品(バッグ類)に注意を払うようにしてください。ま た、ホテル内においても盗難被害が発生しておりますので、貴重品の保 管に十分注意してください。 (3)長期滞在者向け注意事項 (イ)現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですの で、到着後遅滞なく在エチオピア日本国大使館に「在留届」を提出し てください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はエ チオピアを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出 てください。なお、在留届の届出は、郵送、FAXのほか、インターネ ット( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行うことがで きます。 また、3か月以内の滞在であっても、緊急事態が発生した場合に備 え、緊急連絡先、滞在予定等を大使館に連絡してください。 (ロ)外出の際には身の周りの状況に十分注意してください。また、規模 の大きな行事には不用意に参加するのは極力控えるなど、犯罪に巻き 込まれないよう注意してください。 (ハ)車両を利用して外出する際には、見知らぬ者を乗車させない、乗車 の際には周囲の安全確認を励行するようにしてください。 (ニ)外出先及び自宅や職場の周辺で不測の事態が起きた場合は、直ちに 日本大使館に連絡してください。 4.隣国のソマリア、ケニア、スーダン、エリトリア及びジブチに対して、 別途それぞれ危険情報が発出されていますので御留意ください。 (問い合わせ先) ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く) 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ) 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680 ○外務省海外安全相談センター 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/ ○在エチオピア日本国大使館 住所:Kirkose Kifle Ketama K.19 H.No.653, Addis Ababa, Ethiopia (P.O.Box 5650) 電話: (251-11) 551-10-88 | ||||||
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