送信日時:2007/12/07
情報種別:渡航情報(危険情報)
本情報は2009/11/22現在失効しています。最新情報をご覧下さい。

ハイチに対する渡航情報(危険情報)の発出
本情報は、海外に渡航・滞在される方が自分自身の判断で安全を確保するための参考情報です。本情報が発出されていないからといって、安全が保証されるというものではありません。
本情報は、法令上の強制力をもって、個人の渡航や旅行会社による主催旅行を禁止したり、退避を命令するものでもありません。
海外では「自分の身は自分で守る」との心構えをもって、渡航・滞在の目的に合わせた情報収集や安全対策に努めてください。
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 ●全土
    :「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
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別添資料
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☆詳細については、下記の内容をよくお読みください。

1.概況
(1)首都圏では、国家警察(PNH)及び国連ハイチ安定化ミッション
  (MINUSTAH)の治安維持活動により、襲撃や誘拐事件が減少するなど、
  治安状況の改善がみられます。

(2)地方においても、PNH及びMINUSTAHの治安維持活動により、武装集団
  による凶悪犯罪は減少傾向にあります。しかし、首都圏同様、依然とし
  て正体不明の集団による誘拐、殺人等の凶悪事件が発生しています。

2.地域情勢
(1)首都圏(ポルトープランス、ペチョン・ビル及びその周辺地域)
  :「渡航の延期をお勧めします。」
   国家警察(PNH)及び国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)によ
  る治安維持活動により、首都圏を中心に多くの窃盗犯、凶悪犯、違法銃
  器所持者、指名手配班、及び武装集団の首領・構成員等が逮捕され、治
  安状況の改善がみられます。しかし、いまだ正体不明の集団等による襲
  撃、誘拐事件等の凶悪事件が発生しているほか、麻薬絡みの犯罪が増加
  しています。また、年末年始は凶悪事件が増加する傾向にあります。し
  かし、政治的背景のない正体不明の集団による無差別的な誘拐・殺人、
  強盗殺人等の凶悪事件が依然として多発しており、日本人が被害に遭う
  可能性も排除されませんので、引き続き注意が必要です。

  <最近発生した主な凶悪事件等>
  ・7月 ポルトープランスで誘拐
  ・8月 ペチョンビルで武装集団が会社役員を誘拐
     ラバラス党の上院議員選候補が行方不明
  ・9月 ペチョンビルで武装集団が米国人とハイチ人を誘拐デルマ33
    地区で武装した男が出勤前の会社員を銃撃
  ・10月 ポルトープランスのダウンタウンで武装集団が商店街を襲撃ポ
   ルトープランス国際空港付近で誘拐ペチョンビルでスイス人が誘拐武
   装集団がラバラス党役員を誘拐
  ・11月 ポルトープランス国際空港付近で誘拐デルマ75地区で武装集団
   が2歳児を拉致ポルトープランスで武装集団が電話公社職員を誘拐ポ
   ルトープランスで武装集団が商店店主を誘拐

   首都圏においては、誘拐等を含めた凶悪犯罪が多数発生していますの
  で、同地域への渡航は、目的のいかんを問わず、延期するようお勧めし
  ます。

(2)西県(首都圏については上述2.(1)参照)、アルティボニット
  県、北県
  :「渡航の延期をお勧めします。」
   首都圏以外の西県は、PNH及びMINUSTAHの治安維持活動により、武装
  集団による凶悪犯罪は減少傾向にありますが、ポルトープランス近郊の
  カルフール等で武装集団による事件が発生しています。ゴナイーブ(ア
  ルティボニット県)、カップ・アイチアン(北県)では、武装集団によ
  る凶悪事件や麻薬絡みの事件が報じられています。

  <最近発生した主な凶悪事件等>
  ・7月 アルティボニット県ウィッチクラフトで住民3人がリンチ
      西県ゴナーブ島で武装集団が住民を脅迫
  ・10月 アルティボニット県ゴナイーブで殺人
      北県カップアイシャンで誘拐
  ・ケンスコフで誘拐

   また、同地域では犯罪が多数発生し、特にカップ・アイチアン(北
  県)、ゴナイーブ(アルティボニット県)、クロワ・デ・ブケ(西県)
  等の地域では、誘拐事件が多発しています。これらの地域を含む同地域
  への渡航は、目的のいかんを問わず、延期するようお勧めします。

(3)中央県、北西県、北東県、南東県、南県、ニップ県及びグランダンス
  県
  :「渡航の延期をお勧めします。」
   中央県、北西県、北東県、南東県、南県、ニップ県及びグランダンス
  県では、PNH及びMINUSTAHの治安維持活動により、治安はいまだ流動的
  ではあるものの、落ち着いてきています。ただし、首都圏で展開中の武
  装集団掃討作戦により壊滅した武装集団の構成員が逃亡し、これらの地
  域に潜んでいるおそれがありますので注意が必要です。また、これらの
  地域では、橋の老朽化や道路の陥没、未舗装、落石や瓦礫の散乱等道路
  事情が劣悪なため、雨天や夜間の移動は危険であるほか、救援も困難で
  す。ハリケーンの影響によりいまだ通行不能な道路もあります。

  <最近発生した主な凶悪事件等>
  ・7月 中央県ソードで誘拐
  ・10月 ポルトープランス発南県レカイ行きのバスを武装集団が襲撃

   同地域では誘拐や強姦等の凶悪犯罪が多発していますので、同地域へ
  の渡航は、目的のいかんを問わず、延期するようお勧めします。

3.滞在に当たっての注意
  上記のとおりハイチの治安情勢は非常に厳しく、特に観光等の不要不急
 の渡航や、国内全地域における移動、また陸路による国境の移動は極めて
 危険なため、厳に差し控えるようお勧めします。このような治安情勢にも
 かかわらず、やむを得ない事情で同国に渡航・滞在される方は、身辺警護
 員を付けるようお勧めします。
(1)短期滞在者向け注意事項
   上記情勢のとおり、ハイチへの渡航・滞在は、目的のいかんを問わ
  ず、延期するよう強くお勧めします。やむを得ない理由により同国に渡
  航・滞在する場合は、不測の事態に巻き込まれることのないよう最新の
  治安情報の入手に努めるとともに、不要不急及び単独での外出は極力控
  え、自らの安全確保に十分注意するよう心掛けてください。
   現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、
  到着後遅滞なく在ハイチ日本国大使館に「在留届」を提出してくださ
  い。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はハイチを去る
  (一時的な旅行を除く。)ときは、必ずその旨を届け出てください。な
  お、在留届の届出は、郵送、FAXのほか、インターネット
  ( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行うことができま
  す。
 (イ)やむを得ない理由で長期、短期にかかわらずハイチに渡航・滞在す
   る際には、入国次第、緊急連絡先を必ず在ハイチ日本国大使館に連絡
   するようお願いします。
 (ロ)ハイチにおいては、度重なる政情不安、極度の貧困等に起因する治
   安の悪化は上記のとおり深刻です。やむを得ない理由でハイチに渡航
   ・滞在する場合は、必ずハイチ渡航前に十分な警備対策が講じられて
   いる宿泊施設や交通手段を確保するとともに身辺警護員を付けるよう
   お勧めします。同国到着後の宿泊施設等の確保は非常に困難です。
 (ハ)空港では外国人渡航者を狙った犯罪が多いので、現地に知人等がい
   る方は空港送迎を依頼してください。また、タクシー(空港指定業者
   を含む)につ いては、台数そのものが少ない上、法外な金額を要求
   してきたり、交渉後に別途料金を請求してくる場合も見受けられ、ま
   た車輌の安全性にも問題がありますので、利用はお勧めできません。
 (ニ)強盗・誘拐・殺人等の凶悪事件が日常化していますので十分注意し
   てください。特に誘拐事件は手口が多様化しており、ターゲットも富
   裕層のハイチ人に限らず、あらゆる階層のハイチ人及び外国人にまで
   拡大しています。また、時間帯を問わず昼夜関係なく発生しているこ
   とから、不要不急及び単独での外出は控える、犯罪の温床といわれて
   いるスラム街には絶対近寄らない、日中であっても徒歩による移動は
   避ける、移動に際し警備員を付ける等、自らの安全確保に十分注意す
   るよう心掛けてください。誘拐から自分自身と家族の安全を守る心構
   えとして、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知され
   ない」の三原則を念頭に、日常における予防を忘れないでください。
   また、「移動時間や経路を変更する」、「外出や帰宅時に、不審者や
   不審車両が見当たらないかチェックする」等の注意が必要です。(詳
   細はホームページ:
    http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html を参照してく
   ださい。)また、両替所や銀行への立ち寄り後に強盗事件が多発して
   いますので、注意が必要です。
 (ホ)スラム街は犯罪の温床と言われており、一般のハイチ人でさえ避け
   る場所ですので、絶対に近寄らないよう注意してください。
 (へ)日中であっても、徒歩による移動は誘拐等の犯罪に巻き込まれる危
   険が高いので、避けてください。また、夜間は事件が特に多発してい
   ますので、車両であっても外出は絶対に控えてください。
 (ト)外出中に不測の事態が起きた場合は、速やかにホテルに戻り、事態
   が収まるまで待機し、在ハイチ日本国大使館と連絡を取り合うように
   してください。ホテルに戻れない場合には、近くのMINUSTAH兵又は警
   察官に助けを求めるようにしてください。

(2)長期滞在者向けの注意事項
 (イ)90日以内の一般観光旅行は査証取得の必要はありませんが、目的、
   期間に応じて滞在許可の取得、更新が必要となりますので、自身の目
   的に応じた手続きについてあらかじめ調査しておくことが必要です。
 (ロ)不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の治安情報の入手
   に努めるとともに、不要不急及び単独での外出は控え、自らの安全確
   保に十分注意するよう心掛けてください。
 (ハ)住居を選ぶ際には、周囲の治安状況、建物の警備状況、電気及び水
   の供給状況をよく検討してください。ホテルに滞在する場合も、常時
   武装警備員が配置されている等、警備レベルの高いホテルを選んでく
   ださい。
 (ニ)不測の事態に備え、食料、飲料水を備蓄しておくとともに、パスポ
   ート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておき、さ
   らに退避手段についても常時確認しておいてください。


(問い合わせ先)
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3496
 ○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐に関する問い合わせを除く)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
 ○外務省海外安全相談センター(国別安全情報等)
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2903
 ○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
 ○在ハイチ日本国大使館
  住所:Villa Bella Vista No.2, Impasse Tulipe-Desprez,
      Port-au-Prince, Haiti (P.O.Box 2512)
  電話: (509) 245-3333、245-5875
  FAX : (509) 245-8834


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