重要なお知らせ

オンライン安否照会システム
~利用案内~

外務省は、2011年7月より、海外での大規模緊急事態の際に本ホームページ上で邦人の安否を確認する新しいシステムを開設しましたので、その概要について、次のとおりご案内いたします。

本システムに関する問い合わせは、外務省海外邦人安全課(外務省代表:03-3580-3311)までご連絡ください。

1.「オンライン安否照会システム」とは

オンライン安否照会システムとは、海外で大規模な災害・事件が発生して邦人が多数巻き込まれる可能性がある場合に、外務省の海外安全ホームページ上で安否照会を本邦及び海外の照会者が依頼することができるシステムです。照会者(被照会者の親族の方:二親等以内)は、受付けの際に与えられる受付番号とパスワードにより、その後いつでも、外務省や在外公館が実施する安否確認の結果や情報の更新を同ホームページ上で確認することができます。

これまで、大規模な緊急事態にあっては、外務省や在外公館に照会の電話が殺到し、一時的に回線がふさがってしまい、そのようなことが連日続くなど、円滑な対応が困難になる場合がありました。しかし、本システムにより、電話の混雑が緩和され、安否の照会並びに外務省・在外公館での安否確認作業がより円滑に行われることが期待されます。

近年、日本人が海外旅行をする機会が増え、海外における自然災害や事故、テロ事件など緊急事態に遭遇する可能性も増えています。そのような際には、その地域に旅行・滞在されている方が、本邦のご家族等に自らの安否・所在を直接連絡し、家族等を安心させることが最も効果的であり、そのためにも、海外に渡航される方は、旅行中の日程・連絡先を必ず本邦の家族等に残しておくとともに、旅行の間も、家族等との連絡を絶やさないでおくことが大変重要です。しかしながら、そのような方法による連絡が困難な場合もあります。本システムは、そのような場合に、通常の電話による照会に加えて、オンラインでも照会できる有益な手段として活用いただけることを期待しています。

本システムは、大規模な緊急事態が発生した際にのみ外務省の海外安全ホームページ上に立ち上げられ、利用が可能となります。平時はホームページ上に利用案内のみが掲載されています。災害・事故が比較的小規模な場合は、これまで同様、安否照会は海外邦人安全課(誘拐・テロの場合は邦人テロ対策室)で受け付けます。なお、本システムは、災害・事件の発生から1か月を経過した時期を目処に閉鎖することになります。引き続き、安否の確認が必要な場合は、外務省海外邦人安全課等が直接の窓口となります。

2.システムの操作方法

オンライン安否照会システムは、大規模な緊急事態の際に本ホームページ上に立ち上がります。詳しくは、同システムのガイドに従って操作していただければ登録が完了するようになっていますが、概略は以下のとおりです。

(1)災害・事件・事故の選択

まず、「トップページ」で照会者が安否を確認したい被災者(被照会者)が関係している災害・事件を選択します。

なお、同ページにも記載されていますが、これ以降のどのページでもブラウザの「戻る」ボタンを押さないようお願いいたします。画面内の下部に「戻る」ボタンに相当するボタンがあるのでこれを押してください。

(2)受付番号・パスワード取得

次に、「メニュー」の中の「①はじめての方」の項で、「受付番号・パスワードの取得」をクリックして進んでください。

「入力画面」で照会者(お問い合わせをいただいている方:自分)の名前、電話番号、メールアドレスなどを入力し、確認ボタンを押します。続いて、入力内容について「登録」を押します。

上記に登録したメールアドレスにメール(「外務省安否照会サイトから、仮登録のお知らせ」)が送られてきますので、そのメールの中にあるURLをクリックして受付番号とパスワードを取得します。このとき、送付されてくるメールが受信箱(Inbox)に来ないで迷惑メール(Junkmail)に来てしまう可能性もありますのでご注意ください。

なお、ここで受付番号とパスワードを取得する際、アルファベットの大文字や小文字、数字が混じっていて間違えやすいので、慎重に書き写すか又は印刷をし、念のためコピーペーストで別のアプリケーションに保存しておくことをお勧めします。

(3)ログイン

次に、「メニュー」の中の「②ご利用内容の選択」の項で、【被災された方の基礎情報について】を選択し、次いで、「③ログイン」の項で、先の作業で入手した受付番号及びパスワードを入力し、ログインのボタンを押します。

(4)被災者情報の入力

つづいて、「新規登録」の画面で、「氏名」や「被災者と照会者と関係」等の必須項目を入力します。被災者情報は1つの受付番号で3人まで登録できます。4人以上の登録の場合は、これまでと同じ作業を行い、別の受付番号を取得してください。朱色の「必須」項目その他をすべて入力し、画面下の「確認」ボタンを押すと登録内容の「確認画面」に移行しますので、「登録」を押せば登録が終了します。

なお、「被災者と照会者の関係」では、同関係が配偶者及び兄弟姉妹の場合は「親類」の項目を選んでください。また、「氏名」や「フリガナ」の入力では姓のあとすぐに名前を入力してください(スペースなどは入れない)。

以上で登録が完了します。これ以降は、本情報が外務省及び在外公館で共有され、安否確認作業の進捗に応じて、随時、情報が追加・更新されます。それらの情報は、以下の作業によりご確認下さい。

(5)被災者情報の確認

「メニュー」の中の「②ご利用内容の選択」の項で、【被災された方の安否の情報について】を選択し、被災者情報が追加、更新されているかにつきご確認願います。

「安否状態」が「調査中」から「無事」となれば、安否確認は完了です。外務省・在外公館による調査により被照会者の安否が確認された際には、オンライン上の情報を更新するとともに、その旨を照会者に別途電話でご連絡いたします。

なお、照会者が自ら被照会者の安否を確認できた場合には、必ず、オンライン上に「無事」として情報を更新して頂くか、お電話でその旨教えていただけますようお願いいたします。

3.本システムに関するQ&A

(1)開設のメリットは?

これまでは、緊急事態にあっては、外務省に邦人の安否照会の電話が殺到して一時的に回線がふさがってしまったり、それ以降も安否確認のため同じ照会者からの電話が継続するなど、安否照会の円滑な受付けが困難になる場合がありました。しかし、本システムにより、電話の混雑が軽減され、また、一度登録されれば、翌日以降、いつでも、外務省・在外公館で行われる情報の更新をネット上で確認することが可能となります。

また、外務省・在外公館にとっても、照会者により入力された情報や、外務省に電話で問い合わせがあった情報が整理され、同じサーバー上で管理・共有されるので、安否確認に係わる作業の効率が大幅に改善されることになります。

(2)全米・カナダ邦人安否確認システムとの違いは?

2006年に開始された全米・カナダ邦人安否確認システム(以下、「全米システム」)は、いわゆる災害用伝言ダイヤルであり、災害・事件の発生地域にいる被照会者の生年月日と電話番号がパスワードになり、照会者と被照会者が同システムに電話をしてメッセージを録音し、それを聞くことで被照会者の安否を確認することができるものです。

これに対して、オンライン安否照会システム(以下、「オンライン・システム」)は、照会者と被照会者による電話上でのメッセージの確認ではなく、照会者と外務省・在外公館によるインターネット上での情報の共有による安否の確認であり、独自のパスワードによってアクセスを確保しています。

両システムの違いとしては、全米システムはアメリカとカナダを主要な対象地域としているのに対し、オンライン・システムは全世界を対象としているほか、安否確認の方法もまったく異なっています。仮に北米地域で大規模災害が発生した場合、両システムが共に役立ちうると考えられます。

(3)誰でも利用できるのか?

原則として、安否照会の対象は日本人です。また、混乱を避けるため、照会者は原則として被照会者の二親等以内の親族の方に限定させていただきます。

(4)利用料金は?

無料です。

(5)安否照会に係わる個人情報はどのように扱われるのか?

行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の関係法令及び外務省規則により適切に保存・管理されます。同法第8条の規定(利用目的以外の目的のための利用・提供を制限するもの)に反して個人情報を公表することは決してありません(ただし,現地で安否確認のために,同法第8条第2項(利用目的以外の目的のための利用・提供制限の例外規定)が定める規定に基づいて,公益性の有無等を判断した上で,関係者に伝達する場合があります)。

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